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ゲートウェイ成田プロジェクトの行方は?「みんなで大家さん」の巨額資金調達と遅延問題未曾有の事態?成田空港近隣の再開発プロジェクトと投資家の不安

高利回り謳い6万人超から1580億円を集めた不動産投資「みんなで大家さん」成田プロジェクトが炎上! 計画遅延、借地契約問題、情報開示不足で投資家は不安に。分配金停止、資産売却の動きも。行政処分や経営状況の悪化も重なり、今後のプロジェクトの行方は不透明。投資家の信頼は揺らぎ、事態は混迷を極める。

ゲートウェイ成田プロジェクトの行方は?「みんなで大家さん」の巨額資金調達と遅延問題未曾有の事態?成田空港近隣の再開発プロジェクトと投資家の不安

📘 この記事で分かる事!

💡 成田空港近隣で計画された大規模開発プロジェクト「GATEWAY NARITA」の遅延。

💡 個人投資家向けの小口不動産投資サービス「みんなで大家さん」による巨額資金調達。

💡 借地契約の危機、情報開示の不備、高利回り訴求と行政処分、分配金停止といった問題。

今回は、成田空港近隣の再開発プロジェクト、GATEWAY NARITAを巡る問題について、皆様と共に深掘りしていきます。

ゲートウェイ成田の始まりと遅延

成田「みんなで大家さん」は何億円集めた? 計画遅延の原因は?

約1580億円。コロナとウクライナ紛争影響。

GATEWAY NARITAは、2027年3月開業予定の複合施設として発表されましたが、その計画に遅延が生じています。

詳細を見ていきましょう。

共生バンク、成田空港近接地に「GATEWAY NARITA」建設計画を発表 不動産小口投資サービスで資金調達、開発に疑問の声も

公開日:2024/05/11

共生バンク、成田空港近接地に「GATEWAY NARITA」建設計画を発表 不動産小口投資サービスで資金調達、開発に疑問の声も

✅ 共生バンクは、成田国際空港近接地に複合施設「GATEWAY NARITA」を建設する計画を発表。2027年3月の開業を予定し、アリーナ、ホテル、研究開発施設などを備える。

✅ プロジェクトは、個人投資家から資金を調達する小口不動産投資サービス「みんなで大家さん」を通じて行われるが、開発状況への疑問の声が上がっている。

✅ 2025年秋に着工し、2027年春に商業複合施設などの開業を計画するも、施工業者は未定。出資者からの問い合わせに関する質疑応答は公開されていない。

さらに読む ⇒TRAICY(トライシー)出典/画像元: https://www.traicy.com/posts/20240511298490/

プロジェクトの遅延は、投資家にとって大きな不安材料となりますね。

施工業者が未定というのも、今後の進捗に影響を与えそうです。

投資型不動産「みんなで大家さん」の成田プロジェクト(GATEWAYNARITA)を巡る一連の騒動は、多くの投資家を巻き込む形で進行しています。

事の発端は、成田空港近隣の広大な土地で計画された大規模開発の遅延です。

当初2021年3月完了予定だったものが、新型コロナウイルス感染症やウクライナ紛争の影響を理由に、3度の計画変更を経て、約4年8ヶ月遅れ、2025年11月へと延期されました。

この開発は不動産会社「共生バンク」が主導し、「みんなで大家さん」を通じて約1580億円もの資金を調達しました。

プロジェクト用地は45.6万平方メートルで、その一部は成田国際空港会社(NAA)が所有し、共生バンクに賃貸されています。

計画では、アリーナやホテルなどの建設が予定されています。

なるほど、これは問題山積ですね。計画当初から遅延が続いているのは、資金繰りや契約の問題だけではなく、そもそもの事業計画に甘さがあったんじゃないですかね?

借地契約の危機と情報開示の不備

プロジェクトに暗雲?借地契約更新難航、何が問題?

NAAとの契約停滞、工事停止リスク、情報開示不足。

プロジェクトの遅延に加え、借地契約の更新問題も浮上しています。

NAAとの交渉の行方に注目です。

土地投資「みんなで大家さん成田」分配金支払い遅れ 1千億円超集金:朝日新聞

公開日:2025/08/01

土地投資「みんなで大家さん成田」分配金支払い遅れ 1千億円超集金:朝日新聞

✅ 成田空港近くの開発用地への投資商品「みんなで大家さん成田」において、分配金の支払いが遅延することが発表された。

✅ 運営会社は、想定利回り7%で約1580億円を集めていたが、事業プラン変更に関する行政処分やテナントからの賃料未払いなどが原因とされている。

✅ 運営会社は8月中の分配再開を目指し、グループ内での資金調達を進めている。

さらに読む ⇒朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/AST811PSCT81UTIL01CM.html

借地契約の延長が難航しているのは、運営側の問題が大きそうですね。

投資家への情報開示が不十分なのも、不信感を募らせる原因でしょう。

プロジェクトの遅延に加え、NAAとの借地契約更新が難航していることが、さらなる問題として浮上しています

NAAとの借地契約は間もなく期限を迎えますが、延長交渉が停滞しており、工事の中断や全面停止の可能性も出てきました。

NAAが借地契約の延長に消極的な背景には、共生バンクからの明確な回答が得られないという事情があります。

また、投資家への情報開示も不十分で、借地の存在を明確に説明する資料がほとんどなく、重要事項説明書には「借地権は存在しない」と記載されている状態です。

この状況は、監督当局の監視を招き、投資家への影響も懸念されています。

この借地リスクの浮上は、投資家にとって寝耳に水であり、今後のプロジェクトの行方に大きな影響を与える可能性があります。

いやー、これは酷いね。借地権がないって説明してたくせに、実は借地だったって話は、詐欺に近いんじゃないの?投資家は怒って良いレベルだべさ。

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高利回り謳う不動産投資「みんなで大家さん」に暗雲。行政処分、分配金停止、物件売却の難航…投資家の信頼は揺らぎ、再建への道は険しい。