Diamond Edge Logo Menu opener

泉屋東京店クッキー物語:母の愛から生まれた、日本のクッキー文化とは?1912年創業、手作りクッキーの老舗「泉屋東京店」の歴史と今

1912年創業、日本初のクッキー専門店「泉屋東京店」。創業者・泉園子の愛情と手作りへのこだわりから生まれたクッキーは、子供たちを笑顔にし、やがて社会貢献へと繋がりました。伝統の味を守り、盲導犬支援活動も行う老舗の軌跡。4代目社長が父から受け継いだ想いとは? 家族の温かさと美味しさで、今日も人々を幸せにするクッキー物語。

泉屋東京店クッキー物語:母の愛から生まれた、日本のクッキー文化とは?1912年創業、手作りクッキーの老舗「泉屋東京店」の歴史と今

📘 この記事で分かる事!

💡 泉屋東京店は、1912年創業の老舗クッキー店。手作りにこだわった14種の「スペシャルクッキーズ」が人気。

💡 創業者一家の想いと、浮き輪マークに込められた意味。時代に合わせて変化を続ける事業展開。

💡 4代目社長による事業承継と、盲導犬支援などの社会貢献活動。伝統を守りながらの挑戦。

本日は、日本初のクッキー販売店である泉屋東京店についてご紹介します。

クッキーに込められた想いや、その歴史、そして未来への展望について詳しく見ていきましょう。

始まりの物語:母の愛とクッキーの出会い

泉屋東京店のクッキー、誕生のきっかけは何?

子供たちへの愛情と社会貢献の思い。

泉屋東京店の物語は、創業者である泉園子氏が、子供たちに美味しいクッキーを食べさせたいという愛情から始まりました。

宣教師から作り方を学び、試行錯誤の末、レシピを完成させました。

スコットランドの家庭の味から生まれた「泉屋東京店」の「スペシャルクッキーズ」/人気店の定番スイーツ vol.27

公開日:2020/12/25

スコットランドの家庭の味から生まれた「泉屋東京店」の「スペシャルクッキーズ」/人気店の定番スイーツ vol.27

✅ 日本初のクッキー販売店「泉屋東京店」の歴史と、伝統のクッキー「スペシャルクッキーズ」を紹介しています。創業者夫妻が宣教師からクッキー作りを学び、研究を重ねてレシピを完成させました。

✅ 「スペシャルクッキーズ」は14種類のクッキーからなり、特に人気の「リングターツ」は手作業でドライフルーツを飾り付け。お店のシンボルマークである浮輪は、困難を乗り越える象徴として、創業者の想いが込められています。

✅ 時代に合わせて、個包装や限定缶、単品アソートパックなど、様々な商品展開を行っています。また、新ブランドのショートブレッド専門店「ショブレ」をオープンするなど、新しい挑戦も続けています。

さらに読む ⇒おいしいマルシェ powered by おとりよせネット出典/画像元: https://marche.otoriyose.net/article/35043

クッキー作りを通じて社会貢献を目指すという理念に感銘を受けました。

手作りの温かさ、そして家族への愛情から始まったというエピソードが素敵ですね。

1912年、日本で初めてクッキーを販売した老舗企業「泉屋東京店」の物語は、創業者である泉園子氏と、子供たちに手作りの美味しいお菓子を食べさせたいという想いから始まりました

園子夫人は、夫の助けを借りながら、アメリカ人宣教師夫人からクッキーの作り方を学び、家庭で作るホームメイドクッキーにこだわりました。

敬虔なクリスチャンであった園子氏は、クッキーを通して社会に貢献したいという強い思いも抱いていました。

そのクッキー作りは、子供たちへの愛情から始まり、やがて社会への貢献へと繋がっていくのです。

へえ、クッキーって、そんなバックグラウンドがあったんですね! 泉屋さんのクッキー、今度から食べる時にちょっと違った気持ちになりそうです。良い話聞かせてもらいました!

泉屋の誕生と成長:手作りの味、人々の和

泉屋クッキーの誕生秘話!どんなきっかけがあったの?

宣教師との出会いと、レシピ改良から始まった!

泉屋のクッキーは、昭和時代から手土産や贈答品として親しまれてきました。

特に青い缶に入ったクッキー缶は、まるで宝石箱のようですよね! 泉屋のクッキーは、様々な種類のクッキーが詰め合わされており、老若男女に愛されています。

レトロ手土産青い缶に入った宝石・「泉屋」のクッキー

公開日:2021/08/26

レトロ手土産青い缶に入った宝石・「泉屋」のクッキー

✅ 泉屋のクッキーは、昭和時代から手土産や贈答品として親しまれてきた定番商品であり、特に青い缶に入ったクッキー缶は、まるで宝石箱のような見た目で人気を集めている。

✅ 泉屋は、元々貿易商だった泉伊助が、宣教師の夫人からクッキー作りを学び、夫婦で研究を重ねて創業。京都での評判を経て、東京に移転し、法人化して現在に至る。

✅ 泉屋のクッキーは、リングターツやサボイフィンガーなど、様々な種類のクッキーが詰め合わされており、缶のサイズによって入っている種類と量が異なる。特にリングターツは、泉屋の浮き輪マークの由来にもなっている。

さらに読む ⇒昭和レトロ研究所出典/画像元: https://sho-waretorokennkyuujyo.com/retoropresent-izumiyacookies/

青い缶のクッキー缶、私もよく贈答品でいただきます。

あの缶を開ける時のワクワク感、たまりませんよね! 泉屋さんのクッキーの歴史には、そんな素敵な思い出も詰まっているんですね。

1914年、宣教師夫婦との出会いを経て、泉園子氏はクッキー作りの腕を磨き、夫と共にレシピを改良を重ねました

そのクッキーは評判を呼び、1927年には「泉屋」の看板を掲げるに至ります。

手作りのクッキーは、徐々に人々の間で広がり、販売を求める声に応える形で事業は拡大しました。

シンボルマークである浮き輪は、子供の何気ない一言から着想を得たもので、母が子を守る想いと人々の和(輪)を表現しています。

1952年には株式会社泉屋東京店を設立し、その味と理念を百貨店などでの販売を通じて広め、今日までその歴史を刻んでいます。

へ〜、あのクッキー缶、昔からあるんだね! うちのオトンも好きでよく買ってたなぁ…懐かしいなぁ。浮き輪マークも、なんかええよね。

次のページを読む ⇒

4代目女性社長が継承する泉屋東京店。手作りクッキーの伝統を守り、日本初の「クッキー」文化を牽引。盲導犬支援を通じ、温かい社会を目指す姿勢が魅力。