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北野天満宮って実はすごい!菅公と牛、そして七つの不思議?天神信仰の総本山とは!?

北野天満宮って実はすごい!菅公と牛、そして七つの不思議?天神信仰の総本山とは!?

📘 この記事で分かる事!

💡 菅原道真公は学問の神様として崇められており、北野天満宮は天神信仰の総本社です。

💡 北野天満宮には、菅公と深い関係がある梅と牛の伝説があり、境内には多くの梅と牛の像があります。

💡 また、北野天満宮には七つの不思議な伝説が残されており、参拝者にとって興味深い場所となっています。

それでは、菅公の生涯から北野天満宮の歴史、そして信仰について詳しく見ていきましょう。

菅公の生涯と北野天満宮の創建

菅原道真公の生涯は、まさに波乱万丈ですね。

天才的な学者でありながら、政治的な陰謀に巻き込まれ、悲劇的な最期を迎えたとは、驚きです。

北野天満宮

公開日:2024/07/31

北野天満宮

✅ 菅原道真は、学問の神様として崇められる人物であり、その生涯は天才的な学者としての活躍、政治家としての出世、そして陰謀による左遷と悲劇的な最期、さらには怨霊として恐れられる時代を経て、学問の神様へと昇華していった。

✅ 菅原道真は梅の花との深い縁があり、幼少の頃から梅を愛で、和歌や漢詩にその想いを表現していた。彼が愛した梅は、中国文化や学問を象徴する花であり、天満宮の御神紋にも梅紋が用いられていることから、その縁の深さを物語っている。

✅ 菅原道真は牛とも深い関わりがあり、丑の日に生まれたこと、また本物の牛と深い関係があったことが伝えられている。そのため、牛は菅原道真の使いとして、天満宮では牛の像が数多く見られる。

さらに読む ⇒ふらふら京都散歩出典/画像元: https://furafurakyoto.com/kitano-tenmangu/

菅公は、学問や政治だけでなく、梅や牛とも深い縁があったんですね。

梅の花は、まさに日本の文化を象徴する美しさがあります。

菅原道真公は、学者・政治家として活躍していましたが、藤原時平の陰謀により九州・大宰府へ左遷され、2年後に亡くなりました。

その後、菅公を陥れた者たちが相次いで亡くなり、平安京は天変地異や疫病に襲われたことから、人々は菅公の祟りを恐れ、醍醐天皇は菅公を右大臣の地位に戻し、正二位を贈りました。

しかし、祟りは収まらず、御所の清涼殿が落雷で全焼したことから、醍醐天皇は崩御しました。

天慶5年(942年)、巫女・多治比文子に菅公の御神託があり、北野に社殿を建てて祭祀することが決まりました。

その後、藤原氏による大規模な御社殿の造営が行われ、永延元年(987年)には一條天皇より「北野天満大自在天神」の御神号を賜りました。

いやー、菅原道真公って、すごい人だったんだな!学者として、政治家として、そして怨霊として、いろんな顔を持ってたんだね。

北野天満宮の歴史と信仰

北野天満宮は、菅原道真公の御霊を鎮めるために建てられた神社なんですね。

北野天満宮の歴史・見どころ
北野天満宮の歴史・見どころ

✅ 北野天満宮は、平安時代の政治家・学者である菅原道真を祭神とする神社で、天神信仰の総本社として知られています。

✅ 道真は政治的対立により大宰府に左遷され、その後亡くなりましたが、死後、天変地異などが起こったことから、道真の祟りとされ、御霊を鎮めるため、道真を顕彰する動きが起こりました。

