都心部不動産高騰の真相?~価格上昇、外国人投資、中古億ション市場の今後は?~東京23区の不動産市場と、外国人投資の影響
バブル超えの首都圏マンション価格高騰!東京23区では1億円超えが当たり前。外国人投資家の活発な購入、円安、低金利が背景に。中古億ションも急増し、特に都心部で顕著。エリアによって価格変動に差が出始め、資産価値が注目されています。新築・中古問わず、価格上昇が続く中で、あなたの街はいかに?
2025年6月の不動産市場動向:規制強化、価格上昇、事業可能性
中古マンション価格、首都圏で急騰!一体いくら?
首都圏全体で前年比17.3%増、東京23区は30.6%増。
2025年6月の不動産市場動向について見ていきます。
法規制の強化や、価格上昇の現状、さらには事業可能性について、様々な角度から見ていきましょう。
公開日:2025/08/01

✅ アットホームが公表した中古マンション価格動向調査によると、首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は4,659万円で、30ヶ月ぶりに8エリア全てで前月比、前年同月比ともに上昇しました。
✅ 東京都(23区/都下)と神奈川県(横浜市・川崎市/他)の4エリアは2017年1月以降の最高額を更新し、特に東京23区は前年同月比で調査開始以来最高の+32.5%を記録しました。
✅ 首都圏外8エリアの中古マンション価格では、札幌市、京都市、大阪市、神戸市、福岡市が2017年1期以降の最高額を更新し、調査対象はアットホームに登録・公開された中古マンションの価格です。
さらに読む ⇒FNNプライムオンライン|フジテレビ系FNN28局のニュースサイト出典/画像元: https://www.fnn.jp/articles/-/908149情報開示の強化や、中古マンション価格の大幅上昇など、様々な動きがありましたね。
建築費高騰を考慮した事業モデルも注目ですね。
2025年6月25日と26日には、不動産市場に関する複数の重要な動きがありました。
まず、国土交通省は、不動産特定共同事業における投資家保護を強化するため、情報開示の項目を増加させ、特に不動産の価格の妥当性に着目しました。
次に、アットホームの調査によると、2025年5月の中古マンション価格は首都圏全体で前年同月比17.3%増となり、東京23区は30.6%増の6865万円と大幅な上昇を見せました。
新築戸建ても上昇傾向にあります。
さらに、トータルブレインからは、建築費高騰を考慮すると、首都圏の分譲マンションは坪単価300万円からが事業化可能であるというレポートが発表されました。
あらまあ、中古マンション価格がそんなに上がってるのね!うちは持ち家だけど、売ったらすごいことになるのかしら?
中古億ション市場の今後の展望とエリア特性
マンション価格高騰!中古億ション市場の未来は?
拡大予想も、地域差に注意。
中古億ション市場の今後の展望について、専門家の見解を見ていきましょう。
エリアごとの特性にも注目しながら、今後の市場を予測していきます。

✅ LIFULL HOME゛S総研副所長の中山登志朗氏が、ローカル億ション急増の背景や2025年のマンション価格の見通しについて解説しました。
✅ 中山氏は不動産市況分析の専門家であり、マンション価格の見極め方やハード面の確認の重要性などについて言及しました。
✅ インタビューはビジネス映像メディアPIVOTの創業者である竹下隆一郎氏との対談形式で行われました。
さらに読む ⇒TBS NEWS DIG出典/画像元: https://newsdig.tbs.co.jp/articles/withbloomberg/1659134?display=1中古億ション市場は、新築価格の上昇に伴い、今後も拡大していくと予想されていますね。
エリアごとの特性を理解し、将来性を考慮した物件選びが重要になりそうです。
LIFULLHOMES総研中山登志朗氏のコメントによると、コロナ禍以降の円安や人件費高騰、地価上昇により新築マンション価格が高騰し、それに連動して中古マンション価格も上昇しています。
今後は新築マンション価格の上昇を前提に、中古億ションの市場も拡大すると予想されています。
一方、中古億ションは都心部のごく一部に集中しており、地域偏在していることも指摘されています。
今後は、築年数が経過しても価格が高止まりする「実需+投資・投機エリア」、築年数に応じて価格が徐々に下落する「実需中心エリア」、築年数に関わらず「安価に流通するエリア」といった、エリアごとの特性が分かれることが予想されます。
中山さんの分析、さすがですね!実需と投資・投機、それぞれのエリア特性を理解して、賢く資産形成したいね!
都心部不動産の高騰と資産価値
都心の不動産、特に価値が上がっているエリアは?
城南エリア、都心エリア(目黒区、港区など)
最後に、都心部不動産の高騰と資産価値について、改めて確認しましょう。
将来性のある物件を見極めるために、どのような点に注目すべきでしょうか?。

✅ LIFULL HOME’Sの調査に基づき、東京23区の新築マンション価格が10年で平均146.8%上昇しており、特に城南エリアや都心部で上昇率が高い。
✅ 東京都下でも多くの地域で価格が上昇し、「多摩市」は23区を上回る上昇率を示した。
✅ 駅別のランキングでは「目黒」が1位となり、上位には都心部の駅が多くランクインし、交通利便性が価格に大きく影響している。
さらに読む ⇒不動産投資と収益物件の情報サイト【健美家】出典/画像元: https://www.kenbiya.com/ar/ns/research/yield_ranking/7440.html都心部の不動産価格は、10年で平均146.8%も上昇しているんですね。
目黒駅が1位というのは、納得です。
都心部の資産価値の高さが改めて示されました。
都心部を中心に、不動産価格は上昇を続けており、2023年には新築マンションの平均価格が過去最高を記録しました。
LIFULLHOMESによる住み替えに関する意識調査では、「値下がりしにくい場所」への関心が高まっています。
東京23区の新築マンションと築10年の中古マンションの価格変動率を比較した結果、23区全体で価格が上昇しており、特に目黒区や品川区などの城南エリア、千代田区、港区、渋谷区などの都心エリアで上昇率が高いことが判明しました。
駅別のランキングでは、目黒駅が1位となり、根津駅や中目黒駅が続きました。
上位には都心部や城南エリアの駅が多くランクインし、中古マンションでも1億円を超える価格帯の物件が多数存在し、都心部の資産価値の高さが改めて示されました。
すごい!10年でそんなに上がるなんて、やっぱり都心はすごいね〜。でも、どこまで上がるんだろうね?
本日の記事では、都心部不動産市場の現状と、今後の展望について解説しました。
価格高騰の背景には、様々な要因があることが分かりましたね。
💡 都心部の不動産価格は高騰しており、特に新築・中古億ションの上昇が著しい
💡 外国人投資家の影響、特に中国人富裕層の購入が市場を牽引している
💡 中古億ション市場は拡大傾向、都心部に集中し、エリアごとの特性が分かれる