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日向灘で地震発生!M7.1、震度6弱を観測!日向灘の地震活動とは!?

日向灘で地震発生!M7.1、震度6弱を観測!日向灘の地震活動とは!?

📘 この記事で分かる事!

💡 日向灘では、フィリピン海プレートと陸のプレートの境界で地震が発生しやすい

💡 日向灘では過去にM7.6前後の規模の地震が発生している

💡 近年、日向灘で発生した地震の被害状況や、今後の対策が注目されている

それでは、日向灘の地震活動について詳しく見ていきましょう。

日向灘における地震活動

日向灘では、頻繁に地震が発生しているんですね。

週刊地震情報 2024.8.11 日向灘で40年ぶりのM7超 関東でも震度5弱の地震
週刊地震情報 2024.8.11 日向灘で40年ぶりのM7超 関東でも震度5弱の地震

✅ 日向灘でマグニチュード7.1の地震が発生し、宮崎県で最大震度6弱を観測されました。この地震は南海トラフ地震の監視領域内であり、政府は南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表しました。

✅ 神奈川県西部でマグニチュード5.3の地震が発生し、神奈川県で最大震度5弱を観測されました。この地震は、日向灘の地震と同様にフィリピン海プレートと陸のプレートの境界で発生したと考えられています。

✅ オホーツク海南部でマグニチュード6.8の深発地震が発生し、北海道や東北で震度3を観測されました。深発地震では震源から遠い場所で強い揺れが伝わる「異常震域」と呼ばれる現象が起こることがあります。

さらに読む ⇒【ウェザーニュース】天気 - 台風・地震・防災情報|予報精度No.1出典/画像元: https://weathernews.jp/s/topics/202408/100255/

近年、日向灘では地震活動が活発化しているようですね。

日向灘では、フィリピン海プレートと陸のプレートの境界で発生するプレート間地震が多数を占め、過去にはM7.6前後の規模の地震や、M7.0~7.2程度の規模の地震が発生しています。

周辺では十数年から数十年に一度の割合でM7程度の地震が発生しますが、M8以上の巨大地震の記録はありません。

あのー、地震の規模が大きいと、経済活動に影響が出ますよね。

日向灘における過去の地震と被害

日向灘の地震の歴史は、長いんですね。

日向灘の最大級1662年、巨大地震だった可能性 京都大など断層モデル示す
日向灘の最大級1662年、巨大地震だった可能性 京都大など断層モデル示す

✅ 京都大学などの研究グループが、日向灘で1662年に発生した地震が従来の推定よりも大きく、マグニチュード7.9の巨大地震だった可能性が高いことを発表しました。

✅ この研究では、スロー地震の研究成果などを踏まえて新たな断層モデルを構築し、津波シミュレーションや堆積物調査の結果と照らし合わせ、巨大地震の可能性を示しました。

✅ 研究グループは、1662年以前の巨大地震の履歴解明など、さらなる調査研究の必要性を訴えています。

さらに読む ⇒Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」出典/画像元: https://scienceportal.jst.go.jp/newsflash/20230207_n01/

1662年の地震が、マグニチュード7.9だったとは、驚きです。

日向灘で発生した主な地震と被害は以下の通りです。

1662年10月31日(寛文2年)M7.6 宮崎県を中心に、延岡から大隅沿岸まで津波による被害が発生。

宮崎沿岸での津波の高さは4~5mに達し、日向灘で発生した最大級の津波でした。

1931年11月2日(昭和6年)M7.1 宮崎県、鹿児島県、熊本県南部で被害が発生。

宮崎県では死者1名、負傷者29名、家屋全半壊14棟の他、地割れ、道路損壊、山崩れ、地滑り、橋梁破損被害が発生しました。

1941年11月19日(昭和16年)M7.2 熊本県人吉市で死者1名、負傷者5名、住家全壊6棟を伴う被害が発生。

宮崎県では石垣の破損、道路の亀裂、堤防の小破損等が発生しました。

1961年2月27日(昭和36年)M7.0 宮崎県南部で死者2名、負傷者7名、建物全半壊18棟等の被害が発生しました。

1968年4月1日(昭和43年)M7.5 高知県、宮崎県、愛媛県、熊本県、大分県で被害が発生。

高知県で最も被害が大きく、負傷者15名、住家全半壊3棟等、港湾施設にも小被害が発生しました。

1984年8月7日(昭和59年)M7.1 大分県から宮崎県にかけての沿岸部で負傷者9名、建物の一部損壊29棟、道路損壊3箇所、崖崩れ12箇所等の被害が発生しました。

過去の地震のデータは、今後の防災対策に役立ちますね。

日向灘地震の被害想定と対策

日向灘の地震は、津波の発生も懸念されますね。

日向灘の地震で震度6弱を観測 M7.1は1984年以来の規模

公開日:2024/08/08

日向灘の地震で震度6弱を観測 M7.1は1984年以来の規模

✅ 8月8日に日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、宮崎県日南市で最大震度6弱を観測しました。これは1919年以降初めて、日向灘を震源とする地震で震度6弱以上の揺れを観測されたことになります。また、マグニチュード7以上は1984年以来の規模です。

