JR北海道特急「北斗」「おおぞら」来年春のダイヤ改正でスピードアップ!?停車駅削減とは!!?
💡 来年春のダイヤ改正で、特急「北斗」と「おおぞら」の一部列車の停車駅が削減され、所要時間が短縮されます。
💡 高速バスや航空機との競争が激化する中、速達性を高めて利用者の増加を図るためです。
💡 新夕張駅通過による石勝線での乗車特例利用の困難化や、車両更新による路線再編など、様々な変化が予想されます。
それでは、詳しく見ていきましょう。
スピードアップと停車駅削減
このダイヤ改正は、JR北海道にとって大きな転換点となるかもしれませんね。
✅ JR北海道は来年春のダイヤ改正で、札幌発釧路行き特急「おおぞら」と札幌発函館行き特急「北斗」の一部列車の停車駅を減らし、所要時間を短縮する方針を固めました。
✅ 高速バスや航空機との競争が激化する中、速達性を高めて利用者の増加を図るためです。
✅ 具体的には、「おおぞら」の札幌発7号は追分、新夕張、池田、白糠の各駅を通過し、帯広までは2時間21分、釧路までは3時間54分と、約25~30分短縮されます。「北斗」の札幌発2号は伊達紋別、大沼公園、五稜郭を通過し、函館までは3時間29分と、最速で3時間半を切る予定です。
さらに読む ⇒Yahoo!ニュース出典/画像元: https://news.yahoo.co.jp/articles/3c687f9a3563020a617653adbd5a117c995d7b4825~30分も短縮されるのは、利用者にとって嬉しいですね。
JR北海道は、2025年3月ダイヤ改正で、特急「北斗」と「おおぞら」の一部列車のスピードアップを図ることを発表しました。
特急「北斗」2号は札幌発函館行きで、伊達紋別、大沼公園、五稜郭駅を通過し、所要時間は4分短縮の3時間29分となります。
特急「おおぞら」7号は札幌発釧路行きで、追分、新夕張、池田、白糠駅を通過し、帯広までは2時間21分、釧路までは3時間54分となり、所要時間は25~30分短縮されます。
これは素晴らしい!高速バスや航空機に対抗するには、スピードアップは必須だ。
新夕張駅停車問題
新夕張駅は、かつては炭鉱の町として栄えていた場所ですよね。
公開日:2019/02/26
✅ 2019年3月16日のダイヤ改正で、石勝線の追分~新夕張間の普通列車が1日2往復半にまで削減され、青春18きっぷや北海道&東日本パスでの石勝線特例活用が難しくなります。
✅ 石勝線特例を活用した乗り継ぎは、下りでは千歳10時38分発の普通列車は新夕張で3時間半の待ち時間がありますが、千歳17時26分発の普通列車は新得、新夕張ともに好接続となっています。上りでは、帯広10時05分発の列車は新得と新夕張で好接続で千歳まで4時間かからず到着できます。
✅ ダイヤ改正後も、札幌~釧路の同日着が確保されるなど、悪くない乗り継ぎが残っています。ただし、待ち時間の長さなどを考慮し、旅程を検討する必要があります。
さらに読む ⇒ タビリス出典/画像元: https://tabiris.com/archives/sekisyosen201902/新夕張駅通過は、利用者にとって不便になりますね。
今回のダイヤ改正で、新夕張駅通過により、青春18きっぷなどを活用した石勝線での新夕張―新得間の乗車特例利用が困難になることが懸念されています。
新夕張―新得間には普通列車がなく、特急券不要で特急列車に乗車できる乗車特例が設けられていましたが、新夕張駅通過により、札幌方面から帯広・釧路方面への移動は難しくなる可能性があります。
しかし、新たに特急「おおぞら」5号が新夕張駅に停車することが判明しました。
新夕張発の時間は12時48分、新得着の時間は13時45分です。
ただし、普通列車の時刻についてはまだ発表されていないため、接続状況は不明です。
新夕張駅通過は、経営効率化の観点からすれば仕方ないかもしれないが、地域の活性化という観点からは、どうなんだろうか?
