「みんなで大家さん」成田プロジェクトの衝撃！借地契約、情報開示、行政処分… 投資家はどうなる？（問題提起型）成田プロジェクト、契約延長の行方と投資家の未来
1500億円超を集めた「みんなで大家さん」成田プロジェクトに暗雲。借地契約延長難航、工事遅延、情報開示の不備が重なり、3万8千人の投資家に影響も。高利回り謳うも、未開発地への投資、資金の使途、行政処分など、問題山積。専門家が現場視察し、プロジェクトの行方を多角的に検証。投資家の資金は守られるのか？未来は不透明。
プロジェクトの現状と高利回り
ゲートウェイ成田、高利回りだが未開発土地…投資する価値は？
現時点では、土地の価値に見合うか疑問視されている。
続いて、プロジェクトの現状と、高利回りという謳い文句の裏側を探ります。
高利回りという言葉に踊らされず、現実を直視することが重要です。
公開日:2025/09/13
✅ 著者は、ヒルトン成田に年末に宿泊し、成田市小菅地区の「みんなで大家さん」シリーズ成田の建設状況を視察した。
✅ 「みんなで大家さん」シリーズ成田は、商業施設等の開発プロジェクトへの出資であり、計画変更による敷地拡大と工事期間の延長が行われている。
✅ 工事は一旦休止しており、2024年11月末完成予定、建築工事は2024年12月～2026年12月を予定しているが、進捗は限定的で、著者はその状況に疑問を呈している。
さらに読む ⇒Treasure Travellers出典/画像元: https://treasuretravellers.com/minnadeooyasan_narita_2023/未開発の土地に高額な投資…少し怖いですね。
工事の進捗状況や、本当に高利回りが実現できるのか、客観的に見極める必要があります。
「みんなで大家さん」は、一口100万円から投資可能で、年7.0%の高利回りを謳っています。
ゲートウェイ成田プロジェクトは、巨大ドームや成田エリア最大級の複合施設を建設するという壮大な計画を掲げています。
しかし、現時点では未開発の土地であり、投資家は高額な資金を投じている現状です。
また、過去の決算では約860億円の資金が集まっているものの、それが土地の価値に見合っているのか疑問視されています。
安藤氏は、工事の進捗状況だけでなく、客観的な評価を重視し、詐欺と断定するのではなく、プロジェクトの現状を多角的に見ています。
゛みんなで大家さん゛って、やっぱりちょっと怪しいんじゃない？高利回りって、美味しい話には裏があるって言うから、気をつけないとね！
売却交渉と行政からの圧力
都市綜研インベストファンド、売却交渉どうなる？ 投資家の資金はどうなる？
交渉難航。投資額の半分しか戻らない可能性も。
次に、売却交渉の行方と、行政からの圧力について見ていきます。
プロジェクトを取り巻く状況は、ますます複雑化しています。
公開日:2024/06/19
✅ 都市綜研インベストファンドは、成田空港周辺開発プロジェクトに関する重要事項の説明を怠ったこと、および開発許可の対象外の土地を許可済みと誤って記載して勧誘したとして、大阪府から30日間の業務停止処分を受けた。
✅ 同社は、投資家への重要事項の説明不足や、誤った情報での勧誘に加え、契約変更における不適切な行為、契約前交付書面への不備といった問題も指摘されている。
✅ 問題となっている「成田空港周辺開発プロジェクト」は、グループ企業の共生バンクが2027年開業を目指す複合施設「GATEWAY NARITA」に関連しており、個人投資家からの資金調達において、SNSなどで開発状況に対する疑問の声が上がっていた。
さらに読む ⇒TRAICY（トライシー）出典/画像元: https://www.traicy.com/posts/20240617302405/売却交渉の難航…投資家にとっては、非常に気になる情報ですね。
行政からの圧力も、プロジェクトの将来性に暗い影を落としていますね。
運営元の都市綜研インベストファンドは、米ファンドへの売却交渉が難航していることを投資家に通知しました。
これは、親会社の共生バンクによるロイズキャピタルとの売却交渉の遅延、そして行政からの圧力も影響しています。
都市綜研は、リスク開示文書を改訂し、ロイズとの交渉が不調に終わった場合、投資額の半分しか戻らない可能性を示唆しました。
一方で、親会社は100%以上の価格での売却を目指すと主張しています。
大阪府は、都市綜研に対して、不動産特定事業法に基づき、進捗状況に関する質問や資料請求を繰り返し、業務停止処分も行いました。
これを受け、多くの投資家から解約請求が発生しています。
成田プロジェクトは、2025年12月の建築確認申請、2026年4月の建築着工、2027年冬の一部施設開業を目指していますが、計画変更やスケジュールの遅延により、資産価値や収益性に影響が出る可能性も否定できません。
売却交渉ですか。焦ってるってことだな。行政からの圧力も影響してるなら、もう終わりが見えてるようなもんだ。投資家は逃げ出すぞ。
行政処分と分配金支払い遅延
都市綜研とみんなで大家さんは何で行政処分？
無許可土地組み込みと説明不足が原因です。
最後に、行政処分と分配金支払い遅延について見ていきます。
投資家の皆様にとっては、直接的な影響がある問題です。
✅ 「みんなで大家さん」販売と都市綜研インベストファンドが、投資家への説明不足を理由に、東京都と大阪府から業務停止命令を受けた。対象は「シリーズ成田16号」を含むファンド商品。
✅ 行政処分の原因は、当初の募集内容から対象不動産の一部変更があったにも関わらず、投資家への十分な説明がなかったこと。
✅ 「みんなで大家さん」は、匿名組合型で一口100万円から出資できる不動産小口化ファンドであり、今回の処分を受けて監督強化の可能性も高まっている。
さらに読む ⇒マンション経営・賃貸経営の最新情報 :: 全国賃貸住宅新聞出典/画像元: https://www.zenchin.com/news/content-2672.php行政処分、そして分配金の遅延… 事態は深刻ですね。
投資家の皆様は、今後の動向を注視し、適切な対応をとる必要があるでしょう。
都市綜研インベストファンドとみんなで大家さん販売は、不動産特定共同事業法に基づき、大阪府知事と東京都知事から行政処分を受けました。
主な原因は、成田16号商品において、開発許可を受けていない土地を対象不動産の一部として組み入れたこと、および、事業プランの変更に関する説明が不十分であったことです。
成田16号商品に関しては、誤って組み込まれた土地の交換手続きを行い、事業参加者に損害がないように対応しました。
再発防止のため、内部体制を強化しています。
また、都市綜研は『みんなで大家さんシリーズ成田』の分配金支払いの遅延について謝罪し、テナントからの賃料未払いが原因であることを明らかにしました。
今後は、グループ会社の資産売却を支援し、テナントの賃料支払い状況を報告し、事業継続と出資金の保全に努める方針を示しています。
情報開示不足で行政処分って、やっぱり問題だよね。分配金も遅れちゃってるし。投資家は不安だろうな。しっかり対応してほしいわ。
本日の記事では、「みんなで大家さん」成田プロジェクトの問題点と、投資家への影響について解説いたしました。
今後の動向に注目しましょう。
💡 成田プロジェクトは、借地契約の行方、情報開示の透明性、工事の進捗状況など、多くの課題を抱えている。
💡 高利回りという謳い文句に惑わされず、リスクを理解した上で投資判断を行うことが重要である。
💡 行政処分や分配金の遅延など、投資家への影響も深刻化しており、今後の動向を注視する必要がある。
