京阪HD、未来への羅針盤:再開発とビジネス戦略の現在地?京阪HDの再開発戦略: 京橋駅再開発を中心に
京阪HD、未来を描く!2030年までに京橋駅再開発に着手し、大阪東西軸の玄関口へ。高層ビル建設でオフィス、ホテル、商業施設、マンションを誘致。枚方市駅再開発のDNAを受け継ぎ、新たな街づくりへ。新社長・平川氏のもと、過去最高益を達成し、鉄道事業改革と新規事業開拓で成長を目指す。インバウンド戦略も鍵。
大阪IRの影響と再開発計画の現状
大阪IRはいつ開業予定?
2029年秋
淀屋橋駅周辺の再開発計画と、大阪IR構想の現状について見ていきましょう。

✅ 「淀屋橋ステーションワン」は、中央日本土地建物と京阪ホールディングスが共同で開発するエリア最高となる高さ約150mのランドマークビル。2025年夏頃に開業予定です。
✅ 同施設の10階と11階には、中央日本土地建物が展開するオープンイノベーションオフィス「SENQ」の関西エリア初拠点「SENQ淀屋橋」が開業。入居テナント向けに広々としたワーカーラウンジ、ソロルーム、カンファレンスルームなどを整備し、入居テナントとSENQ会員、ワーカー同士の交流を促進します。
✅ 京阪電気鉄道との連携により、京阪電車「淀屋橋」駅と「淀屋橋ステーションワン」を結ぶ地下通路をリニューアル。駅コンコースや周辺エリアへの歩行環境の向上を図り、先進的なオフィスとレトロ建築が混在する淀屋橋エリアの特性を考慮したデザインに改修されます。
さらに読む ⇒最新ニュースをいち早く出典/画像元: https://newscast.jp/news/8431935淀屋橋の再開発は順調に進んでいるようですが、IR構想の遅れが、今後の計画に影響を与えそうですね。
大阪IRは、当初2022年秋に国が認定すると見られていたが、政府・自民党は統一地方選以降に先送りし、事実上2029年秋開業予定の大阪夢洲IRも先送りとなったため、京阪の再開発計画も遅れていると思われる。
しかし、「淀屋橋駅東地区都市再生事業」は予定通り2025年夏に竣工予定で、「中之島Multi-links」も2024年1月に完成予定。
これは、「なにわ筋線」が予定通り着工するため、大阪東西軸のうち「中之島~淀屋橋」については、鉄道開業区間の周辺については再開発を予定通り進める計画と思われる。
IRについては、当初は全国3か所を予定していたが、東京(横浜)のIR計画が遅れたため、先送りされ、IRの条件も引き上げられた。
そのため、事実上「東京と大阪」でしかIRは採算が取れないようになり、北海道や和歌山のIR計画は頓挫した。
東京(横浜)のIR計画も頓挫したため、政府はIR計画自体に消極的になっている。
ふーん、IR、また延期なのね。もう、なんか飽きちゃったわ。ちゃんと実現してほしいけど。
京橋駅を中心とした再開発計画
京阪グループは、今後どのような開発を進めますか?
京橋駅周辺再開発
京橋駅を中心とした、今後の再開発計画の詳細を見ていきましょう。

✅ 京阪ホールディングスは、2030年までに京阪京橋駅を再開発する方針を発表しました。
✅ 再開発では駅とその上部に高層ビルを建設し、オフィス、ホテル、商業施設、そして可能性としてマンションも入れる予定です。
✅ 京阪京橋駅は大阪有数の交通結節点であり、再開発は周辺地域にも大きな影響を与えることが期待されています。
さらに読む ⇒東京・大阪 都心上空ヘリコプター遊覧飛行出典/画像元: http://building-pc.cocolog-nifty.com/map/2023/12/post-5ad67c.html京橋駅の再開発は、京阪にとって重要なプロジェクトになりそうですね。
今後の動向に注目しましょう。
その他、京阪グループは、2025年秋に特急車両「プレミアムカー」を2両化、京都タワー周辺の再整備を2030年以降に実施する方針。
京阪ホールディングスは、2030年までに京阪京橋駅の再開発を始める方針を発表しました。
再開発では、駅上部に新たな高層ビルを建設し、オフィス、ホテル、商業施設などを誘致する計画です。
マンションなどの住居が入る可能性も示唆されています。
ビルの高さなどはオフィス需要などを踏まえて決めていくとのことです。
再開発は、既存のホテル京阪京橋グランデ部分と高架線路上の部分に2棟を建設する可能性があり、高架線路を跨ぐビルは高さ100m、延床面積5万㎡程度になる可能性があります。
ホテル京阪京橋グランデ部分は、敷地面積約1500㎡で、容積率緩和により延床面積は約2万㎡、高さは100m~150m程度になると予想されます。
さらに、京阪京橋駅とJR京橋駅の間の土地も開発対象に含める方針で、敷地面積は約2600㎡、延床面積34000㎡、高さは150m程度になる可能性があります。
完成時期は2030年着工目標ですが、解体と建設に長期間かかるため、2040年頃に完成すると予想されます。
京阪ホールディングスは、2026年度までの長期経営戦略で、淀屋橋、京橋の拠点開発を完了させ、中之島の開発を進める計画です。
京橋の再開発、いいね!オフィスもホテルも商業施設もできるのか。これは、うちの会社もオフィスを構える価値ありだな!
京橋駅を中心とした再開発計画と今後の展望
京阪はどんなまちづくりを目指している?
大阪東西軸の玄関口
枚方市駅の再開発と、京橋駅を中心とした今後の展望について解説します。
公開日:2022/12/22

