成田プロジェクトの現在地:GATEWAY NARITA計画と、みんなで大家さんの行く末は?成田空港周辺開発プロジェクトの進捗とシリーズ成田のリスク
成田空港周辺の不動産投資、明暗分かれる。好調な「シリーズ成田」は年7%分配も、開発遅延で「みんなで大家さん」に不安の声。グローバルスペックアリーナ構想など、将来性への期待と、更地、売却交渉難航という現実。投資家の視察結果は?リスク開示、償還の行方は?成田空港開発の光と影に迫る、注目の不動産投資情報。
💡 成田空港近隣に複合施設「GATEWAY NARITA」を建設する大規模プロジェクト。商業施設、ホテル、R&D施設などを整備。
💡 不動産投資商品「シリーズ成田」は、成田空港開発に連動した不動産投資。匿名組合契約で運用。
💡 「みんなで大家さん」の成田プロジェクトで分配金遅延が発生。プロジェクトの遅延や売却交渉難航も。
まずは、成田空港周辺の複合施設開発プロジェクトの概要と、その資金調達手段としての不動産投資商品「シリーズ成田」について、重要なポイントを3つに絞って見ていきましょう。
成田空港開発プロジェクトの幕開け
成田空港周辺の不動産投資「シリーズ成田」ってどんなプロジェクト?
空港機能強化と連動した、グローバルな価値創造拠点開発!
成田空港のランドマークとなる複合施設「GATEWAY NARITA」の開発計画から見ていきましょう。
これは、成田空港周辺の交流賑わいゾーンをさらに発展させる一大プロジェクトです。

✅ 共生バンクが成田空港隣接地に、球体型デジドームやホテル、フードテック施設などからなる複合施設「GATEWAY NARITA」を建設する。
✅ 「日本版フードバレー構想」をコンセプトとし、デジドーム、商業施設、ホテル、R&D施設などを整備し、年間400万人の集客を目指す。
✅ 2025年秋ごろに着工し、2027年3月末に商業複合施設とデジドームを先行開業予定。
さらに読む ⇒norman.jp(ノーマンジェイピー)出典/画像元: https://norman.jp/review/naritadome/GATEWAY NARITA、すごいですね! デジドームを中心に、フードテック企業の誘致や、日本食の国際展開支援も目指しているとのこと。
2027年の開業が楽しみです。
成田空港周辺開発プロジェクト用地を対象とした不動産投資商品「シリーズ成田」は、成田空港の機能強化と連動し、商業施設、宿泊施設、そしてグローバルスペックを備えた価値創造拠点の開発を目指しています。
このプロジェクトは、成田市の交流賑わいゾーン構想をさらに発展させるもので、ランドマークとなるグローバルスペックアリーナ「デジドーム」を中心に、フードテック企業のイノベーションセンターやR&D複合施設を誘致、日本食の国際展開を支援する計画です。
シリーズ成田4号は2021年6月1日運用開始で、年7.0%の利益分配を安定して実現しています。
本商品は、開発事業に土地を賃貸し、賃料収入を得る匿名組合契約で運用されており、出資は1口100万円から可能です。
なるほど、成田空港周辺の再開発ですか。これは面白い! 7%の利益分配とは、さすがです! うまくいくといいな!
シリーズ成田:匿名組合契約による不動産投資
成田シリーズ、100万円から投資可能?利回りは?
はい、可能です。利回り3.0%(税別)です。
次に、「シリーズ成田」の詳細に迫ります。
匿名組合契約という形で運用される不動産投資商品について、その仕組みやリスクを解説します。

✅ 「みんなで大家さん」の投資商品「シリーズ成田1号」について、成田空港周辺開発プロジェクト用地の一角を不動産として組み入れた商品であると紹介されています。
✅ 本案件は、1口100万円で、出資総額25億3500万円、募集総額20億2800万円(優先出資部分)という大規模な投資案件であり、成田市の公式ホームページにも関連する地区計画が記載されていることが判明しました。
✅ しかし、対象となる土地は山林であり、建物がない状態で年間約1億7745万円の賃貸利益が得られるという記述に疑問を呈し、今後の動向を注視する必要があると述べています。
さらに読む ⇒主婦おまつの初心者不動産投資日記|主婦おまつが不動産投資の初心者として日々勉強に取り組む姿を書き綴ります出典/画像元: https://estate-money.com/%E3%81%8A%E3%81%BE%E3%81%A4%E4%B8%8D%E5%8B%95%E7%94%A3%E6%8A%95%E8%B3%87%E3%82%92%E5%AD%A6%E3%81%B6/%E3%80%90%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%A7%E5%A4%A7%E5%AE%B6%E3%81%95%E3%82%93%E3%80%91%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E6%88%90%E7%94%B0%EF%BC%91%E5%8F%B7-%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B/シリーズ成田1号、約45.6万㎡の開発用地の一部が対象なのですね。
ただ、土地が山林で建物がないのに、年間約1億7745万円の賃貸利益…?ちょっと気になりますね。
シリーズ成田1号は、成田空港北西に位置する約45.6万㎡の開発用地の一部を対象とし、2026年1月31日までの契約期間で、1口100万円から投資可能。
営業者は開発事業者に土地を賃貸し、賃料収入の3.0%(税別)を報酬として受け取る仕組みです。
利益分配金は2ヶ月ごとに計算され、その2ヶ月後の月末に分配されます。
契約終了時には、対象不動産の評価額を分配し、優先出資者には優先出資金を上限として返還されます。
シリーズ成田18号も同様の土地を対象とし、2029年4月30日までの契約期間、1口100万円から投資可能です。
へー、1口100万円から投資できるのは魅力的だけど、うーん、土地の賃料って、そんなにうまくいくもんなのかな? わっかんないから、もっと詳しく説明してほしいわ。
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860億円集めた不動産ファンド「みんなで大家さん」成田プロジェクトに暗雲。開発遅延、売却交渉難航、投資家不安。現場視察で何が明らかになるのか?