JR東日本、2025年春闘と組織再編に見る課題と展望？2025年春闘、賃上げと組織再編の行方

6月：組織の見直しと多岐にわたる問題への対応

6月は、組織の見直しが大きなテーマとなりました。

JR東日本は、2026年度から地域密着型の事業運営を目指し、組織体制を大きく変革する計画を発表しました。

JR東日本、運営体制と人事・賃金制度を見直し 2026年度から初任給の引き上げや職務能力給の導入などを実施

公開日:2025/05/08

✅ JR東日本は2026年度から、地域密着型の事業運営を目指し、従来の組織を36の事業本部体制に再編します。

✅ 人事・賃金制度を改革し、定期昇給を廃止して職務能力給を導入、初任給を引き上げます。

✅ 勤務形態の見直し、定年退職年齢の引き上げ、再雇用制度の新設など、多様な働き方を支援する制度改革も実施します。

さらに読む ⇒AMPアンプ - ビジネスインスピレーションメディア出典/画像元: https://ampmedia.jp/2025/05/08/jreast-henkaku-2026/

組織再編、人事制度改革は、企業にとって大きな転換点ですね。

定期昇給廃止、職務能力給導入など、詳細が気になります。

労働組合との交渉も、今後の行方を左右するでしょう。

6月に入ると、組織体制の見直しに関して焦点が当てられました。

6月10日には人事・賃金制度の見直しに関する申し入れが提出され、16日には「事業本部の設置」と「本社の見直し」に関する申し入れが提出されました。

これらの見直しに対し、労働組合は詳細な説明を求めて団体交渉を行いました。

6月23日にはグループ経営ビジョンに関する団体交渉が行われ、28日には東北新幹線の運転見合わせトラブルに関する申し入れも提出されました。

さらに、退職給付の見直しに関する解明の団体交渉も行われました。

うーん、組織の見直しですか。会社が変わろうとしているのは良いことだけど、社員としては不安になる人もいるんじゃないかしら。定年延長とか、多様な働き方を支援する制度は、いいと思うけど、具体的にどうなるのか、ちゃんと説明してほしいわ。

7月：人事・賃金制度と組織の見直しの進展

7月は、人事・賃金制度と組織の見直しの進展が焦点となりました。

労働組合は、人事賃金制度の改悪に対して、詳細な情報開示と説明を求めています。

人事・賃金制度改悪許すな！

公開日:2011/02/09

✅ 動労総連合は、JR東日本が提案した人事賃金制度の改悪に対し、基本給表の廃止や業務の外注化などを問題視し、詳細な解明を求めて申し入れを行った。

✅ 提案された制度は、昇給額を会社の裁量で決定し、労働者間の分断や賃下げを狙うものであり、定年延長の拒否や東労組との水面下での交渉など、様々な問題点があるとしている。

✅ 申し入れでは、制度変更の具体的な理由、等級区分、昇進・昇格の評価方法、基本給表廃止の理由、昇給額の低さなどについて、客観的な情報開示と説明を求めている。

さらに読む ⇒国鉄千葉動力車労働組合出典/画像元: https://doro-chiba.org/nikkan/%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E3%83%BB%E8%B3%83%E9%87%91%E5%88%B6%E5%BA%A6%E6%94%B9%E6%82%AA%E8%A8%B1%E3%81%99%E3%81%AA%EF%BC%81%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%AE%E8%A3%81%E9%87%8F%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%A4%E3%81%A7/

人事賃金制度の見直しは、社員の生活に大きく影響しますから、労働組合の意見は重要ですね。

詳細な説明を求めるのは当然だと思います。

制度変更の理由や、昇給の評価方法など、きちんと説明責任を果たすべきです。

7月12日には、「本社の見直し」について解明を求める団体交渉が行われました。

また、7月17日には「人事賃金制度の見直し」に関する移行措置と経過措置について解明を求める申し入れが提出されました。

これらの制度見直しに対し、労働組合は詳細な説明を求めて団体交渉を通じて対応しました。

うーん、基本給表の廃止ですか。経営者としては、人件費をコントロールしたい気持ちは分かりますが、社員のモチベーションを考えると、慎重に進めるべきですね。昇給額が会社の裁量で決まるというのは、ちょっと怖いですね。

組合活動と情報発信

組合活動と情報発信についてです。

JR東労組は、組合員の権利を守り、より良い労働環境を構築するために、積極的に情報発信を行っています。

JR東労組

✅ 第27回定期大会は、震災復興に向けた全12地本の結束を確認し、鉄道と地域の復興、脱原発、上告審勝利などの課題について活発な議論を行い、成功裏に閉会した。

✅ 大会では、東日本大震災からの復興を組合活動の基底に据え、鉄道復旧を通じた地域復興の実現を目指すこと、被災した組合員への支援、ボランティア活動への積極的な参加などを確認した。

✅ 労働組合として「脱原発」の立場を明確にし、エネルギー政策の転換を図る必要性を訴え、原子力問題が平和の問題にも繋がるという認識を示した。

さらに読む ⇒JR東労組 – 東日本旅客鉄道労働組合 EAST JAPAN RAILWAY WORKER゛S UNION出典/画像元: http://www.jreu.or.jp/static_page/01jreu/page17.html

組合の活動は、組合員の権利を守るために重要です。

情報発信を通じて、組合活動をオープンにしているのは良いですね。

労働環境の改善に向けて、積極的に活動している姿は、頼もしいです。

JR東労組は、公式サイトを通じて活動内容、主張・見解、加入方法などを発信し、組合員の権利を守り、より良い労働環境を構築するために活動しています。

このサイトでは、過去の情報やお問い合わせフォームを提供し、各地本情報や組合機関紙「緑の風」、政経フォーラムの情報も掲載しています。

さらに、サークル活動や職場での問題、パワハラ、不当労働行為などの相談窓口も設けています。

夏季手当は2.8カ月分、平均支給額は104万9200円となりました。

組合も頑張っとるみたいやね。社員のために何ができるか、常に考えてるんやろね。情報公開もきちんとしとるし、ええことや。夏季手当は2.8ヶ月分、平均104万9200円は、エエね！

JR東日本の2025年の動向をまとめました。

賃上げ、組織再編、そして労働組合の活動。

様々な課題と展望が見える内容でした。