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AOITYOグループ、カーライルによる買収で変革!今後の成長戦略とは?MBOによる株式非公開化、新たなビジネスモデルへ!!?

AOITYOグループ、カーライルによる買収で変革!今後の成長戦略とは?MBOによる株式非公開化、新たなビジネスモデルへ!!?

📘 この記事で分かる事!

💡 AOITYOグループは、カーライルグループによる買収により非公開化された。

💡 カーライルは、AOITYOグループを改革し成長させるため、M&Aに積極的に投資する方針。

💡 AOITYOグループは、社名変更し「KANAMEL株式会社」として、新たなスタートを切った。

それでは、詳しく見ていきましょう。

AOITYOグループの設立と経営統合

それでは、AOITYOグループについて詳しくご説明します。

AOI TYO Holdings
AOI TYO Holdings

✅ 当サイト「株探」は、投資勧誘や助言を目的としたものではなく、投資判断はご自身で行うようにお願いする旨を明記しています。

✅ 掲載されているデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等から提供を受けており、日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。

✅ 掲載されている株価チャートは過去の株価推移を確認するための用途であり、将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、売買を推奨するものではありません。

さらに読む ⇒株探 | 【株式の銘柄探検】サイト - 株式投資の銘柄発掘をサポート | かぶたん出典/画像元: https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202105170324

経営統合やMBO、そしてカーライルとのパートナーシップと、AOITYOグループは変化の年を迎えたんですね。

2017年、株式会社AOIPro.と株式会社ティー・ワイ・オーが経営統合し、AOITYOグループが設立されました。

グループは、映像制作、CG、xR、コミュニケーションデザインなど幅広い事業を展開していました。

2020年12月期は、新型コロナウイルス感染症の影響で売上高が減少、営業利益は赤字となりました。

この状況を変化の契機とし、従来のビジネスモデルに加え、デジタルメディアに対応した新たなビジネスモデルの確立を目指し、MBOによる株式非公開化を決断しました。

MBOのパートナーとして、プライベートエクイティファンドのカーライルと組むことで、経営改革を進められる体制を構築しました。

うっしっし、MBOで非公開化ってのは、まさに経営者の腕の見せ所だよ!俺ならもっと高く売ってやるぜ!

カーライルの投資戦略

カーライルグループの投資戦略、興味深いですね。

最強カーライル、スタートアップ投資参入の「謎」を語る

公開日:2023/04/24

最強カーライル、スタートアップ投資参入の「謎」を語る

✅ カーライルグループなどのPEファンドが近年、スタートアップ投資に参入している理由について、従来のPEファンドの投資対象や特徴、そして最近のスタートアップ投資への参入背景を説明しています。

✅ PEファンドがスタートアップ投資に乗り出す背景として、世界的な金余りだけでなく、PEファンドが持つ利益源泉や投資手法が、スタートアップ投資にも適用できる点に着目し、新たな投資機会を探していることを説明しています。

✅ PEファンドがスタートアップ投資に参入することで、従来のファンドの縄張りマップが変化し、スタートアップ企業への資金調達機会が増加していることを示唆しています。

さらに読む ⇒NewsPicks | 経済を、もっとおもしろく。出典/画像元: https://newspicks.com/news/6281367/body/

カーライルはTMT業界に投資するんですね。

コロナ禍で成長が見込める分野だというのがよく分かります。

カーライルは、世界的な投資ファンドであり、日本に特化したバイアウトファンド「カーライル・ジャパン・パートナーズ」を運用しています。

カーライルは、コロナ禍による環境の変化が、通信ネットワークやIT(情報技術)による社会の変革を後押ししていることから、TMT業界に大きな成長の可能性を見出しています。

