小林喜光新時代？日本生産性本部の新会長就任で何が変わる？小林喜光氏、日本生産性本部会長就任、東電HD会長としての手腕にも注目。

それでは、まず日本生産性本部の新会長に就任する小林喜光氏について、詳しく見ていきましょう。

変革の時：新リーダー・小林喜光氏の登場

日本生産性本部の新たなリーダー、小林喜光氏。

その手腕に期待が高まります。

日本生産性本部会長に小林喜光氏 東電HD会長、交代は11年ぶり：朝日新聞

公開日:2025/03/24

✅ 日本生産性本部は、茂木友三郎会長が退任し、後任に小林喜光副会長が就任する人事を内定した。

✅ 会長交代は11年ぶりで、6月11日付で正式に決定する。

✅ 茂木会長はキッコーマン名誉会長、小林新会長は東京電力ホールディングス会長を務めている。

さらに読む ⇒朝日新聞デジタル：朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/AST3S2QBTT3SULFA012M.html

小林氏の就任は、日本生産性本部にとって大きな変革の時と言えるでしょう。

東電HD会長との兼任となり、そのリーダーシップが注目されます。

2025年6月、日本生産性本部は設立70周年を迎え、東京電力ホールディングス（東電HD）の小林喜光氏が新会長に就任しました。

この人事には、東電HDの会長としての役割と、日本生産性本部の会長としての役割が込められています。

小林氏は、2014年から11年間会長を務めた茂木友三郎氏の後任であり、茂木氏は名誉会長に就任しました。

小林氏は、三菱ケミカルHD社長時代に組織改革を行い、経済同友会代表幹事としても改革姿勢を示しました。

また、東電の筆頭株主である国の原子力損害賠償・廃炉等支援機構の運営委員や、東電の社外取締役を務めた経験もあり、東電の経営再建とガバナンス再構築という難題を抱える同社の「要」として期待されています。

ふむ、小林氏か。東電の再建と生産性本部の会長就任か。二足のわらじってやつだな。どちらも簡単じゃないだろうけど、どんな手腕を発揮するのか、楽しみだね！

東電HDの現状と課題

東京電力の現況と課題について解説します。

東電、柏崎刈羽原発6号機で核燃料装着を開始 2週間で完了見通し

公開日:2025/06/10

✅ 東京電力は、柏崎刈羽原発6号機で原子炉への核燃料装着を開始しました。

✅ 約2週間かけて872体の核燃料を装着し、その後2ヶ月かけて点検を行います。

✅ 6号機の再稼働には地元同意が必要ですが、7号機の再稼働はテロ対策施設の遅れなどから困難と見られ、6号機が先行する見通しです。

さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20250610/k00/00m/020/285000c

東京電力は、原発再稼働と経営再建という二つの大きな課題を抱えています。

小林氏の手腕が試されるでしょう。

東電HDは、福島第一原発事故後の経営再建という喫緊の課題を抱えています。

事故処理費用は21.5兆円と見積もられ、東電は約16兆円を負担する必要があり、柏崎刈羽原発の再稼働によって、その資金確保を目指す必要があり、脱炭素への取り組みも求められています。

しかし、電力自由化による収益力低下の中で、原発再稼働による収益確保が重要となっています。

更には柏崎刈羽原発のテロ対策不備への対応、安全文化の劣化など、多くの問題を抱えています。

2021年7月には、東電の組織硬直化、経営陣の保身、安全対策の不備などが指摘され、その打開策として小林氏が会長に招聘された経緯が報じられました。

小林氏は、過去に東芝の社外取締役時代には不祥事に関与し、みずほFGの社外取締役としてもシステム障害問題を抱えるなど、グレーな側面も指摘されており、その手腕が試されています。

ふむ、東電はまだまだ課題山積みね。でも、小林氏って、ちょっとグレーな噂もあるみたいだけど…ほんまもんの実力なんかな？期待と不安が入り混じるわ。