競争激化と利用者獲得
競争が激化する中で、JR北海道はどのように利用者を獲得していくのでしょうか。
✅ JR北海道は2025年春のダイヤ改正で札幌・旭川間の最終特急列車を1時間繰り上げ、始発特急列車を40分繰り下げると発表しました。これは乗客が少ないためで、イベント開催など乗客増加時は臨時列車を運行します。
✅ 札幌・函館間の特急北斗は始発列車の停車駅を3駅減らし、所要時間を4分短縮し、最速3時間29分となります。
✅ 札幌・釧路間の特急おおぞらも高速化され、最速で3分短縮し、3時間54分となります。
さらに読む ⇒JR北海道゛来春のダイヤ改正゛ 札幌⇒旭川の最終特急1時間繰り上げ 旭川⇒札幌の始発は約40分繰り下げ 広大な北海道゛より近く゛ 札幌 ⇒函館・釧路は停車駅減らし゛高速化゛出典/画像元: https://www.uhb.jp/news/single.html?id=47314利用者の少ない時間帯の列車を減らすのは、合理的な判断だと思います。
JR北海道は、高速バスや航空機との競争が激化する中、速達性を高めて利用者の増加を図るため、特急列車のスピードアップを実施します。
また、札幌―旭川間の特急は一部のダイヤを見直し、利用者の少ない旭川発の始発を遅らせ、札幌発の最終列車を早める予定です。
JR北海道も大変だな。でも、スピードアップは利用者にとってメリットだから、頑張ってほしいわ。
特急快速化とダイヤ調整
特急を快速列車に切り替えるというのは、斬新なアイデアですね。
✅ JR北海道が来年3月に特急「大雪」を快速列車に切り替える方向で検討している。
✅ これは、赤字8区間(通称・黄色線区)に含まれる石北線の維持を目的とした取り組みの一環である。
✅ 関係者からは、石北線の維持に向けた議論に道や国も巻き込むべきだという意見が出ている。
さらに読む ⇒北海道新聞デジタル出典/画像元: https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1022219/石北線の維持には、色々な工夫が必要ですね。
JR北海道は、利用増とコスト減を図るため、来年3月のダイヤ改正で一部特急を快速化する予定です。
具体的には、「大雪」が特別快速に変更され、H100形を使用します。
また、石北本線では特別快速「きたみ」の運転区間が網走駅発着に延長され、北見~網走間は各駅停車となります。
特急「ライラック」「カムイ」は夕方に下り1本、夜間に上り1本追加設定されます。
石北線は、赤字路線とはいえ、地域にとって重要な路線だ。維持するためには、大胆な改革が必要なんだ。
車両更新と路線再編
大幅なダイヤ改正は、利用者に大きな影響を与えると思います。
✅ JR北海道は、2024年3月ダイヤ改正において、特急・快速列車のダイヤ改正、列車の増発・減便、停車駅の変更、普通列車の車両更新、駅廃止など、大幅なダイヤ改正を行うことを発表しました。
✅ 主な改正内容としては、旭川~網走間を結ぶ特急「大雪」を毎日運転の特別快速「大雪」に格下げし、H100形2両の全車自由席とする一方、長距離移動の快適性向上のため、座席数を増やす予定です。また、札幌~釧路間を結ぶ特急「おおぞら」は、一部停車駅を削減し、最速達列車とすることで、釧路への到着時間を早めます。
✅ さらに、石勝線にH100形を投入し、キハ40系・キハ150形を置き換えることで、最大11分速達化を図るほか、利用状況に合わせて、一部の普通列車の運転を廃止し、根室本線の東滝川・東根室、宗谷本線の雄信内・南幌延・抜海の計5駅を廃止する予定です。
さらに読む ⇒鉄道ファン・railf.jp出典/画像元: https://railf.jp/news/2024/12/13/163000.html車両更新によって、快適性や速達性が向上するのは、素晴らしいですね。
石勝線ではH100形を導入し、キハ40形・キハ150形を置き換え、最大11分の速達化を実現します。
富良野線では一部列車が2両編成に増結されます。
一方、利用が少ない早朝・夜間の一部普通列車が廃止されます。
また、東滝川、雄信内、南幌延、抜海、東根室の5駅が廃止され、釧網本線の緑駅は自治体管理駅に移行します。
駅廃止は、利用者にとっては残念だけど、経営効率化のためには仕方ないのかな。
今回のダイヤ改正は、JR北海道の経営戦略の転換点を示すものと言えるでしょう。
💡 来年春のダイヤ改正で、特急「北斗」と「おおぞら」の一部列車の停車駅が削減され、所要時間が短縮されます。
💡 新夕張駅通過による石勝線での乗車特例利用の困難化や、車両更新による路線再編など、様々な変化が予想されます。
💡 JR北海道は、高速バスや航空機との競争に勝ち抜くため、更なるサービス向上を目指していくことでしょう。