✅ 地震は逆断層型で、沈み込むプレート境界で発生したとみられます。政府の地震調査研究推進本部は、今後30年でマグニチュード7.1前後のプレート境界の地震が発生する確率を70〜80%としていました。

✅ 今回の地震では、宮崎県や鹿児島県の大隅地方を中心に建物被害の報告が相次ぎ、日南市周辺では「建物に被害」の報告も届いています。また、津波注意報が発表され、宮崎県宮崎港で50cm、日南市・油津で40cmの津波を観測されました。津波注意報が解除されるまで海岸に近づかないように注意が必要です。

さらに読む ⇒au Webポータル出典/画像元: https://article.auone.jp/detail/1/2/2/150_2_r_20240808_1723107341954306

今回の地震では、津波注意報が出されたんですね。

日向灘周辺の地震では、地震の揺れによる被害に加え、震源域が浅い場合には津波被害が発生する可能性があります。

令和2年度に最新の知見に基づき実施された日向灘地震の被害想定では、最大震度6強、最大浸水面積は約3070ha、最大津波高は6m、最短津波到達時間は約12分、建物被害(全壊)は約16000棟、人的被害(死者)は約1700人と想定されました。

南海トラフ巨大地震等の被害想定に包含されますが、相当数の被害が想定され、津波の到達時間が早まる地域があることが分かりました。

浸水区域が小さいことから、南海トラフ巨大地震等対策と同様の早期避難行動を取れば避難可能であると判明しました。

そのため、県民意識の更なる向上を図り、早期避難行動の促進を図ります。

詳細な調査結果やGISデータは、宮崎県危機管理局危機管理課のウェブサイト、ひなたGIS、宮崎県オープンデータカタログサイトで公開されています。

地震による被害想定は、怖いけど知っておかないと。

日向灘における大規模地震発生の可能性と最新の被害想定

日向灘では、地震が頻繁に発生しているんですね。

宮崎県で震度5弱の地震 宮崎県と高知県に津波注意報が発表(2025年1月13日)
宮崎県で震度5弱の地震 宮崎県と高知県に津波注意報が発表(2025年1月13日)

✅ 13日午後9時19分頃、日向灘を震源とするマグニチュード6.9の地震が発生し、宮崎県で最大震度5弱を観測しました。

✅ この地震により、宮崎県と高知県に津波注意報が発表されました。

✅ 震度3以上の観測された市町村は宮崎県、高知県、福岡県、佐賀県、熊本県、大分県、鹿児島県、兵庫県、鳥取県、島根県、広島県、山口県、愛媛県、長崎県など多数に及びます。

さらに読む ⇒BIGLOBEニュース出典/画像元: https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0113/tkj_250113_0996577793.html

日向灘では、過去に大きな地震が発生しているんですね。

日向灘を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生した場合、宮崎県では最短12分で津波が到達し、最大6メートルの津波が沿岸部を襲うと想定されています。

この地震は、過去の記録から1662年に発生したとみられ、1931年以降も周期的に発生していることから、近い将来に再び発生する可能性が懸念されています。

今回の調査では、2006年の想定よりも津波の到達時間が早くなり、浸水面積も拡大していることが明らかになりました。

地震発生の確率が高い地域は、事前に対策をしておくことが重要ですね。

日向灘地震による被害想定と今後の対策

日向灘での地震発生は、南海トラフ地震にも影響があるのでしょうか?。

日向灘の地震」と「南海トラフ地震」繰り返し被害をもたらしてきた地震の歴史に学ぶ
日向灘の地震」と「南海トラフ地震」繰り返し被害をもたらしてきた地震の歴史に学ぶ

✅ 宮崎県では過去に「日向灘の地震」と「南海トラフ地震」の2種類の大規模地震が繰り返し発生しており、それぞれ約30年周期と約100年周期で発生するとされています。

✅ ゛日向灘の地震゛は、過去に1996年、1987年、1961年などに宮崎県で震度5弱~5を観測しており、約360年前には現在の木花地区を壊滅させた「外所地震」が発生した記録も残っています。

✅ 今回の地震は「日向灘の地震」とされ、専門家は今回の地震発生によって「南海トラフ地震」が発生する可能性が高まっていると指摘しています。

さらに読む ⇒TBS NEWS DIG出典/画像元: https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mrt/1359208?display=1

日向灘の地震と南海トラフ地震、どちらも怖いですね。

住宅の全壊・全焼は1万6千棟、死者は1700人、負傷者は6500人に達する可能性があるとの試算も示されました。

県は、耐震化の推進や早期避難の徹底など、被害軽減に向けた対策を強化していく方針です。

地震対策は、万が一に備えてしっかりしておきたいですね。

日向灘の地震は、今後も警戒が必要ですね。

🚩 結論!

💡 日向灘では、フィリピン海プレートと陸のプレートの境界で地震が発生しやすい

💡 日向灘では過去にM7.6前後の規模の地震が発生している

💡 日向灘の地震は、津波の発生も懸念されている