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八代目儀兵衛の挑戦:老舗米屋が創る『銀シャリ(お米)』革命とは?ミシュランも認めた米、八代目儀兵衛のこだわり

京都の老舗米屋「八代目儀兵衛」は、ギフト販売と料亭経営で年間15万件の米ギフトを販売。高級米「祇園料亭米翁霞」はミシュラン三ツ星料理人を唸らせた逸品。米の味を追求し、独自のブレンド技術と精米方法で、他社との差別化に成功。産地や品種ではなく、ブレンド方法に価値を見出す逆転の発想で、顧客価値を創造し、米離れが進む時代に新たな米の価値を提案。

八代目儀兵衛の挑戦:老舗米屋が創る『銀シャリ(お米)』革命とは?ミシュランも認めた米、八代目儀兵衛のこだわり

📘 この記事で分かる事!

💡 高級米『翁霞』や五つ星マイスターによるブレンド技術で、高品質なお米を提供。

💡 米のギフト販売から料亭経営まで、多角的な事業展開で顧客の心を満たす。

💡 セブン-イレブンとの協業など、常に新しい挑戦で、お米の可能性を追求。

八代目儀兵衛が提供する、お米の新しい価値観を紐解いていきましょう。

老舗米屋の挑戦:八代目儀兵衛の歩み

老舗米屋、八代目儀兵衛の快進撃!成功の秘訣は?

高級米ギフトと料亭経営の融合!

京都の老舗米屋、八代目儀兵衛の歩みを紹介します。

ギフト販売から料亭経営への転換、そして高級路線への挑戦は、米業界に新たな風を吹き込みました。

星付き銘店米「翁霞」【京都 八代目儀兵衛】
星付き銘店米「翁霞」【京都 八代目儀兵衛】

✅ 一流料理人が好んで使用する、希少品種「夢ごこち」を中心にブレンドされた最高峰米「翁霞」は、濃厚な甘みと奥深い余韻が特徴で、京都の有名日本料理店「祇園 さゝ木」も愛用している。

✅ 八代目儀兵衛が全国のお米を食べ比べ、その年その時期に最高の出来のお米を組み合わせており、五つ星お米マイスターの目利きと、低温低速精米、独自のブレンド技術によって、年間を通して変わらない美味しさを実現している。

✅ 5kg5,390円(税込)で販売されており、7,000円以上の購入で送料無料(北海道・沖縄除く)。手軽に京の味わいが楽しめるお供詰合せも販売されている。

さらに読む ⇒内祝いやお祝いに京都のお米ギフト通販【八代目儀兵衛】出典/画像元: https://www.okomeya.net/jitaku/gion/otm-blend1

一流料理人も認める『翁霞』、すごいですね!年間15万件の米ギフト販売、高価格設定の『祇園料亭米翁霞』の開発も、まさに革新的な取り組みですね。

京都の老舗米屋である八代目儀兵衛は、米のギフト販売と料亭経営で成功を収め、年間15万件の米ギフト販売を達成しています。

米の販売が停滞する中、ギフト販売への転換を図り高級路線を提案。

5kg15000円という高価格設定の「祇園料亭米翁霞」を開発し、「ミシュラン3ツ星の料理人をうならせた」というコンセプトで販売しました。

創業者の橋本儀兵衛氏は、1995年のお米の流通自由化以降、効率化と工業化によって失われたお米本来の味を復活させるため、 独学でお米の研究を重ね、独自の知見を得ました。

八代目儀兵衛は、ECサイトを展開し、米離れが進む現状に対し、「お米に触れる機会を創造し、お米の価値を変える」ことをミッションに掲げています。

主力事業は、売上の大部分を占めるギフトを中心とした「通販事業」、祇園と銀座に店舗を構える「飲食事業」、そして米卸事業です。

素晴らしいですね!高価格帯の米ギフトで成功を収めるとは、流石です。マーケティング戦略も素晴らしい。しかし、もっと儲かる方法があるはずだ!

お米へのこだわり:目利き、技術、そしてブレンド

八代目儀兵衛、お米のおいしさの秘訣は?

独自の評価・ブレンド技術と、4つのこだわりです。

八代目儀兵衛の創業への想いと、お米へのこだわりについて深掘りしていきます。

橋本社長が掲げる「冷めても甘いお米」という基準、そしてそのための具体的な取り組みとは?。

流通最前線/八代目儀兵衛・橋本儀兵衛代表取締役CEOインタビュー
流通最前線/八代目儀兵衛・橋本儀兵衛代表取締役CEOインタビュー

✅ セブン-イレブンのおにぎりを共同開発した京都の老舗米屋「八代目儀兵衛」の橋本社長は、お米のおいしさは産地から炊飯方法まで様々な要素で変化するとし、独自の基準で「お米のおいしさ」を伝えようとしている。

✅ 橋本社長は「冷めても甘いお米」を美味しいお米の基準とし、食感、粘り、味わいなどを評価する食味評価表を作成。お米の多様性を伝えつつ、お米のレベルを上げるために言葉での表現や売場提案などの仕組み作りに取り組んでいる。

✅ 「八代目儀兵衛流のお米のおいしい炊き方」をオンラインストアやYouTubeで発信し、直営の飲食店でブレンド米でも高い品質を提供することで、お米の美味しさを伝えるための具体的な取り組みを行っている。

さらに読む ⇒流通ニュース出典/画像元: https://www.ryutsuu.biz/column/top-interview/p073140.html

「冷めても甘いお米」を基準に、細部にこだわる姿勢、素晴らしいですね!年間1000回以上の試食、ブレンド技術も、まさにプロの技術ですね。

八代目儀兵衛の強みは、独自の米の評価方法とブレンド技術にあります

甘さ、のどごし、ツヤなどを重視し、年間1000回以上の試食を通じてデータベースを更新しています。

お米の味は「細部に宿る」という考えに基づき、産地や銘柄だけでなく、本当においしいお米に必要な4つのこだわりを追求。

1つ目は、お米の目利き力で、8名の五ツ星お米マイスターが食味優先で厳選しています。

2つ目は、独自の精米技術で、非効率ながらも低温精米を採用し、米職人がアナログ調整を行い、食感、のど越し、甘さを追求しています。

3つ目は、奥深きブレンド技術で、1%刻みのブレンドを行い、料理ジャンルや提供シーンに合わせたブレンド米を提供している。

また、令和5年産のお米については、高温の影響で一等米の収穫が減少しているものの、厳格な食味チェックをクリアした高品質なお米を提供しています。

へえー、お米ってそんなに奥深いんだね。でも、あたしはやっぱり道産米が好きだわ!でも、色んなお米を試してみるのも面白いかもしれないわね。

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お米の常識を覆す!八代目儀兵衛、ブレンド技術で勝つ! 顧客価値を追求し、ギフト、飲食、ソリューションと多角的に展開。お米の未来を拓く、その秘密とは?