大学生調査から見える学生生活の今昔?コロナ禍・物価高騰の影響とAI利用の可能性?2022年・2024年大学生協連学生生活実態調査に見る学生生活の変化
大学生協連の最新調査!物価高騰で学生生活は二極化?アルバイト収入増も貯蓄は減少。AI活用が進む一方、生活費の悩みが深刻化。充実感と経済的格差の狭間で揺れる学生の実態を明らかに。詳細分析で、支援の必要性が見えてくる。
経済状況の二面性と生活への影響
学生の経済状況、自宅生と下宿生の差って?
収入源や支出に違い、貯金は両者とも減少。
大学院生の経済状況、研究活動の様子も興味深いですね。
研究とアルバイトの両立は大変だと思いますが、頑張ってほしいです。
公開日:2023/09/14

✅ 大学生協の調査によると、大学院生の経済状況はアルバイト収入が増加し、仕送り・こづかい収入が減少している。アルバイト経験率は過去最高を更新し、研究活動以外の時間が増加していることが示唆された。
✅ 研究時間は平均36.7時間で、理系分野ほど長い傾向がある。コロナ禍の影響により、学会形式の変更や院生間の意見交換の減少が見られた。
✅ 修士課程に進学する理由は専攻によって異なり、理工系は就職、文科系は興味、医歯薬系は専門知識が主な理由であった。修了後の進路は就職が多数を占めるが、研究機関への就職は理工系で割合が高い傾向にある。
さらに読む ⇒受験や進路・進学情報の教育ニュースは「リセマム」出典/画像元: https://resemom.jp/article/2023/09/14/73812.html大学生の経済状況は二極化が進んでいるようですね。
表面的な充実感と、それに隠れた経済的な格差…今後の支援が重要です。
2024年の調査結果の詳細を見ていきましょう。
学生の経済状況は、自宅生と自宅外生で異なる傾向が見られました。
自宅生は、アルバイト収入が収入全体の67.4%を占め、奨学金や小遣いは微増でしたが、教養娯楽費や食費が増加し、貯金・繰越金は減少しました。
一方、下宿生は、仕送りやアルバイト収入が増加しましたが、住居費の増加やその他の支出の増加により、貯金・繰越金は減少しました。
アルバイト就労率は76.8%と過去10年間で最多を記録し、月7万円以上稼ぐ学生が増加傾向にあります。
一方で、奨学金受給率は28.6%と2019年以降最低を記録し、物価高騰や返済への不安から奨学金利用を控える傾向が強まっています。
学生の悩みでは「生活費やお金のこと」が最多の46.8%を占め、「一人暮らしだと生活が苦しい」といった声が多く寄せられました。
しかし、学生生活が「充実している」または「まあ充実している」と回答した学生は全学年で9割を超え過去最高を記録しました。
大学生協連は、表面上は充実していても、水面下では経済的な格差が広がっていると分析しています。
最近の子は、生活費で大変なのね… お小遣いだけじゃ足りないもんね。でも、充実してるってのは良かったわ!
大学生活の充実と潜在的な問題
バイト増加、充実度9割超!学生生活の裏にある格差とは?
生活苦と充実感のギャップ、格差に注目。
生成AIの利用は、学生たちの学習方法に大きな変化をもたらしています。
適切な利用方法を学ぶ必要がありそうですね。
公開日:2024/03/25

✅ 日本の大学生の約半数が生成AI(チャットGPTなど)を利用した経験があり、論文やリポート作成の参考に活用している。全体の3割は継続して利用している。
✅ 文部科学省はAI利用に関するルールの整備を大学に求め、AIによる出力内容をそのままリポートとして提出することを問題視している。
✅ 東京大学や上智大学は、AIの利用を制限する方針を示しており、授業課題への生成AI利用を禁止、または教員の許可を得た場合に限定している。
さらに読む ⇒出典/画像元: https://www.nippon.com/ja/japan-data/h01946/AIの利用が広がる一方で、学業との両立という新たな課題も生まれています。
大学側も、ルール作りに苦心しているようですね。
学生の大学生活における変化にも注目が集まりました。
アルバイト就労率の増加は、時給単価の上昇が影響しているものの、学業との両立という新たな課題を生んでいます。
学生生活の充実度と大学への愛着はともに93%と過去最高を記録し、コロナ禍からの回復と新たな学びの姿が見られました。
具体的には、生活費やお金に関する悩みが最も多く(46.8%)、自由記述欄には生活苦を訴える声が多数寄せられました。
しかし、学生生活が「充実している」と感じる学生が全学年で9割を超えているという結果は、矛盾しているようにも見えます。
大学生協連は、このような状況に対し、格差が水面下で広がっていると指摘し、個々の学生の生活に目を向ける必要性を訴えています。
また、生成系AIの利用は、学生の学習方法にも大きな影響を与えており、授業、研究、レポート作成など幅広い用途で活用が進んでいます。
AIか…時代は変わったな。でも、AIに頼りすぎると、自分の頭で考える力が育たないぞ!バランスが大事だ。
まとめ:今後の課題と展望
大学生の経済格差、深刻化?生協連の調査結果とは?
生活費負担増で、経済的困窮学生が増加。
学生たちは、様々な困難に直面しながらも、大学生活を送っていることが分かりました。
今後の支援のあり方が問われますね。

✅ 大学生協連の調査で、大学生は食費を切り詰めて生活防衛に努め、貯金額が増加していることが判明した。
✅ アルバイト収入は微増したものの、コロナ禍前の水準には達しておらず、飲食店の時短営業などが影響している。
✅ 大学生活の充実度を感じている学生は増加したものの、コロナ禍前の水準には及ばず、特にコロナ禍で入学した2年生の充実度が低い。
さらに読む ⇒東京新聞出典/画像元: https://www.tokyo-np.co.jp/article/168478学生たちの経済状況の二極化が、今回の調査で改めて浮き彫りになりました。
経済的な困難を抱える学生への、よりきめ細やかな支援が必要ですね。
今回の調査結果から、大学生協連は、学生の経済状況の二極化が進んでいると分析しています。
表面的な学生生活の充実とは裏腹に、生活費の負担増により経済的な困難を抱える学生が増加しているという実態が浮き彫りになりました。
今後は、個々の学生が抱える経済的な課題や心の悩みに寄り添い、きめ細やかな支援を提供していくことが重要となります。
大学生も大変なんだね。 もうちょっと、ゆとりのある生活を送らせてあげてほしいな。
今回の調査で、学生たちの現状と課題が明らかになりました。
今後は、よりきめ細やかな支援が大切になりますね。
💡 コロナ禍からの回復と、学生生活の充実度の向上。
💡 物価高騰による経済的な影響と、生活費の負担増。
💡 AI利用の拡大と、学業への影響と課題。