日向灘で巨大地震は起こらない?M8級の可能性も!?1662年地震、従来の推定を覆す!!
💡 日向灘は、フィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界に位置し、地震活動が活発な地域です。
💡 過去にはM7クラスの地震が約20~30年周期で発生しており、近年も2019年にM6.3の地震が発生しました。
💡 政府の地震調査委員会では、今後30年以内にM7.0以上の地震が発生する確率は70~80%と予測されています。
それでは、日向灘における地震活動について詳しく見ていきましょう。
日向灘における地震活動とリスク
日向灘は、地震活動が活発な地域であるため、地震への備えは常々必要です。
公開日:2022/03/25
✅ 政府の地震調査研究推進本部は、日向灘や南西諸島海溝周辺など、九州から沖縄を震源とする地震の発生確率を公表しました。
✅ 日向灘ではマグニチュード7.0~7.5の地震が80%程度、与那国島周辺では90%以上の確率で発生するとされ、M8程度の巨大地震も起きうる可能性があるとされています。
✅ 今回の評価は2004年の前回の評価を、新しい知見を取り込んで改訂したものであり、フィリピン海プレートの沈み込みによるひずみが、日向灘や南西諸島海溝周辺における地震発生の要因となっているとされています。
さらに読む ⇒朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/ASQ3T5R51Q3RULBJ012.html地震発生の確率が高い地域であることが改めて分かりました。
日向灘沿岸地域にお住まいの方々は、地震対策をしっかりとしておくべきですね。
日向灘は、フィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界に位置し、地震活動が活発な地域です。
過去にはM7クラスの地震が約20~30年周期で発生しており、近年も2019年にM6.3の地震が発生しました。
政府の地震調査委員会では、今後30年以内にM7.0以上の地震が発生する確率は70~80%と予測され、津波のリスクも高いため、日向灘沿岸地域では地震・津波への備えが重要です。
日向灘では、過去にM7.6程度の規模の地震が発生し、佐土原や延岡で大きな被害をもたらしたことがあります。
1968年の日向灘地震では、高知県などで家屋被害や津波被害が発生しました。
この地域では、M7程度の地震が十数年から数十年に一度の割合で発生していますが、M8以上の巨大地震は記録されていません。
日向灘周辺の地震は、フィリピン海プレートと陸のプレートの境界で発生するプレート間地震がほとんどです。
これらの地震は、沿岸部に地震動による被害や、震源域が浅い場合には津波被害をもたらす可能性があります。
1961年、1984年にもM7程度の地震が発生し、それぞれ死者や負傷者、建物被害などを引き起こしました。
これらの地震は、日向灘周辺の沿岸地域に津波をもたらし、時には大きな被害を生じさせています。
日向灘では、17世紀以降、日向灘のみを震源域とする巨大地震は確認されていません。
しかし、1662年の地震(M7.6)は、日向灘のより小さな地震に伴う津波よりも大きな津波を発生させたため、日向灘単独を震源域とする巨大地震の可能性も示唆されています。
将来的に、日向灘のみを震源域とするM8程度の巨大地震が発生する可能性はありますが、その確率は不明です。
日向灘では、17世紀以降、M7.0以上の地震が8回発生しており、特に1919年以降は5回発生しています。
これらの地震は、死者や負傷者、津波による被害をもたらしています。
1919年1月1日以降、M7.0~7.5程度の地震が5回発生したことから、今後30年以内の地震発生確率は約80%と推定されています。
へぇ、日向灘ってこんなに地震が多いんだね。うちの会社も九州に工場があるから、注意しとかないと。
2024年8月8日日向灘地震:1662年地震との比較
地震の規模が従来の推定より大きかった可能性があるとは驚きですね。
✅ 京都大学などの研究グループは、1662年の日向灘地震が従来推定されていたマグニチュード7.6を上回る7.9の巨大地震(M8級)だった可能性が高いことを発表しました。
✅ これは、スロー地震の研究成果などを基に、新たに断層モデルを構築し、津波のシミュレーションや堆積物の調査結果を総合的に分析した結果です。
✅ 研究グループは、今回の成果が日向灘で巨大地震が起こらないという通説を覆す可能性を示しており、今後の地震研究の重要性を強調しています。
さらに読む ⇒Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」出典/画像元: https://scienceportal.jst.go.jp/newsflash/20230207_n01/1662年の地震の規模がM8級だったかもしれないというのは、衝撃的な情報ですね。
過去の地震の規模を見直す必要があるかもしれません。
2024年8月8日に日向灘で発生した地震は、1662年日向灘地震の推定断層モデルと比較すると、破壊範囲が異なることが明らかになりました。
1662年地震の断層モデルでは、プレート境界の浅部まで破壊が及んでいたと考えられ、津波の高さは宮崎平野で4-8mに達していました。
一方、今回の地震は、プレート境界の浅部までは破壊が及んでいないと考えられます。
そのため、津波の規模は小さく、宮崎市宮崎港で約0.5m、日南市油津で約0.4mにとどまりました。
今回の地震の破壊域は、1662年地震の断層モデルにおける強震動生成に大きく寄与するプレート境界部の上部に位置しており、陸域に近い海域で発生したため、宮崎県沿岸部では揺れが大きく、震度5-6弱が観測されました。
日向灘では、1662年地震のような規模の巨大地震が発生する可能性も依然として高く、将来の地震発生に備える必要がありそうです。