✅ その後、道真から神託を受けた住民が自宅近くに社を建て、現在の地に遷座し、北野天満宮となり、現在の社殿は豊臣秀頼によって造営されました。

さらに読む ⇒北野天満宮の歴史・見どころ出典/画像元: https://inariage.com/history/kitanotenmangu.html

天神信仰が、ここまで発展した背景には、菅原道真公の祟りとされる出来事が大きく影響していたんですね。

北野天満宮は、菅原道真公を祭神とする全国約1万2000社の天満宮・天神社の総本社であり、天神信仰の発祥の地です。

平安時代の天暦元年(947年)に創建され、現在の御本殿は、慶長12年(1607年)に豊臣秀吉公の遺命をうけた豊臣秀頼公が造営した桃山建築の代表的遺構で国宝です。

戦国時代には国を護る神として信仰を集め、江戸時代には学業成就や武芸上達などが祈願されるようになり、「学問の神さま」「芸能の神さま」として広く知られるようになりました。

なるほど、北野天満宮は天神信仰の総本社なんだね。菅原道真公の祟りって、すごいパワーだったんだな。

菅公と梅、北野天満宮の梅苑

北野天満宮の梅園は、菅公の梅への愛情を感じますね。

京都 北野天満宮「梅花祭」芸舞妓の茶席
京都 北野天満宮「梅花祭」芸舞妓の茶席

✅ 北野天満宮は菅原道真を祀る神社で、学問の神様として有名です。境内には梅園があり、毎年2月25日には「梅花祭」が開催されます。

✅ 梅花祭では芸舞妓による茶会が行われますが、2021年はコロナ禍の影響で献茶のみが行われました。通常は上七軒の芸舞妓によるお茶席が人気ですが、チケットを入手するためには長蛇の列に並ぶ必要があります。

✅ 梅花祭の時期には梅園もライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。また、島原太夫による梅花祭ツアーに参加することで、太夫の解説を聞きながら境内を散策することができます。

さらに読む ⇒オマツリジャパン出典/画像元: https://omatsurijapan.com/blog/kitanotenmangu-baikasai/

梅花祭の時期には、梅園がライトアップされるんですね。

幻想的な景色でしょうね。

菅公は梅と深い縁があり、北野天満宮では梅が神紋となっています。

境内には、菅公由来の梅50種約1500本が植えられており、梅の名所としても有名です。

2月25日の菅公の祥月命日には梅花祭が開催され、境内は梅の香りで満たされます。

北野天満宮の梅苑は「雪月花の三庭苑」のひとつ「花の庭」として知られており、令和9年の式年大祭に向けて、往時の美しい姿に蘇らせる予定です。

梅の花って、きれいだよねー。北野天満宮の梅苑は、ぜひ見てみたいわ。

天神様と牛、臥牛信仰

牛が菅原道真公の使いとされているのは、興味深いですね。

北野天満宮とお牛さま

公開日:2020/12/18

北野天満宮とお牛さま

✅ 北野天満宮には、菅原道真公(天神様)の御使いとして多くの牛の石像が奉納されています。これは、菅公が丑年生まれであり、御遺骸を牛車で運ぶ際に牛が座り込んだ場所に埋葬されたという伝説に由来するからです。

✅ 菅公は、大宰府で無実の罪を神に訴え、天満大自在天神の神号を授かりました。この神号は、ヒンドゥー教の神シヴァが仏教に取り入れられた姿である「大自在天」に由来し、白い牛に乗った姿で表されます。また、菅公のもう一つの神号「日本太政威徳天」も、水牛に乗った姿で表される密教の大威徳明王に由来しています。

✅ 北野天満宮の境内には、撫でることでご利益があるとされる「撫牛」があります。頭や足を撫でることで、学問成就や病気を治癒する願いが込められています。特に、牛舎に祀られている臥牛は、江戸時代から「一願成就のお牛さま」として崇められており、現在も多くの参拝者が訪れています。

さらに読む ⇒゛伝えたい京都、知りたい京都〜Kyoto出典/画像元: https://kyotolove.kyoto/I0000271/

臥牛を撫でるとご利益があるなんて、なんだか可愛らしいですね。

天神様は菅原道真公を祀る神社です。

道真公は丑年生まれで、牛が神のお使いとされています。

境内には多くの臥牛像が奉納されている理由は、道真公が亡くなった際に遺骸を牛車で運んだという伝説と、道真公が仏教に取り入れられたシヴァ神や大威徳明王の姿が牛に乗った姿であることに由来しています。