✅ 2024年夏に開業予定の枚方市駅周辺の再開発事業では、駅と一体となった商業施設、オフィス、ホテル、賃貸タワーが整備されます。
✅ オフィス棟は京阪ホールディングスと京阪電鉄が所有し、7階から15階に位置します。広々とした窓から枚方、交野、大阪、六甲山系まで見渡せる眺望が楽しめます。
✅ 19階から26階には「カンデオホテルズ枚方」がオープンし、大阪と京都を一望できる高層階に位置します。レストランやバンケット、地上81mの屋外バルコニー、露天風呂付きのスカイスパなど、様々な施設が充実しています。
さらに読む ⇒トラベル出典/画像元: https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1465771.html枚方市駅周辺の再開発は、京阪の長年のノウハウが活かされたプロジェクトですね。
京橋駅の再開発も楽しみです。
京橋は京阪線最大のターミナルで、駅ビルの再生計画を起爆剤に、大阪ビジネスパークや大阪城など周辺エリアを含めたまちの回遊性を高め、大阪東西軸の「ヒガシ」の玄関口にふさわしいまちづくりを目指しています。
京阪ホールディングスは、枚方市駅周辺の再開発プロジェクトを進めており、その背景には、同社が長年培ってきた「駅からまちを変える」というDNAがある。
1963年の淀屋橋駅延伸で、駅周辺にビルが建ち並び、まちが発展した経験を踏まえ、京阪は1970年に日本初のショッピングモールである京阪ショッピングモールを京橋駅に開業。
これは、アメリカで見たMALLに感銘を受けた先輩社員が、駅と一体型の新しいまちづくりを目指した結果である。
そして今、枚方市駅周辺再開発プロジェクトでは、京阪のDNAを継承し、駅周辺をより魅力的なまちへと変えていくことを目指している。
このプロジェクトは、2018年の枚方市駅のリニューアルオープンから始まった。
2020年には枚方市駅周辺地区市街地再開発組合が設立され、地権者の期待も高く、再開発事業は異例のスピードで進んでいる。
京阪は、このプロジェクトを通じて、次の世代にバトンタッチできるような、より良いまちづくりを目指している。
京阪ホールディングスは、2030年までに大阪市都島区の京阪「京橋」駅の再開発に着手する方針を明らかにした。
同駅は京阪、JR、OsakaMetroが乗り入れる大阪有数の結節点であり、新たな高層ビル建設を計画し、オフィス、ホテル、商業施設、マンションなどの複合型ビルが想定される。
対象エリアは現在のビルだけでなく、隣接するJR「京橋」駅との間の土地も検討対象となっている。
京橋駅周辺では、2023年7月にオープンした「FULALIKYOBASHI」や2025年春に開業予定の「コムズガーデン」など、他の開発も進行しており、京橋駅周辺は国際的な複合拠点として整備が進められている。
これまで水面下でささやかれていた京阪「京橋」駅の再開発は、京阪「枚方市」駅の再開発が順次開業していく見通しになったことで、本格的に動き出したと言える。
京阪ホールディングスは「京橋」駅周辺エリアを゛大阪東西軸復権の重要エリア゛と位置付けており、今後の開発に注目が集まっている。
京阪ホールディングス(HD)は、平川良浩専務執行役員が新社長に就任することを発表しました。
石丸昌宏社長は退任し、京福電気鉄道の会長に転じます。
平川氏は京大院工学研究科を修了し、京阪電気鉄道に入社。
2021年6月に鉄道社長に就任し、コロナ禍を乗り越え、運賃値上げを実現しました。
今後の課題として、人口減少の中での鉄道事業の効率化や新規事業による収入確保、インバウンド需要への依存度の高まりによるリスク管理を挙げました。
25年3月期決算は純利益が過去最高益を記録し、運輸業と流通業が好調でした。
京阪HDは、今後の事業展開において、これらの課題に取り組むとともに、新たな成長を目指していく方針です。
京阪ホールディングス(HD)は、平川良浩専務執行役員が新社長に就任することを発表しました。
現社長の石丸昌宏氏は退任し、京福電気鉄道の会長に転じます。
平川氏は京大院工学研究科を卒業後、1986年に京阪電気鉄道に入社し、保守部門などを経て、2021年6月に鉄道の社長に就任しました。
コロナ禍を乗り越え、25年10月に行う運賃値上げへの道筋をつけた経験を持ちます。
平川氏は、人口減少の中で鉄道事業を続けていくために、編成車両数の調整や新規事業の展開による収入確保などを検討しています。
また、グループ全体の課題として、訪日外国人への需要依存が高い部門のリスク管理を挙げ、為替や金利の影響に注意していく必要があると述べています。
京阪HDは25年3月期決算で過去最高益を達成しました。
鉄道部門では有料指定席の稼働率が向上し、百貨店部門ではインバウンドの利用が好調に推移しました。
京阪、やるじゃない!枚方市駅の再開発、すっごく楽しみ!京橋も、もっと活気が出て、多くの人が集まる街になるといいね!
本日の記事では、京阪HDの再開発戦略と、今後の展望についてご紹介しました。
今後の京阪の動向に注目ですね。
💡 京阪HDは、駅を中心とした再開発を積極的に展開し、地域社会の活性化を目指している。
💡 IR構想の動向が、中之島線延伸や京橋駅再開発に大きな影響を与えている。
💡 京阪HDは、京橋、枚方市などの駅周辺で複合型の再開発を進め、今後の成長を目指す。