脳科学が教える！大人の学習とスマホとの付き合い方：脳を活性化させる秘訣とは？脳科学に基づく学習法とスマホの影響

今回は、脳科学の視点から大人の学習とスマホとの関係について深掘りしていきます。

脳を活かすための具体的な方法を見ていきましょう。

脳科学が語る大人の学習と脳の働き

はい、まずは脳科学が語る大人の学習についてです。

東北大学の川島隆太教授の研究によると、大人が学習を継続することで、脳の体積が増加し、様々な脳機能が向上するとのことです。

東北大学 川島隆太教授 インタビュー「読む＆書く」からこそ学びは深くなる

✅ 東北大学の川島隆太教授は、脳科学の知見に基づき、大人が学習を継続することで脳の体積が増加し、注意能力や抑制力などの基本的な脳機能も向上すると述べています。

✅ 学習方法として、「より面倒で厄介な方法」ほど脳が活性化され、効果が高いと提唱しており、具体的には、紙と鉛筆を使った自学自習、授業を受ける、ビデオ教材を見る、の順で効果が期待できるとしています。

✅ 学習は、成長期だけでなく大人でも可能であり、学習を続けることで脳のあらゆる働きが高まり、能力開発につながるため、ビジネスパーソンにとって重要であると説いています。

さらに読む ⇒産業能率大学 総合研究所出典/画像元: https://www.hj.sanno.ac.jp/cp/feature/201911/08-02.html

学習方法として「より面倒で厄介な方法」ほど効果が高いというのは面白いですね。

紙と鉛筆での自学自習が一番効果的なのも、なるほどと納得です。

東北大学の川島隆太教授は、脳科学に基づき、大人の学習の重要性を説いています。

学習は脳に新たな回路網を形成し、年齢に関わらず脳の体積を増加させ、前頭葉を中心とした学習能力を向上させます。

継続的な学習は、スキルや知識の習得だけでなく、注意能力や抑制力といった基礎的な脳機能を高めるため、人生100年時代においても重要です。

学習方法としては、紙と鉛筆を使った自学自習が最も効果的で、脳をより多く使う方法ほど脳が活性化されます。

また、脳のメカニズムに関する誤解を解き、右脳と左脳の連携、指先の動きと脳の関係、ゲームが脳に与える影響など、最新の脳科学情報を解説しています。

なるほど。学習は投資と一緒だな。脳みそへの投資は、リターンが大きいってことか。よし、俺も紙と鉛筆で勉強するか！

脳トレで脳を活性化させる - 音読と計算のドリル

次に、脳トレで脳を活性化させる方法です。

川島教授の研究では、音読と計算ドリルが脳の前頭前野を活性化させることが明らかになりました。

あつまさ先生の道しるべvol.45』～音読と計算で子どもの脳は活性化～

公開日:2024/06/26

✅ 東北大学の川島隆太教授の研究によると、音読と単純な計算が脳の前頭前野を活性化させ、考える力や生きる力、基礎学力を育む。

✅ 音読は集中力、記憶力、語彙力、読解力、ストレス軽減、コミュニケーション能力、自制心向上に効果があり、小学生の教育や大人の学び直しにも有効。

✅ 簡単な計算も脳を活性化させ、年齢や数学力に関わらず同様の効果が得られる。

さらに読む ⇒【ままっち！】出典/画像元: https://mamatch.jp/supporter/post-23022.html

音読と計算ドリルで脳が活性化するのは、驚きです。

認知症高齢者の脳機能改善にも効果があるとのことですので、色々な年代で試せるのがいいですね。

川島教授の研究は、脳の前頭前野を活性化させるトレーニング法の開発にもつながっています。

計算問題を速く解くことと、活字を声に出して読むこと（音読）が、背外側前頭前野を活性化させることが発見されました。

これを基に開発されたトレーニングは、認知症高齢者の脳機能改善にも効果があることが確認されています。

具体的なトレーニングは、1日10～15分の音読と計算ドリル教材というもので、特定の能力を鍛えることで他の能力も向上する「転移」現象も示唆され、誰でも簡単に実践できる脳トレの可能性を示しています。

音読って、子供の頃以来やってないわ。でも、集中力とかも上がるって聞くと、ちょっとやってみたくなってきたな。道民としては、標準語で読む練習も必要かな（笑）