これらの牛の姿が臥牛であることから、天神様の境内では臥牛が神聖視され、撫でることでご利益があると考えられています。

特に「一願成就のお牛さま」は、江戸時代から願い事が叶うと信じられており、多くの人が訪れます。

また、境内の亀石は陰石を象徴し、牛像と合わせて陰陽合和を願う信仰対象となっています。

天神様の境内にはさまざまな特徴を持つ臥牛像が安置されており、参拝者はそれぞれのお気に入りを見つけることができます。

御本殿の蛙股には、唯一の立ち牛像が彫刻されており、御祭神に最も近い牛として尊ばれています。

臥牛って、縁起がいいんだな!撫でたら、金運アップするのかな?

北野天満宮の七つの不思議

北野天満宮には、七つの不思議な伝説があるんですね。

探してみよう天神さんの七不思議

公開日:2016/10/31

探してみよう天神さんの七不思議

✅ 北野天満宮には、初雪が降ると道真公が降臨するという「影向松」や、本殿が地主神社の正面を避けて建てられているという「筋違いの本殿」、三光門に北極星が輝いていたという「星欠けの三光門」など、七つの不思議な伝説が残されています。

✅ これらの伝説は、参拝者にとって興味深いだけでなく、北野天満宮の歴史や文化をより深く理解する上で重要な要素となっています。

✅ 七不思議以外にも、立ち牛や御后三柱を祀る社、運試しができる灯籠の大黒様、天狗が棲んでいたとされる天狗山など、見どころが満載です。

さらに読む ⇒ 京都観光情報 京都ツウ読本出典/画像元: https://kyototwo.jp/post/attractions/2302/

七つの不思議、どれも興味深いですね。

特に影向松の伝説は、ロマンを感じます。

北野天満宮には、古来からの七つの不思議なものが存在し、信仰の対象として大切にされています。

影向松 当宮の創建からの御神木で、立冬から立春前日に初雪が降ると天神さまが降臨され、雪見を愛でながら詩を詠まれるという伝説があります。

初雪が降った日には、初雪祭が行われます。

筋違いの御本殿 御本殿が参道の正面ではなく、摂社の地主社の正面を避けて建てられているのは、かつてこの場所に地主神社があったためです。

星欠けの三光門 御本殿前の中門で、日・月・星の彫刻が施されていますが、北極星は実際には刻まれていません。

平安時代に御所が当宮の北西に位置していたことから、帝が当宮に向かう際、三光門の真上に北極星が輝いていたと言われています。

大黒天の燈籠 三光門の近くに立つ石燈籠で、台座に大黒様の像が刻まれています。

大黒様の口に小石をのせて落ちなければ、お金に困らないと言われています。

唯一の立ち牛 当宮には神牛の像や彫刻が多く見られますが、拝殿の欄間には、唯一立ち姿の神牛が刻まれています。

これは、菅公の御遺骸をお運びする途中で車を引く牛が座り込んでしまったという故事に由来しています。

裏の社 御本殿の背面には、菅公のご先祖様の三柱の神さまがまつられています。

昔は、この「御后三柱」も含めて礼拝することが常でした。

天狗山 境内の北西の角にある小山で、昔は天狗が出没したと想像されています。

都の守護を司る北野天満宮のさらに乾に位置するため、神聖な場所とされています。

これらの不思議に注目しながら巡ると、北野天満宮への参拝がより一層印象深いものになるでしょう。

七つの不思議、全部見てみたいなぁ。特に、星欠けの三光門は、どんな感じなんだろう?

北野天満宮は、菅原道真公の生涯と深く結びついた神社であり、歴史、信仰、そして伝説が重なり、魅力的な場所ですね。

🚩 結論!

💡 菅原道真公は、学問の神様として崇められており、北野天満宮は天神信仰の総本社です。

💡 北野天満宮には、菅公と深い関係がある梅と牛の伝説があり、境内には多くの梅と牛の像があります。

💡 また、北野天満宮には七つの不思議な伝説が残されており、参拝者にとって興味深い場所となっています。