松山油脂、躍進の秘密とは?老舗石鹸メーカーの挑戦と企業文化?創業115年。石鹸メーカーのブランド戦略と働き方改革
1908年創業の松山油脂は、下請けからの脱却を目指し、自社ブランドを確立。30歳で家業を継いだ松山剛己氏が、100時間かけて石鹸を焚き上げる「釜焚き製法」を活かし、「M-mark series」を開発。社員の成長とワークライフバランスを重視し、柔軟な働き方を推進。安全・環境配慮・使い心地・価格を両立した製品で、人々のデイリーウェルネスに貢献する、ものづくり企業。
企業文化と働き方改革
松山油脂の働き方改革、どんな変化があった?
週休3日制や長期休職制度を導入!
松山油脂は、スタッフの働きがいを重視し、多様な働き方を支援する「WORK2024」を導入しました。
週休3日制や長期休職制度など、ユニークな制度が、スタッフの成長を促し、より良い製品作りに繋がっています。
公開日:2022/02/08

✅ 松山油脂は、働き方の多様性を支援し、スタッフの主体性と専門性向上を目指し、「WORK2024」をスタートさせた。
✅ 主な制度として、週休3日制、チーム単位有給休暇、最長3年の長期休職制度、フリーワーク制度、ジョブオブザーブ制度、ジョブリクエスト制度、社外研修推奨制度を設けている。
✅ これらの制度を通じて、スタッフの成長を促し、働きがいのある会社を目指し、長期的な利益の維持、スタッフへの還元、顧客への還元、社会貢献につなげることを目指している。
さらに読む ⇒松山油脂株式会社出典/画像元: https://www.matsuyama.co.jp/effort/8410働き方改革を積極的に進めているのは素晴らしいですね。
ワークライフバランスを重視することで、スタッフのモチベーションも上がり、結果的に会社の成長にも繋がるはずです。
松山油脂は、「人々のデイリーウェルネスに貢献する」という理念のもと、丹念なものづくりとつくり手の思いを伝え続けています。
お客様のニーズに応える製品開発を通じて、スタッフの成長を重視する企業文化を築いています。
2022年には年間休日を128日に増やし、ワークライフバランスを重視することで、スタッフの心身のゆとりを生み出し、仕事の質の向上と会社の成長に繋げています。
2017年からの働き方改革「WORK2020」を経て、2024年には「WORK2024」へと進化し、選択的週休3日制度や長期休職制度など、スタッフが主体的に働き、成長できる環境を整備しています。
また、役職定年制度と昇格年齢制限を撤廃し、年齢にとらわれない人材活用を通じて、すべてのスタッフが意欲的に働き続けられるようにしています。
週休3日制とか、長期休職制度とか、今の時代に合った働き方改革ね! 従業員さんが働きやすい環境を作るのが、会社の成長に繋がるってことよね!
品質へのこだわり
松山油脂の製品、何が特別?品質へのこだわりとは?
釜焚き製法、厳格な検査、高い品質基準です。
松山油脂の墨田工場での、ものづくりへのこだわり、品質へのこだわりについてレポートします。
創業以来の製法である「釜焚き製法」の工程や、スタッフの手作業による製品作りなど、品質へのこだわりをご紹介します。
公開日:2024/01/14

✅ 松山油脂の墨田工場オープンファクトリーの後編レポートであり、釜焚き製法による石けん素地の製造工程、液体充填室での手作業による製品充填、小切り室での枠練り石けんの裁断作業が紹介されています。
✅ 釜場では、4日間かけて石けん素地を製造する伝統的な釜焚き製法を見学し、仕上げ塩析の工程を観察しました。
✅ 液体充填室では、多品種少量生産に適したコンパクトなラインで、スタッフが手作業で製品を充填する様子を見学し、小切り室では、枠練り石けんの裁断作業を見学しました。
さらに読む ⇒ 地方創生メディア Mediall(メディアール)出典/画像元: https://mediall.jp/monokoto/32335伝統的な製法を守りながら、品質の高い製品を作り続けているのは素晴らしいですね。
スタッフの皆さんの丁寧な作業が、製品の品質を支えているのですね。
松山油脂は、安全性が高く、環境に配慮し、使い心地の良いデザインと手頃な価格を両立した製品を提供しています。
創業以来のコア技術である「釜焚き製法」を活かし、原材料を100時間かけて石鹸に仕上げるなど、品質にこだわったものづくりをしています。
98%以上の純石鹸分とグリセリン等の成分で構成され、植物由来の精油やエキスを使用しています。
製品は、中間品検査、最終品検査、検品を経て出荷され、スタッフ一人ひとりが製品の品質に責任を持ち、日々改善に努めています。
品質へのこだわりって、結局は企業の本気度を表すんだよね。手間暇かけて良いものを作る姿勢は、お客様からの信頼にもつながる。見習うべき点が多いな。
松山油脂の挑戦は、ものづくりにかける情熱と、働きがいのある環境を両立させる素晴らしい事例でした。
今後の更なる発展を期待します。
💡 松山油脂は、100時間かける「釜焚き製法」を守り、高品質な石鹸を作り続けています。
💡 自社ブランド「M-mark series」を展開し、多くのファンを獲得しています。
💡 働きがいのある会社を目指し、多様な働き方を支援する「WORK2024」を導入しています。