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スペースワンの挑戦!小型ロケット「カイロス」打ち上げ失敗から見える宇宙開発の未来とは?和歌山県串本町から、宇宙への夢を乗せて ~カイロスロケット、二度の打ち上げ失敗の軌跡~

宇宙宅配便を目指すスペースワン、小型ロケット「カイロス」で2度の挑戦。国内初の民間発射場からの打ち上げを目指すも、2度の失敗を経験。それでも諦めない!改良を重ね、次なる挑戦へ。2020年代に20機、2030年代に30機の打ち上げサービス提供を目指し、日本の宇宙開発を牽引する。

再起への道のり カイロス2号機打ち上げ計画

カイロスロケット2号機、どんな衛星を打ち上げる?

超小型衛星TATARA-1など複数機

初号機の失敗を乗り越え、スペースワンは再起を誓います。

2024年12月14日、カイロス2号機の打ち上げが計画されました。

今度こそ成功なるか、注目が集まります。

カイロスロケット2号機 12月14日に複数衛星打ち上げへ
カイロスロケット2号機 12月14日に複数衛星打ち上げへ

✅ スペースワン株式会社は、2024年12月14日にカイロスロケット2号機を使用して、複数の事業者から受注した計5機の衛星を打ち上げる予定です。

✅ 打ち上げられる衛星には、宇宙用コンピュータを開発するSpace Cubicsの3Uキューブサット「SC-Sat1」、台湾の公的宇宙機関であるTaiwan Space Agency(TASA)の衛星、そしてテラスペース株式会社の超小型衛星「TATARA-1」が含まれます。

✅ スペースワンは、小型衛星用の宇宙輸送サービスを提供しており、今回の打ち上げは、2024年3月の初号機打ち上げに続くもので、民間企業によるロケット打ち上げへの挑戦として注目されています。

さらに読む ⇒SPACE CONNECT出典/画像元: https://space-connect.jp/kairos-2/

今度は5機も衛星を打ち上げる計画だったんですね! 民間の小型衛星打ち上げサービスが、本格的に始動するはずだったんですが… 成功を期待していました。

初号機の失敗から、改善を重ね、スペースワンは新たな目標に向かいます。

2024年12月14日には、改良されたカイロスロケット2号機の打ち上げを予定しました。

打ち上げ時間は日本時間11時0分~11時20分頃、予備期間は12月15日~12月27日と設定され、複数(計5機)の衛星を搭載する計画でした。

2号機は、50kg級の超小型衛星「TATARA-1」とキューブサット4機を高度500kmの太陽同期軌道に投入することを目指しました。

「TATARA-1」には宇宙寺院を構想し、写経データなどが搭載される予定でした。

打ち上げ輸送サービス契約は、複数の事業者と締結され、SpaceCubics合同会社、台湾の公的宇宙機関TaiwanSpaceAgency(TASA)、テラスペース株式会社、広尾学園中学校・高等学校・ラグラポの衛星が打ち上げられる予定でした。

ほほー、写経データとか積んで宇宙寺院ですか。ロマンチックね!成功して欲しかったわね。

2度目の試練 カイロス2号機、再びの失敗

カイロスロケット2号機、どこで何が起きた?失敗の原因は?

ノズル異常、打ち上げ失敗。ノズル制御の異常。

しかし、カイロス2号機もまた、打ち上げに失敗します。

2度目の試練。

一体何が起きたのでしょうか?詳細を見ていきましょう。

カイロス2号機打上げ失敗 – 異常が起きた「ノズル駆動制御」とは?なぜ飛行を中断した?

公開日:2024/12/24

カイロス2号機打上げ失敗 – 異常が起きた「ノズル駆動制御」とは?なぜ飛行を中断した?

