コープみやざき、社員と組合員を大切にする経営とは?「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞に見る持続可能な地域貢献への道?「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞受賞企業に見る、社員と地域を大切にする経営
食の安全を追求し、組合員の暮らしを第一に考える生協コープみやざき。45年の歴史と「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞受賞が示すように、無期雇用、組合員の声を活かす経営、充実の福利厚生で地域社会に貢献。57.2%の加入率を誇り、店舗・共同購入・共済事業を展開。組合員との連携を重視し、年間8万件の声を生かす姿勢は、まさに『私たちの供給する商品を中心に家族の団らんがはずむことをめざします』。50周年へ向けて、さらなる発展を目指す。
💡 生活協同組合コープみやざきが、「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の経済産業大臣賞を受賞した。
💡 組合員との連携を重視し、地域貢献を続けるコープみやざきの事業展開について解説します。
💡 「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の受賞企業に見る、社員を大切にする経営について考察します。
まずは、この記事でご紹介するコープみやざきと、「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞について、3つのポイントに絞ってご説明します。
コープみやざきの歩みと「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞受賞
コープみやざきの成功の秘訣? 何が評価されたの?
組合員の生活重視、無期雇用、充実した福利厚生。
コープみやざきの歩みと「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞受賞について解説します。
経済産業大臣賞受賞の背景には、実質定年なしの無期雇用や、社員の働きがいを重視する経営姿勢がありました。

✅ 「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞で、生活協同組合コープみやざきが経済産業大臣賞を受賞し、実質定年なしの無期雇用や社員の雇用と満足度を重視する経営姿勢が評価された。
✅ 同賞には厳しい応募要件があり、リストラをしていないことや障害者雇用率、黒字経営などが必須条件。今年は100件の応募から20社が受賞し、応募企業のレベルアップが見られる。
✅ 厚生労働大臣賞の共同や中小企業庁長官賞の大和合金など、様々な企業が受賞し、社員教育や人間尊重の経営、社員の親族が多いことなどが評価のポイントとなった。
さらに読む ⇒サステナブル・ブランド ジャパン | Sustainable Brands Japan出典/画像元: https://www.sustainablebrands.jp/news/1191754/素晴らしいですね。
「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の受賞は、コープみやざきの長年の努力と、社員を大切にする経営が実を結んだ結果と言えるでしょう。
1973年、有害添加物のない食事を求める母親たちの思いから始まった生活協同組合コープみやざきは、組合員の生活を第一に考え45年間経営を続けてきた。
その姿勢が評価され、2019年には「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞で最高賞である経済産業大臣賞を受賞した。
実質定年なしの無期雇用、組合員の声を経営に活かす仕組み、充実した福利厚生などが評価され、その取り組みは書籍『日本でいちばん大切にしたい会社7』にも掲載された。
宮崎県内の世帯加入率は53%を超え、2025年4月1日時点では27万4365人の組合員を抱え、加入率は57.2%に達している。
店舗事業、共同購入事業、共済を含む生活事業を展開し、売上高も大きく成長を遂げている。
なるほど、社員を大切にする経営が評価されたわけですね。素晴らしい!私も社員を大切にしていますが、見習う点があるかもしれませんね!
組合員との連携と事業展開
コープみやざきの成功、その秘訣は?
組合員との連携と、くらしに役立つ生協です。
コープみやざきの組合員との連携と事業展開についてです。
2023年には設立50周年を記念した感謝祭が開催され、組合員への感謝と今後の活動への決意が表明されました。

✅ 生活協同組合COOPみやざきが、設立50周年を記念して感謝祭を2023年11月25日と26日に開催します。
✅ 50周年スローガン「声を宝に50年 やさしさあふれる くらしをめざして ~重ねていこう!みんなの知恵と小さな努力~」のもと、組合員への感謝と、今後の活動への決意を表明しています。
✅ 感謝祭では、ステージイベント、模擬店、キッチンカー、フリーマーケットなどが開催され、シーガイア松泉宮グリーンガーデンウォークモールが会場となります。
さらに読む ⇒号外NET 宮崎市出典/画像元: https://miyazaki.goguynet.jp/2023/11/26/miyazakicity-ivent-copmiyazaki-50yearjansyasai/50周年おめでとうございます!組合員との連携を重視し、声を経営に活かす姿勢は素晴らしいですね。
地域に根差した活動を今後も期待しています!。
コープみやざきの成功の秘訣は、組合員との連携を重視し、くらしに役立つ生協を目指す点にある。
年間8万枚以上の組合員の声を経営に活かし、11の支所と16の店舗を通じて商品を提供。
「私たちの供給する商品を中心に家族の団らんがはずむことをめざします」をスローガンに、全県民の生活に貢献する事業を展開している。
組合員・職員・取引先など関わるすべての人々の幸せを追求し、「相手の気持ちになって考える」「人の喜ぶことをする」という基本方針を基に事業を行っている。
総代会では活発な意見交換が行われ、50周年へ向けた『総代会』の開催への意欲も示されている。
へぇ〜、組合員の声を活かすってのは大事だよね。うちの会社でも、顧客の声をもっと真剣に聞かなきゃなぁ。でも、生協って、なんかちょっと地味なイメージあるんだけど、どうなんだろ?
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社員を大切にする企業を表彰!「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞を発表。八天堂の三方善し経営、コープみやざきの功績も紹介。持続可能な社会を目指す企業の取り組みに注目。