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吉田電材蒸留所、国内初のグレーンウイスキー専門蒸留所が誕生!その魅力とは?ジャパニーズウイスキーの新たな可能性を切り開く、クラフトグレーンウイスキー。

新潟県村上市に誕生!国内初のグレーンウイスキー専門蒸留所「吉田電材蒸留所」が、ジャパニーズウイスキーの新たな可能性を切り開く! 大麦麦芽以外の穀物を使い、個性を追求した「ラウドグレーン®」や国産原料100%を目指す姿勢は、ウイスキー業界に新風を巻き起こす。海外の専門家も認めた技術力と、限定発売のシングルグレーンに注目!

吉田電材蒸留所、国内初のグレーンウイスキー専門蒸留所が誕生!その魅力とは?ジャパニーズウイスキーの新たな可能性を切り開く、クラフトグレーンウイスキー。

📘 この記事で分かる事!

💡 新潟県村上市に国内初のグレーンウイスキー専門蒸留所「吉田電材蒸留所」が誕生。

💡 海外の専門家との協力体制のもと、多様なグレーンウイスキーを製造。

💡 ジャパニーズウイスキーの多様性に貢献し、業界を活性化させる新たな挑戦。

まずは、この記事でご紹介する3つのポイントを簡単にご紹介いたします。

国内初のグレーンウイスキー専門蒸留所誕生

国内初のグレーンウイスキー専門蒸留所が新潟に誕生!その理由とは?

ジャパニーズウイスキーの多様性貢献

グレーンウイスキー専門の蒸留所とはどんな場所なのでしょうか。

吉田電材蒸留所
吉田電材蒸留所

✅ 吉田電材蒸留所は、戦後日本の高度経済成長を「モノづくり」で支えてきた技術力と情熱を、ウイスキーづくりに注ぎ込みたいと考えています。

✅ グレーンウイスキーは、「サイレント」な引き立て役だけでなく、「ラウド」な主役にもなり得る多彩な原酒を生み出すオールラウンダーな存在です。

✅ 従来のジャパニーズウイスキーの製法にとらわれず、多様な原料や製法を駆使することで、ジャパニーズウイスキーの多様性を広げ、新たな魅力を生み出していきたいと考えています。

さらに読む ⇒吉田電材蒸留所国産クラフトグレーンウイスキー蒸留所出典/画像元: https://yoshidadenzai-distillery.com/

グレーンウイスキー専門のクラフト蒸留所として、ジャパニーズウイスキーの多様性を広げたいという熱意が伝わってきますね。

新潟県村上市にオープンした「吉田電材蒸留所」は、国内初のグレーンウイスキー専門のクラフト蒸留所です。

蒸留責任者の北村友貴氏によると、グレーンウイスキーは、大麦麦芽を含めコーンやライ麦など様々な穀物を原料とするウイスキーで、モルトウイスキーと比べて、大人しく穏やかな味が特徴です。

国内では、モルトウイスキーが主流で、グレーンウイスキーを製造しているのは大手メーカーの一部のみ。

クラフト蒸留所では、吉田電材蒸留所が初めてとなります。

同所がグレーンウイスキーに特化した理由は、「ジャパニーズウイスキーの多様性」に貢献するためです。

近年、ジャパニーズウイスキーは国際的に人気が高まっている一方、外国産の原酒を混ぜて瓶詰めしただけの商品も「ジャパニーズウイスキー」として海外で販売されている問題があるため、国内蒸留所での製造などを要件とする自主規制が設けられ、国産グレーンの原酒需要が高まっています

吉田電材蒸留所は、専門の蒸留所として多様で高品質なグレーンウイスキーを供給することで、ジャパニーズウイスキーの多様性に貢献したいと考えています。

なるほど、グレーンウイスキーの可能性を追求する姿勢は素晴らしい。これは、今後のジャパニーズウイスキー業界の成長にとっても、非常に重要な取り組みになるだろう!

海外専門家との協力による蒸留所の設立

吉田電材蒸留所のこだわりは?

グレーンウイスキー専業

海外の専門家との協力体制が、品質を支えているんですね。

国産ウイスキー゛の概念を根こそぎ変えるポテンシャル新しい農業に地元自治体も乗り気に【吉田電材蒸留所(新潟県村上市)】
国産ウイスキー゛の概念を根こそぎ変えるポテンシャル新しい農業に地元自治体も乗り気に【吉田電材蒸留所(新潟県村上市)】

✅ 新潟県村上市にある吉田電材蒸留所は、医療機器などのメーカーである吉田電材工業株式会社が新たに参入したウイスキー製造事業です。

✅ 同社は、伝統的な国産ウイスキーの概念を変えることを目標に、既存のモルトウイスキーとは異なるグレーンウイスキーの製造に特化しています。

✅ グレーンウイスキーは、通常、モルトウイスキーにブレンドされるために使われることが多いですが、同社はグレーンウイスキー単体でも魅力的なウイスキーを造り、新しい価値を創造することを目指しています。

さらに読む ⇒中小企業ビジネス支援サイト出典/画像元: https://j-net21.smrj.go.jp/special/innovation/20240209.html

海外の専門家との連携で、高品質なウイスキー造りが実現しているんですね。

特に、ドイツとシカゴの専門家との協力は興味深いです。

吉田電材蒸留所は、産業機械や医療機械の設計・製造を手掛ける吉田電材工業の新事業です。

グループ会社の施設を活用し、新潟県村上市に蒸留所を設立した理由は、土地の利便性と自然環境の豊かさです。

様々な穀物を自在に配合することで、多様な味や香りのグレーンウイスキーを製造しています。

吉田電材蒸留所は日本で初めてグレーンウイスキー専業のクラフト蒸留所として、蒸留器の組み上げから立ち上げ製造まで、海外の専門家の協力を得て、無事にスタートを切りました

蒸留器の設置作業には、ドイツのスチルメーカー「KOTHE」から派遣されたウルフギャングさんが、約1週間かけて細心の注意を払いながら作業を進めました。

一方、立ち上げ製造指導には、シカゴの有名蒸留所「KOVAL」のロバートバーネッカーさんが駆けつけ、国産原料にこだわったウイスキー造りの技術指導を行いました。

ロバートさんは世界のクラフトディスティラーズ10人に選出された実績を持つ、ウイスキー業界の重鎮です。

へえー、専門家の方々の技術指導で、高品質なウイスキーが作られるんですね。海外の技術を取り入れるのも、日本のウイスキーを世界に広げる良い方法だね。

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老舗企業が挑む国産グレーンウイスキー!初のスピリッツ誕生。個性的な味わいを追求し、ジャパニーズウイスキー界に新風を。今後の展開から目が離せない!