✅ スペースワン株式会社のカイロスロケット2号機は、姿勢制御の異常により打ち上げが失敗し、初号機に続いて2度目の失敗となった。

✅ 2号機は、約3分間の飛行の後、姿勢制御の異常から自律システムの判断により飛行中断となり、搭載していた超小型衛星やキューブサットを軌道に投入できなかった。

✅ 2号機では、第1段の推力予測の改善と飛行正常範囲の見直しが行われたが、第1段と第2段の分離後の姿勢制御がうまくいかず、飛行中断に至った。

さらに読む ⇒SPACE Media - 宇宙を知る、楽しむ、好きになる。宇宙の総合情報サイト。出典/画像元: https://spacemedia.jp/technology-and-engineering/14304

2度目の失敗は、本当に残念ですね。

技術的な課題も多く、今後の宇宙開発への影響も気になりますね。

2024年12月18日、カイロスロケット2号機は和歌山県串本町のスペースポート紀伊から打ち上げられました。

順調な飛行を思わせましたが、発射約80秒後から機体の異常な回転が始まり、姿勢制御に異常が発生しました。

第1段と第2段の分離後も修正が試みられましたが、最終的に自律システムにより飛行中断となりました。

初号機より長い約3分間の飛行を達成したものの、2度目の打ち上げ失敗となりました。

原因は、ロケットノズルの角度を変えることで機体の姿勢を制御する「ノズル駆動制御」における異常とされています

今回の失敗は、推力予測の改善や飛行正常範囲の見直しが行われたにもかかわらず発生し、今後の課題が残されました。

うーん、二度あることは三度ある、なんてことにならないように、しっかり原因を究明してほしいな。次こそは成功させてくれよ!

未来への希望 宇宙宅配便サービスの実現に向けて

スペースワン、再起を賭け小型衛星輸送で目指す未来とは?

2020年代に20機、30年代に30機の打ち上げ。

2度の失敗を経験したものの、スペースワンは諦めません。

小型ロケットによる宇宙輸送サービスという、壮大なビジョンを掲げ、未来へと向かっています。

小型ロケット「カイロス」、国内ベンチャー初の人工衛星打ち上げへ 目指す手軽な「宇宙宅配便」

公開日:2024/03/10

小型ロケット「カイロス」、国内ベンチャー初の人工衛星打ち上げへ 目指す手軽な「宇宙宅配便」

✅ 和歌山県串本町の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」から小型固体燃料ロケット「カイロス」初号機の打ち上げが、警戒海域に船舶が残留していたため延期された。

✅ カイロスロケットは、固体燃料を使用し、準備期間の短縮や省人化を実現した「宇宙宅配便」をコンセプトとしており、将来的には年間20回の打ち上げを目指している。

✅ 今回の打ち上げは、内閣衛星情報センターの小型衛星を搭載し、政府の宇宙開発における民間支援の重要性が高まっており、地元でも観光需要の増加など、大きな期待が寄せられている。

さらに読む ⇒JAPAN Forward - Real Issues, Real News, Real Japan出典/画像元: https://japan-forward.com/ja/%E5%B0%8F%E5%9E%8B%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%80%8C%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%80%8D%E3%80%81%E5%9B%BD%E5%86%85%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E5%88%9D%E3%81%AE/

宇宙開発は、本当に難しいんですね。

でも、スペースワンの挑戦は、日本の宇宙開発を大きく前進させる可能性を秘めていると思います。

応援したいですね。

2度の失敗を経験したスペースワンは、小型衛星の宇宙輸送サービスという壮大なビジョンを諦めていません

2020年代に20機、2030年代に30機の打ち上げサービスを提供することを目指しています。

今回の失敗を教訓に、技術的な課題を克服し、民間宇宙開発の技術的進歩に貢献することを目指しています。

スペースワンは、迅速な立て直しとカイロスロケットの良さを活かした修繕を進め、小型ロケット市場における競争を勝ち抜こうとしています。

今後の日本の宇宙開発における民間企業の役割はますます重要になっており、スペースワンの挑戦は、日本の宇宙開発全体を牽引する可能性を秘めています。

夢を諦めないってのは、素晴らしいことだべさ!応援するよ!

スペースワンの挑戦は、宇宙開発の未来を切り開く可能性を秘めています。

今後の動向に、注目していきましょう。

🚩 結論!

💡 スペースワンの挑戦、カイロス初号機の打ち上げ失敗と、その原因を解説。

💡 カイロス2号機の打ち上げ計画と、2度目の失敗。技術的課題と今後の展望について。

💡 小型衛星の宇宙輸送サービスというビジョン、未来への希望。宇宙開発の可能性を探る。