抜海駅、廃駅?最北の秘境駅に迫る危機存続をかけた住民の闘いとは!?
💡 北海道稚内市のJR宗谷線にある無人駅、抜海駅は、1924年開業の日本最北の木造駅舎として知られています。
💡 近年、利用客の減少により、廃駅が危惧されています。
💡 地元住民は、駅存続を求めて様々な活動を行っています。
それでは、第一章、最北の秘境駅、抜海駅について詳しくご紹介します。
最北の秘境駅、抜海駅
抜海駅は、日本最北の無人駅であり、歴史的にも貴重な駅舎ですね。
✅ 抜海駅は、日本最北の無人駅であり、1924年開業当時の駅舎が残る貴重な駅です。かつては800人近くの人口を有していた抜海地区の玄関口であり、地域住民の生活に欠かせない存在でしたが、近年は人口減少により利用客も減少し、2021年からは稚内市が維持管理を行っています。
✅ 地元の町内会は、抜海駅の存続を求めており、子どもたちの通学利用や観光需要などの将来的な可能性を訴えています。一方で、維持費負担が課題となっており、駅存続のためには、利用促進策が必要となっています。
✅ 抜海駅の利用促進策として、地元町内会では、レンタサイクル事業の開始、イベントの開催、駅舎清掃ボランティアの募集などを行っています。これらの取り組みを通じて、抜海駅の魅力を再発見し、地域活性化につなげていきたいと考えています。
さらに読む ⇒ ばっかいむら【抜海地区公式サイト】出典/画像元: https://bakkaimura.localinfo.jp/posts/20681924/かつては賑わっていた駅が、今では無人駅になってしまったのは寂しいですね。
北海道稚内市のJR宗谷線抜海駅は、1924年開業の日本最北の木造駅舎として知られています。
かつては周辺に800人近くの人口がいましたが、現在は100人近くに減少し、駅利用者も減少しています。
しかし、近年は利尻富士やゴマフアザラシなどの観光客、宿泊施設利用客が増加傾向にあります。
駅舎は、外壁の一部が新建材で改修されていますが、80年以上生き抜くために必要な措置と言えるでしょう。
無人駅であるため、かつての窓口は板で塞がれていますが、出札口や手小荷物用窓口など、有人駅時代の造りを比較的良く留めています。
特に手小荷物用窓口の幅は出札口の2倍以上あり、かつて貨物輸送が盛んに行われていたことを伺わせるものです。
待合室は手入れが行き届いており、壁はクリーム色に塗られ、窓枠や木枠は赤く塗られています。
古い木造駅舎ながら廃れた雰囲気は感じません。
駅舎のあちこちには、木と木の継ぎ目を塞ぐように、ノコギリの歯のようにギザギザに刻まれた棒のような装飾が施されています。
これはただの飾りなのか、それとも何か意味があるのかは不明ですが、最北の木造駅舎の風情をより一層際立たせています。
いやぁ、懐かしいなぁ。俺も昔は、よくこんな無人駅で、弁当食ってたなぁ。
存続を求める地元の努力
抜海駅は、地域の貴重な財産だと思います。
公開日:2022/06/10
✅ 北海道稚内市の抜海駅が、稚内市から廃駅の方針を伝えられ、地元住民が困惑している。
✅ 稚内市は、抜海駅の維持管理費を負担せず、来春のJR北海道のダイヤ改定までに廃駅方針をJR北に伝えるとしている。
✅ 地元住民は、コロナ禍で協議が進んでいない中での突然の通告に戸惑っており、抜海駅の存続を求める声が上がっている。
さらに読む ⇒朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/ASQ6B5G4KQ6BIIPE00L.htmlコロナ禍で協議が進んでいない中での突然の通告は、地元住民にとっては辛いですね。
2019年にはJR北海道から沿線自治体の費用負担を求められ、2021年からは稚内市が維持管理を行っています。
地元町内会は、駅の存続を求め、レンタサイクル事業、イベント開催、駅舎清掃ボランティア募集などの取り組みを行っています。
抜海駅は、地域住民の生活を支え、観光客にとって魅力的な場所として、今後も存続していくことが期待されています。
駅がなくなったら、観光客も減っちゃうだろうし、地元経済にも悪影響があるんじゃないかな。
廃駅決定と地元の反発
抜海駅の廃止は、地域にとって大きな損失だと思います。
公開日:2024/07/05
✅ 北海道稚内市の抜海駅が、2024年3月のダイヤ改正で廃止される見通しとなった。
