ヤマハ発動機 新社長就任? 設楽元文氏が描く未来とは?設楽新社長就任とヤマハ発動機の新たな挑戦
ヤマハ発動機新社長に設楽元文氏が就任!二輪車愛と豊富な経験で未来を切り開く。インド市場での成功を牽引し、ユーザー目線での経営改革を推進。2027年までに20車種以上のフルモデルチェンジ、EVモデル導入も視野に、持続可能な成長を目指す。熱い想いと革新で、ヤマハの新たな時代を切り開く!
💡 ヤマハ発動機が2025年3月25日付で、設楽元文氏が代表取締役社長に就任することを発表。
💡 設楽氏は、ヤマハの基幹事業と成長するインド事業での実績を評価され、新中期経営計画を牽引。
💡 新社長は、エネルギーマネジメント、知能化、ソフトウェアサービスを起点にイノベーションを目指す。
それではまず、ヤマハ発動機が発表した新社長人事について、要点をご紹介します。
ヤマハ発動機の新社長就任
ヤマハ発動機の次期社長は誰?
設楽元文氏
ヤマハ発動機は、2025年3月25日付で設楽元文氏が社長に就任することを発表しました。
公開日:2025/02/12

✅ ヤマハ発動機は2025年3月25日付で、現副社長の設楽元文氏が代表取締役社長に就任すると発表した。
✅ 設楽氏はヤマハの基幹事業に関わってきた経験と、成長するインド事業での成功実績を評価され、新中期経営計画のリーダーとして選任された。
✅ 設楽氏は「変化に強い骨太な会社をめざす」とし、エネルギーマネジメント、知能化、ソフトウェアサービスの3つのコア技術を起点にイノベーションを起こし、お客様の生活に感動を生み出すことを目指すとしている。
さらに読む ⇒レスポンス()出典/画像元: https://s.response.jp/article/2025/02/12/391957.html設楽新社長の豊富な経験と、次世代技術への投資という言葉から、ヤマハの未来への強い意志を感じます。
ヤマハ発動機は2025年3月25日付で、現副社長の設楽元文氏が代表取締役社長に就任することを発表しました。
設楽氏は1986年に入社以来、二輪車の商品企画、ブランド推進部門、マリンエンジン部門などヤマハの基幹事業に関わってきました。
2018年からは成長するインド事業の最高責任者をつとめ、二輪事業で推進し効果を挙げているプレミアム戦略を牽引してきました。
2024年10月より代表取締役副社長執行役員、2024年11月より日本自動車工業会二輪車委員会の委員長にも就任しています。
渡部克明現社長は、設楽氏を選任した理由として、幅広い業務経験と熱烈なヤマハファンであることを挙げました。
設楽氏は、市場環境の変化に左右されず顧客にヤマハ製品を選んでいただけるよう、ブランドの存在感を高め、次世代につながる技術を磨き、エネルギーマネジメント、知能化、ソフトウェアサービスを起点にイノベーションを起こしていくと語っています。
コロナ禍を経て余暇、レジャー、遊びを通じて「幸せ」を求める需要が高まっていると感じており、ヤマハのコア事業である二輪やマリン(ボート)などの強みを活かせるチャンスだと捉えています。
そして、社員には製品に自ら触れて楽しむこと、オフの時間を大切にすること、つまり真剣に遊ぶようにと伝え、オンでは考えることを大切にし、お客様のニーズを捉え、説得力をもってヤマハの価値や新たなライフスタイルを発信していくと述べています。
なるほど。幅広い業務経験と熱心なヤマハファンという点が、新社長選出の決め手になったんですね。素晴らしい。
新社長就任と今後の展望
ヤマハ発動機はコロナ禍でも最高益を更新、今後の成長戦略は?
ロボティクス事業強化、売上目標3兆円超え
本発表では、設楽新社長が、2027年までの新中期経営計画の実行を推進することが語られました。

✅ ヤマハ発動機は、2023年3月25日付で渡部克明会長の社長兼任を解き、後任に設楽元文副社長を昇格させる人事を発表しました。
✅ 設楽新社長は、2027年までの新中期経営計画の実行を推進し、収益力強化を図るとともに、新たな事業を創出することで「骨太な会社」を目指すと表明しました。
✅ 今回の社長交代は、ヤマハ発動機が成長戦略を加速させるための布石と見られています。
さらに読む ⇒静岡新聞出典/画像元: https://news.at-s.com/article/1653515コロナ禍からの回復と、新たな技術への投資。
力強いですね。
今後の業績に期待が高まります。
ヤマハ発動機は、コロナ禍においても高付加価値製品戦略と経営改革により最高益を更新しました。
新社長には設楽元文氏が就任し、ロボティクス事業など競争力強化を図り、変化に強い会社を目指します。
2025年12月期は売上収益5%増、営業利益27%増、純利益30%増を見込んでおり、中期経営計画では自動運転やエネルギーマネジメントなどの技術開発に注力し、売上収益目標は2027年12月期に3兆1000億円以上、営業利益率は3年平均で9%以上に引き上げる予定です。
新社長は、お客様のニーズを捉え、新たなライフスタイルを発信することで、感動創造企業としての企業目的を追求していくと語っています。
設楽氏は長年のヤマハでの経験と実績に加え、熱心なバイク愛好家であることから、ユーザー目線での経営刷新と成長戦略の推進が期待されています。
最高益を更新している状況での、この戦略。期待しかないね!新しいライフスタイルを提案するってのも、面白い。
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ヤマハ新社長に設楽氏就任!2輪車ブーム仕掛け人が、安定利益と次世代技術開発へ。EVシフトは慎重に、バイク文化再興で市場活性化を目指す。