みずほ証券、富裕層ビジネスで組織再編と戦略転換？富裕層シフトとテクノロジー活用で成長目指す

海外戦略：二つの顔

みずほ証券は、海外戦略にも力を入れています。

中国市場への参入と、米州でのブランド力強化、二つの顔を持っているようです。

みずほ証券、中国に子会社設立へ 当局に申請

公開日:2023/11/23

✅ みずほ証券が、中国証券監督管理委員会（証監会）に現地法人設立を申請した。

✅ 中国は2019年に100%外資の証券会社設立を認めており、みずほ証券もその動きに追随する。

✅ みずほ証券は、中国資本市場の成長を見込み、現地法人を設立することで成長を加速させたいと考えている。

さらに読む ⇒ロイター | 経済、株価、ビジネス、国際、政治ニュース出典/画像元: https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/RKY7SGXH3BMTJGUURQ5NDIDZUQ-2023-11-23/

中国での証券会社設立申請は、今後の成長戦略の大きな要素ですね。

米州でのブランド力強化も、グローバル展開を目指す上では重要でしょう。

みずほ証券は、海外戦略として二つの異なる顔を持っています。

一つは、中国市場への注力。

証券会社設立を申請し、債券を中心とした付加価値の高いサービス提供を目指し、銀行・証券一体での事業展開を図ります。

もう一つは、米州でのブランド力強化。

巨大投資銀行に対抗できるブランド力を目指し、グローバルな展開を視野に入れています。

中国進出か〜、すごいね！海外でも頑張ってほしいわ！グローバルな展開も楽しみだね！

みずほFGの強みを活かした戦略

みずほFGの強みを活かした戦略についてです。

楽天証券との協業によるMiRaIウェルス･パートナーズの事例などをご紹介します。

みずほと楽天証券が協働する金融仲介会社の成果、空白地帯の準富裕層を開拓し「預かり資産500億円」へ

公開日:2025/05/14

✅ みずほ証券と楽天証券が共同出資するMiRaIウェルス･パートナーズが事業開始から1年を迎え、資産運用の相談や仲介を行い、顧客は主に準富裕層である。

✅ 顧客数は180人、預かり資産は約35億円となり、楽天証券からの紹介が8割を占める。顧客の6割は40～50代の現役世代で、オンラインでの相談が7割を占めている。

✅ ゼロからのスタートとしては相応の結果を残せており、全国に顧客がいる。

さらに読む ⇒ 東洋経済オンライン出典/画像元: https://toyokeizai.net/articles/-/873129

みずほFGの連携を活かして、富裕層ビジネスを強化するんですね。

店舗網の統廃合を進めながら、多様なニーズに対応していく方針ですね。

みずほ証券は、みずほFGの強みである銀行、信託、証券の連携を活かして、富裕層ビジネスの強化を図ります。

野村證券の手法を参考にしつつ、質と量ともに向上を目指しています。

店舗網の統廃合を進めながら、一般個人向けには簡潔でスマートな資産運用サービスを提供し、コールセンター強化や楽天証券との連携を推進するなど、多角的なアプローチで顧客ニーズに応える体制を構築しています。

銀行、信託、証券の連携は強力な武器になりますね。野村證券の手法を参考にしつつ、質と量ともに向上を目指す姿勢は素晴らしい。MiRaIウェルス･パートナーズの今後の成長にも期待ですね！

本日は、みずほ証券の富裕層ビジネス戦略についてご紹介しました。

組織再編、テクノロジー活用、海外戦略と、今後の展開が楽しみですね。