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日ロ漁業交渉の最新情報まとめ!2023年〜2025年の漁獲枠はどうなる?日ロ漁業交渉:2023年、2024年、2025年の漁業条件と関連情報

日ロ漁業交渉の最新情報!2023年の漁獲割当量から2025年のサケ・マス漁獲交渉まで、詳細を網羅。操業条件、科学技術協力、そして漁獲量2050トンでの妥結など、日ロ漁業の現在と未来を読み解きます。

日ロ漁業交渉の最新情報まとめ!2023年〜2025年の漁獲枠はどうなる?日ロ漁業交渉:2023年、2024年、2025年の漁業条件と関連情報

📘 この記事で分かる事!

💡 2023年の日ロ漁業合意では、サンマ漁獲枠の削減や操業規制が強化されました。

💡 2024年の日ロ漁業合意では、サケ・マス漁業の試験操業が許可され、漁獲量と入漁料が決定しました。

💡 2025年の漁業交渉でも、サケ・マス漁獲枠は前年と同条件で妥結しました。

それでは、2023年から2025年までの日ロ漁業交渉の具体的な内容を詳しく見ていきましょう。

2023年の漁業合意と規制強化

2023年の日ロ漁業協定、日本漁船の漁獲量は?

50000トン、サンマ等。

この状況は、今後のサンマ資源に大きな影響を与える可能性がありますね。

迷走するサンマ国際会議漁獲枠削減合意の意味?

公開日:2025/01/03

迷走するサンマ国際会議漁獲枠削減合意の意味?

✅ サンマの漁獲量は減少し、資源の減少にも関わらず漁獲枠は過大に設定されたままで、乱獲が止まらない状況が続いている。

✅ 国際会議で漁獲枠の削減が合意されたものの、実際の漁獲量と比較して依然として過大な枠であり、資源管理の効果は薄い。

✅ 中国や台湾のサンマ漁業の拡大、資源管理の遅れが、サンマ資源の枯渇を加速させる可能性があり、過去の日本の漁法や他国の資源管理との比較から、危機的な状況が示唆されている。

さらに読む ⇒魚が消えていく本当の理由サステナビリティ水産資源管理ノルウェー漁業出典/画像元: https://suisanshigen.com/2021/03/05/article40/

サンマの資源減少と漁獲枠のミスマッチが深刻ですね。

中国や台湾の漁業拡大も懸念材料です。

1984年に発効した「日ソ地先沖合漁業協定」に基づき、日ロ漁業委員会が設置され、2023年の漁業条件について協議が行われました。

12月19日から27日にかけてウェブ会議形式で開催された「日ロ漁業委員会第39回会議」では、日本側とロシア側が出席し、相互の200海里水域における漁獲割当量や操業条件について協議が行われました。

その結果、2023年のロシア200海里水域における日本漁船の操業条件は、漁獲割当量50000トン、主な魚種別割当量としてサンマ31824トン、スルメイカ5619トン、マダラ3200トン、総隻数585隻となりました。

有償入漁として、マダラ等の漁獲割当量694.66トン、総隻数22隻、見返り金約2694万円となりました。

一方、2023年の日本200海里水域におけるロシア漁船の操業条件は、漁獲割当量50000トン、主な魚種別割当量としてサバ40000トン、マイワシ8000トン、イトヒキダラ2000トン、総隻数89隻。

新たな操業規制として、サバ・マイワシを対象とした3月16日~11月14日の日本水域全域での操業禁止、茨城県沖での周年操業禁止、日本漁船との船間距離2マイル以上の確保、茨城県沖の同時入域隻数の削減も決定されました。

資源管理は非常に重要ですね。漁獲枠の設定や、漁法への規制など、様々な対策を講じる必要がありそうです。しっかり経営にも影響がありそうだ。

2024年サケ・マス漁業の合意

日ロ漁業協議、2024年の漁獲量は?お得な内容は?

合計125トン、入漁料2500万円、36日間操業!

ロシア水域でのサケ・マス漁業の合意は、3年ぶりとのことです。

3年ぶりサケ・マス漁交渉ロシア水域の試験操業―政府:時事ドットコム

公開日:2024/05/31

3年ぶりサケ・マス漁交渉ロシア水域の試験操業―政府:時事ドットコム

✅ 3年ぶりに、ロシア200カイリ水域でのサケ・マス漁に関する日ロ間の協議が開始された。

✅ 協議は、日本の試験操業に関する漁獲割当量、入漁料、操業期間について話し合われる。

✅ 前回(2021年)の漁獲割当量は125トン、入漁料は約2433万円、操業期間は36日間だった。

さらに読む ⇒時事ドットコム:時事通信社が運営するニュースサイト出典/画像元: https://www.jiji.com/jc/article?k=2024053100926&g=eco

試験操業とはいえ、漁獲枠が設定されたのは良いことです。

入漁料も妥当な範囲でしょうか。

2024年5月30日から6月3日にかけて、ウェブ会議形式で開催された日ロ政府間協議では、2024年のロシア200海里水域における日本漁船によるロシア系サケ・マス漁獲に関する操業条件が妥結しました

この合意は、日ソ漁業協力協定と日ソ地先沖合漁業協定に基づいて行われました。

結果として、曳き網による試験的な操業(1隻)が許可され、漁獲割当量としてベニザケ10トン、シロザケ20トン、カラフトマス90トン、ギンザケ3トン、マスノスケ2トン、合計125トンとなりました。

入漁料は25000000円、操業期間は6月1日から7月31日までの36日間と決定されました。

この合意によって、漁業関係者の皆さんがまた一歩前に進めるのは素晴らしいわ!操業期間も36日間と決まって、良かったわね!

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日ロ漁業交渉、2050トンで妥結!2024・2025年の操業条件、科学技術協力も決定。サケ・マス漁業の最新情報をお届け!