✅ 抜海駅は1924年開業の無人駅で、鉄道ファンには「最北の秘境駅」として知られており、数々の映画やドラマのロケ地となった。
✅ 稚内市は、維持管理費負担を継続できず、2021年から続けてきた抜海駅の維持管理を今年度で終了することをJR北海道に伝えた。
さらに読む ⇒読売新聞オンライン : ニュース&お得サイト出典/画像元: https://www.yomiuri.co.jp/national/20240705-OYT1T50029/市長は、地元住民の声をもっと聞いてほしいですね。
しかし、2023年3月、JR北海道が抜海駅を廃駅にする方針を固めたことを発表しました。
市長は乗降客数の増加が見られないことなどを理由に挙げ、地元との協議継続は結論の先延ばしだと主張しました。
一方、地元住民は、コロナ禍で十分な協議がなされなかったにも関わらず、一方的な廃駅決定だと反発しています。
地元は、駅舎清掃や草刈りなどの維持管理に積極的に取り組んできたが、市長は廃駅ありきで、地元の努力を無視しているとの批判も出ています。
地元住民は今後の対応を検討しており、2年後の開業100年を祝うイベントにクラウドファンディングで集まった資金を活用し、イベントを成功させたいと考えています。
うちは、ちょくちょく抜海駅には行ってたから、なくなったら寂しいわね。
観光資源としての価値と廃駅への懸念
抜海駅は、歴史的にも文化的にも貴重な存在です。
✅ JR宗谷線の抜海駅は来年3月末での廃止が予定されており、稚内市は廃駅後の代替案としてスクールバスの増便と乗り合いタクシーの運行を提案している。
✅ しかし、抜海町内会の住民はこれらの案に反対し、駅の存続を求めている。
✅ 一方、鉄道ファンからは、歴史的価値のある抜海駅の存続を願う声が多数寄せられており、稚内市は地域住民との合意を得ながら今後の対応を検討していくとしている。
さらに読む ⇒TOP出典/画像元: https://wakkanaipress.com/2020/08/05/47144/地元住民の努力が実を結ぶことを願っています。
抜海駅は、映画やドラマのロケ地としても人気で、多くの観光客が訪れています。
地元住民は駅舎の清掃や記念イベントなどを通じて観光客との交流人口増に取り組んできました。
しかし、市長は廃駅の方針を固持し、地元住民の訴えに耳を傾けようとしないため、地元住民からは不満と落胆の声があがっています。
抜海町内会は最後まで諦めずに駅存続を求めていく方針です。
抜海駅は、観光資源として活用できるポテンシャルがあると思うんだけどなぁ。
市議会の議論と市長の方針
抜海駅の廃止は、観光客だけでなく、地元住民にも大きな影響を与えると思います。
公開日:2022/06/29
✅ 北海道稚内市の工藤広市長は、宗谷本線・抜海駅の維持管理を中止する考えを表明し、来年春にも廃止される可能性が高まりました。
✅ 市長は、乗降者数の少なさから市の負担による維持管理が難しいと判断したと説明し、廃止後はスクールバス混乗や乗合タクシーなどの交通手段の確保を目指すと述べています。
✅ 抜海駅は1924年に開業した無人駅で、日本最北の秘境駅として人気を集めていますが、近年は利用者数が減少しており、地元住民からも廃止に対する反発の声が上がっています。
さらに読む ⇒ 鉄道ニュース【鉄道プレスネット】出典/画像元: https://news.railway-pressnet.com/archives/41308市長は、地元住民との協議をもっと丁寧に行うべきだと思います。
稚内市議会一般質問では、抜海駅の廃止について議論されました。
市長は、JR北海道の経営改善策として廃止が判断されたことを説明し、代替交通として乗合タクシーの運行を予定していることを明らかにしました。
また、抜海駅100周年事業実行委員会から提出された駅存続を求める要望書について、JR北海道旭川支社に伝達したことを明らかにしました。
しかし、市長は廃駅の方針を変えることはないと述べ、観光的価値についても地元住民の利用が少ないことを理由に廃駅の方針を曲げませんでした。
市長は、抜海駅の価値を理解しているのかな?
抜海駅の未来は、まだまだ不透明ですが、地元住民の努力が実ることを願っています。
💡 北海道稚内市の抜海駅は、日本最北の無人駅として知られています。
💡 近年、利用客の減少により、廃駅が危惧されています。
💡 地元住民は、駅存続を求めて様々な活動を行っていますが、現状では廃駅の可能性が高いです。