Diamond Edge Logo Menu opener

ゲートウェイ成田プロジェクトの行方は?「みんなで大家さん」の巨額資金調達と遅延問題未曾有の事態?成田空港近隣の再開発プロジェクトと投資家の不安

高利回り謳い6万人超から1580億円を集めた不動産投資「みんなで大家さん」成田プロジェクトが炎上! 計画遅延、借地契約問題、情報開示不足で投資家は不安に。分配金停止、資産売却の動きも。行政処分や経営状況の悪化も重なり、今後のプロジェクトの行方は不透明。投資家の信頼は揺らぎ、事態は混迷を極める。

高利回り訴求と行政処分

「みんなで大家さん」の業務停止理由は何?

書類の虚偽記載と説明不足。

「みんなで大家さん」は過去に行政処分を受けており、高利回りを謳って資金を集めていました。

その背景を探ります。

みんなで大家さんは危ない?2024年6月の行政処分や口コミなどから投資リスクについて解説
みんなで大家さんは危ない?2024年6月の行政処分や口コミなどから投資リスクについて解説

✅ 「みんなで大家さん」は、過去に行政処分を2回受けており、2024年の処分は、開発計画の変更に関する説明不足、誤った情報での勧誘、不適切な契約書類が理由。

✅ 行政処分により、一定期間の業務停止命令が下され、公式ウェブサイトからファンド情報が削除されたが、法的措置による異議申立てを行っている。

✅ 記事では、他の不動産投資サイトとして、トーシンパートナーズ、J.P.Returns、COZUCHIの3社を、入居率の高さや運用サポートの手厚さから推奨している。

さらに読む ⇒京都の不動産売却・査定・売買の実績多数|ライズ不動産販売出典/画像元: https://c21-rise.co.jp/article/minnade-ooyasan-risk/

高利回りを謳って多くの資金を集めていたんですね。

行政処分を受けた原因や、その後の対応についても詳しく見ていきましょう。

「みんなで大家さん」は、1口100万円で年7.0%の高利回りを謳い、約6万1千人から資金を集めました。

プロジェクトの進捗状況は、土木工事が69%、建築工事は0%、全体では2%とされています

しかし、東京都と大阪府は、この投資商品に関する業務の一部停止処分を下しました。

その理由は、開発許可対象外の土地を契約書類に記載したことや、事業プランの変更に関する説明が不十分だったことにあります。

これに対し、販売会社とファンド会社は行政処分の取り消しを求めて訴訟を起こしています。

行政処分が公表された後、多額の解約希望が出ています。

共生バンクは、問題がないように措置を講じ、適切な情報提供をしてきたと主張し、開発の遅れは新型コロナウイルス感染症とウクライナ紛争の影響としているものの、投資家からの信頼は揺らいでいます。

高利回りって言葉に惹かれて、みんな騙されちゃったのね。行政処分も受けてるなんて、怖い話だわ。

分配金停止と物件売却の行方

みんなで大家さん、分配金どうなる?物件売却は成功する?

売却困難、分配金は7月末から停止中。

分配金が停止し、物件売却も難航しているようです。

投資家の更なる不安を煽っています。

総額2000億円超を集めた「みんなで大家さん」問題 メガバンクや行政が゛ポンジスキーム゛を疑っても事業許可取り消しに至らなかった理由(マネーポストWEB)
総額2000億円超を集めた「みんなで大家さん」問題  メガバンクや行政が゛ポンジスキーム゛を疑っても事業許可取り消しに至らなかった理由(マネーポストWEB)

✅ 不動産投資商品「みんなで大家さん」の配当が2か月連続で止まり、出資者の不安が高まっている。

✅ 「みんなで大家さん」は、個別の不動産投資事業で完結するものであり、他の物件からの資金を配当に回すことはポンジスキームにあたる可能性がある。

✅ 成田PJ(投資対象不動産)では建物が建設されず、家賃収入を配当に充てていたため、ポンジスキーム疑惑が浮上している。

さらに読む ⇒Yahoo!ニュース出典/画像元: https://news.yahoo.co.jp/articles/b7fc180ff890b6fcfa482e194c5685b862b23177

分配金が止まってしまうのは、投資家にとっては死活問題ですよね。

物件売却も難航しているとなると、事態は深刻です。

分配金停止問題も深刻化しています。

「みんなで大家さん」の運営元、共生バンクグループは分配金支払いの原資確保のため、大阪、東京、軽井沢、千葉に所在する4物件の売却を試みています

しかし、これらの物件には、仕入れ値を大幅に上回る価格での売却を見込む土地や、裁判で係争中の土地が含まれており、売却には困難が予想されます。

分配金は7月末に支払えなくなり、柳瀬健一社長は分配金再開に向け、物件売却や資金調達を進めていると発表しましたが、8月29日の配当期日にも分配は停止されたままです。

共生バンクの財務状況は春先から悪化しており、資産売却に向けて奔走している様子が業界で広く知られています。

うーん、これはもう、ほとんど破綻に近い状況じゃないですか? 資産売却もうまくいきそうにないし、投資家は諦めるしかないのかな?

今回は、成田プロジェクトの問題点と、投資のリスクを改めて認識しました。

今後の動向を注視していく必要があります。

🚩 結論!

💡 「GATEWAY NARITA」プロジェクトの遅延と、開発の不透明性。

💡 「みんなで大家さん」による巨額の資金調達と、高利回り訴求のリスク。

💡 行政処分、借地契約問題、分配金停止など、複合的な問題が露呈。