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NTT西日本の挑戦:信頼回復から未来への共創?北村新体制とQUINTBRIDGEが描く未来

NTT西日本の新社長、北村亮太氏が信頼回復と持続的成長を目指し、現場第一主義を掲げて改革を加速!顧客情報流出事件からの再起、事業構造転換、地域DX推進、そしてオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」を中心とした共創戦略を展開。林業DX、自動運転EVバスの実証実験、大阪・関西万博でのIOWN活用など、未来を切り開く挑戦に注目!

共創の連鎖へ

QUINTBRIDGE、4年目の重点施策は何?

共創プログラムと地域共創ハブ化!

QUINTBRIDGEで開催されたDXをテーマにしたピッチプログラムについて、そして今後の展望について見ていきましょう。

QUINTBRIDGE PITCH Shining Startup <第6回 DX特集>
QUINTBRIDGE PITCH Shining Startup <第6回 DX特集>

✅ QUINTBRIDGEでDXをテーマにしたピッチプログラムが開催され、DX関連のスタートアップ企業6社が、社会課題解決に向けた共創についてピッチを行った。

✅ 登壇企業は、Webシステム向けナビゲーションツール「テックタッチ」、SaaS型ワークフロー「kickflow」、採用DXサービス「harutaka」などを紹介し、それぞれのサービスがDX推進にどのように貢献できるかを説明した。

✅ 会場とオンラインで150名を超える参加者があり、活発な質疑応答が行われるなど、DXへの関心の高さが伺えた。

さらに読む ⇒社会を変えたい思いと思いが、出会う場所。|オープンイノベーション施設 QUINTBRIDGE|運営 NTT西日本出典/画像元: https://www.quintbridge.jp/about/library/detail/202306270000.html

DX関連のスタートアップ企業によるピッチ、興味深いですね。

様々な企業が共創を通じて社会課題の解決に挑んでいるのは素晴らしいです。

QUINTBRIDGEは、これまでの3年間で、法人・個人会員の拡大、25万人を超える累計利用者数、そして115件の共創プロジェクト創出という実績を上げてきました。

京都市との赤外線サバイバルゲーム、ugo株式会社とのロボット社会実装といった事業化、サービス化、出資、法人化に繋がる事例も生まれています。

4年目に向けて、北村社長は2つの重点施策を発表しました。

1つ目は、スタートアップ向けの「出資確約型」事業共創プログラム『Spark-EdgeForNextChallengers』の開始です。

2つ目は、京橋〜森ノ宮周辺エリアを巻き込み、企業、行政、大学、地域住民が連携する「ローカル・イノベーションディストリクト構想」の始動です。

これはQUINTBRIDGEを、異分野連携が自然に起こる地域共創のハブとする狙いがあります

へー、すごいねー!そんなことやってるんだ!

地域社会への貢献

NTT西日本の林業DX、何がすごい?

CO2吸収をカーボンクレジットに!

NTT西日本グループが取り組む地域社会への貢献について、詳しく見ていきましょう。

森林・林業DX×カーボンクレジットの取組みが読売新聞に掲載されました NEWS お知らせ
森林・林業DX×カーボンクレジットの取組みが読売新聞に掲載されました NEWS お知らせ

✅ NTT西日本グループは、森林・林業DX推進活動を通じて、持続的な地域活性化を目指している。

✅ 2023年4月19日の読売新聞のカーボンクレジット特集記事で、同グループの取り組みが紹介された。

✅ 今後は、林業の生産性向上、再造林促進、国産材活用などを通して、森林・林業を起点としたカーボンニュートラル社会の実現を目指す。

さらに読む ⇒地域創生Coデザイン研究所出典/画像元: https://codips.jp/news/20230421/

林業のDX、素晴らしいですね。

持続可能な社会の実現に向けた取り組みは、本当に重要だと思います。

NTT西日本では、地域社会への貢献として、林業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しています

ドローンを活用して森林資源を調査し、デジタル技術で資産価値を可視化することで、CO2吸収量をカーボンクレジットに変換し、企業への販売を実現しています。

得られた収益は森林管理や植樹に充て、持続可能な森林資源の活用を目指す循環型ビジネスを展開しています。

また、自動運転EVバスの実証実験を12の自治体で実施しており、地域の交通と物流の課題解決を目指しています。

2025年度までに50カ所、2027年度には100カ所以上でレベル4の自動運転サービスを実現することを目指しています。

NTT西日本は、高速通信インフラの整備、地図・位置情報データの活用、センサー・カメラによる安全制御支援といった強みを活かし、この取り組みを支えています。

カーボンクレジットとか、自動運転とか、未来を感じるね!でも、ちゃんと利益が出るようにしないと続かないよ!

未来への展望

NTTグループ、大阪万博で何を実現する?

IOWNで会場接続、地域連携の仕組み構築。

大阪・関西万博におけるNTTの未来への取り組みと、NTT西日本の今後の展望についてご紹介します。

NTT、大阪・関西万博でIOWNを利用した未来のコミュニケーションを実現
NTT、大阪・関西万博でIOWNを利用した未来のコミュニケーションを実現

✅ NTTは、2030年実現を目指す革新的な光技術を活用したIOWNに関する技術を、大阪・関西万博のNTTパビリオンで体験できるゾーンとして提供しています。

✅ パビリオン内のZone2では、Perfumeが3D空間伝送技術を用いて、夢洲会場、万博記念公園、バーチャル万博会場を繋ぐ実証実験を体験でき、高速大容量・低遅延を実現するIOWN APNの性能を体感できます。

✅ Zone3では、来場者の姿をスキャンして生成した「Another Me」が登場し、言葉や文化を超えた自己の可能性に気づく演出が行われ、未来のコミュニケーションの可能性を提示しています。

さらに読む ⇒株式会社ミライト・ワン出典/画像元: https://www.mirait-one.com/miraiz/5g/column100.html

万博でのIOWN技術の活用、楽しみですね。

NTT西日本の事業構造転換への挑戦にも注目です。

2025年の大阪・関西万博では、NTTグループとして、QUINTBRIDGEを次世代通信基盤「IOWN」を通じて万博会場と接続し、体験提供や社会実装の実験フィールドとして機能させる計画です。

万博を世界への発信の場とし、ポスト万博のレガシーとして地域連携の仕組みづくりを進めていく意向を示しています

NTT西日本は、顧客からの信頼回復、事業構造の転換、社員の知恵とスキルアップを重視し、通信周辺領域や新しい分野への挑戦を通じて、事業の立て直しを図る方針です。

5月発表の業績見通しでは大幅な減益が予想されており、固定電話市場の縮小が事業構造転換の必要性を浮き彫りにしています。

北村社長は、4年目のQUINTBRIDGEが「共創の場」から、地域や世界を巻き込む「共創の連鎖」へと発展していくことを強調し、新たな挑戦が始まっています。

NTT、結構頑張ってるねー!減益ってのは気になるけど、頑張ってほしいわ!

NTT西日本の様々な取り組みを通して、未来への挑戦と地域社会への貢献を目指していることがよく分かりました。

🚩 結論!

💡 NTT西日本は、信頼回復、事業構造の転換、社員のスキルアップを重視している。

💡 大阪・京橋のQUINTBRIDGEを拠点に、多様な企業や人材との共創を推進している。

💡 地域社会への貢献として、林業DXや自動運転EVバスの実証実験を行っている。