そうか、昔は地震の記録も全然なかったんだな。でも、やっぱり過去の地震を調べるのは大事だな。
1662年日向灘地震:新たな知見と巨大地震の可能性
スロー地震が巨大地震に影響を与えている可能性がある、というのは初めて知りました。
✅ 日向灘で発生した地震の後、スロー地震の活動が活発化していることが京都大学防災研究所宮崎観測所の分析で判明しました。
✅ 同観測所の山下裕亮助教は、スロー地震とマグニチュード7級の地震が相互作用することで、過去に大きな被害をもたらした外所地震級の巨大地震が発生する確率が高まっていると指摘しています。
✅ これは、地震発生時にプレートが完全に破壊されずに残った「割れ残り」がある震源域で、マグニチュード7級の地震が発生した場合に起こりうる可能性があるとのことです。
さらに読む ⇒press出典/画像元: https://www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_79468.htmlスロー地震は大きな被害をもたらすことはないと思っていましたが、巨大地震に影響を与える可能性があるとは驚きです。
京都大学などの研究グループは、1662年の日向灘地震が従来の推定のマグニチュード(M)7.6を上回るM7.9で、エネルギーが約2.8倍の巨大地震(M8級)だった可能性が高いことを発表しました。
研究グループは、近年明らかになったスロー地震の知見や、津波堆積物調査、津波浸水シミュレーションなどを基に、新たな断層モデルを構築しました。
その結果、従来のM7級地震を繰り返してきた断層1、2に加え、浅いスロー地震の震源域の断層3を加えた3つの断層モデルで、1662年の地震を説明できることが示されました。
特に断層3は、大地震時に速くすべり、すべり量も断層1と2に比べ数倍大きくなるよう設定されており、これが巨大地震発生の原因の一つと考えられます。
研究グループは、この研究成果が日向灘で巨大地震は起こらないとの通説を覆す可能性を示すものだとし、今後、更なる調査研究を進める必要があるとしています。
スロー地震って、なんか怖いね。でも、地震のメカニズムが分かってきたのは、安心材料でもあるのかな?
令和7年1月13日日向灘地震:発生と影響
この地震の影響は、私たちの生活にも大きく影響する可能性があります。
公開日:2025/01/13
✅ 2025年1月13日、日向灘を震源地とするマグニチュード6.9の地震が発生し、宮崎県の一部地域で震度5弱を観測しました。
✅ 福岡県筑後地区では、久留米市で震度4、その他地域で震度3を観測されました。
✅ 気象庁は南海トラフ地震との関連を調査しましたが、巨大地震発生の可能性が高まったとは考えられないとして調査を終了しました。
さらに読む ⇒ 久留米ファン出典/画像元: https://kurumefan.com/miyazaki-jisin20250113南海トラフ地震との関連がないと分かりましたが、日向灘で地震が起こったということは、南海トラフ地震がいつ起こってもおかしくないということですね。
令和7年1月13日21時19分頃、日向灘でマグニチュード6.9の地震が発生しました。
震源地は宮崎の東南東20km付近、深さは約30kmで、宮崎県の一部地域で震度5弱を観測されました。
地震発生後、震度1以上の地震が4回発生し、熊本県、宮崎県の一部地域では長周期地震動階級2を観測されました。
気象庁は津波注意報を発表し、南海トラフ地震臨時情報(調査中)を発表しました。
今後の地震活動について、最大震度5弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。
南海トラフ地震、やっぱり怖いよね。でも、今回の地震は南海トラフとは関係ないみたいで安心した。
南海トラフ地震との関連と今後の備え
南海トラフ地震への備えは、今後も継続して行っていく必要があります。
✅ 13日午後9時19分ごろ、日向灘を震源とするマグニチュード6.9の地震が発生し、宮崎県で最大震度5弱、大分県で最大震度4を観測しました。
✅ 気象庁は、この地震が南海トラフ巨大地震に関連している可能性を検討しましたが、調査の結果、関連はないと判断しました。
✅ 南海トラフ巨大地震との関連はないと判断されましたが、規模の大きな地震が発生した場合は、同程度の揺れが再び起きる可能性があるため、今後の情報に注意する必要があります。
さらに読む ⇒TOSオンライン出典/画像元: https://tosonline.jp/news/20250114/00000001.html南海トラフ地震と関係がないとはいえ、地震はいつ起こるか分かりません。
備えはしっかりとしておきましょう。
1月13日午後9時19分ごろ、日向灘を震源とするマグニチュード6.6の地震が発生し、宮崎県で最大震度5弱、大分県で最大震度4を観測しました。
大分県佐伯市では、50代の男性が自宅の階段から転落し、足に怪我をしました。
気象庁は南海トラフ巨大地震との関連を調査しましたが、関連はないと判断し、南海トラフ臨時情報の「調査終了」を発表しました。
一方で、南海トラフではいつ地震が起きてもおかしくないとして、地震への備えを続けるよう呼びかけています。
日向灘の地震は、南海トラフ地震とは関係ないみたいだけど、やっぱり用心しておきたいよね。
日向灘は地震活動が活発な地域であり、今後も地震が発生する可能性があります。
私たちはこの情報を踏まえ、日頃から地震対策を行う必要があります。
💡 日向灘は、地震活動が活発な地域であり、過去にはM7クラスの地震が約20~30年周期で発生しています。
💡 政府の地震調査委員会では、今後30年以内にM7.0以上の地震が発生する確率は70~80%と予測されています。
💡 南海トラフ地震への備えは、今後も継続して行っていく必要があります。