20年に組成した2580億円の日本特化ファンドの投資額の3分の1をTMT業界に振り向けたい意向です。

TMT業界は、これからも成長が期待されているから、カーライルの投資戦略は間違いないわよ。

カーライルによるAOITYOホールディングスの買収

カーライルによるAOITYOホールディングスの買収、今後の展開が注目されますね。

デジタルトランスフォーメーション」の準備は整っているか?──マイクロソフトが提唱する近未来のビジネス像とは

公開日:2016/09/30

デジタルトランスフォーメーション」の準備は整っているか?──マイクロソフトが提唱する近未来のビジネス像とは

✅ Microsoft Foresightという新しい技術が開発され、顧客のエンゲージメント、従業員のエンパワーメント、業務の最適化、製品の変革の4つの領域に焦点を当てています。

✅ このテクノロジーはPepperのようなロボットを活用し、顧客との対話、従業員の支援、業務の効率化を図ることで、ビジネス変革を推進することを目的としています。

✅ Microsoft Foresightは、デジタル技術を活用してビジネスを進化させ、顧客体験、従業員エンゲージメント、オペレーションの効率性を向上させるための新しいソリューションを提供しています。

さらに読む ⇒ITmedia �G�O��N�e�B�u出典/画像元: https://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/1609/26/news008.html

買収後もM&Aに投資していくとのこと、今後のAOITYOグループの成長戦略が楽しみですね。

カーライル・グループは、テレビCM制作国内最大手のAOITYOホールディングスの全株式を約214億円で取得し、非公開化しました。

カーライルは、コロナ禍による生活様式の変化でデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速していることから、AOITYOを改革し成長させるチャンスと捉えています。

経営陣は続投し、カーライルは社外取締役を派遣します。

カーライルは、AOITYOの買収後も、M&Aに1件当たり最大100億円を充当していく意向です。

これは、デジタル広告への注力と事業環境の変化に対応するため、AOITYOの体制強化を図るためです。

うちも、うちの旦那もテレビCM大好きだから、AOITYOグループがこれからどうなっていくのか、ワクワクするわね!

AOITYOの成長戦略

コロナ禍の影響で、AOITYOも厳しい状況だったんですね。

AOI TYO HD、2Qは減収も中計で掲げる事業セグメント再構築やコスト削減により経営効率化を推進
AOI TYO HD、2Qは減収も中計で掲げる事業セグメント再構築やコスト削減により経営効率化を推進

✅ AOI TYO Holdings株式会社は、2020年12月期第2四半期決算説明会において、新型コロナウイルスの影響により売上高が大きく減少したことを発表しました。売上高は前期比20%減の243億円となり、営業利益はマイナス8億8,100万円、経常利益はマイナス10億4,700万円、四半期純利益はマイナス9億5,600万円となりました。

✅ 同社の売上減少は、4月の緊急事態宣言発令による撮影・編集業務のほぼ全面的な停止が主な要因です。緊急事態宣言解除後は感染拡大防止対策を講じた上で業務を再開しましたが、1ヶ月では遅れをカバーするには至らず、売上高は大きく減少しました。

✅ 今後の見通しについては、少なくとも年内は新型コロナウイルスの感染拡大とそれに伴う経済活動の状況が継続されると想定しており、企業の広告需要は減少するものと予想されています。そのため、受注高は第2四半期がボトムになるものの、第3四半期、第4四半期の大幅な回復は見込みにくいとしています。

さらに読む ⇒LIMO | くらしとお金の経済メディア出典/画像元: https://limo.media/articles/-/19135?page=1

デジタル広告への注力と事業環境への対応、今後のAOITYOグループの成長戦略に期待ですね。

AOITYOは、広告代理店の受託制作比率を5年程度で逆転させ、デジタル広告の比率を高めることを目指します。

また、国内コンサルティング企業などの買収を検討し、提案力を強化していくとともに、従業員のモチベーション向上のため、ストックオプションなどの成功報酬制度を導入する予定です。

AOITYOは、デジタルとテレビの両方に強みを持つことを強みに、メディアミックスの時代に効果的な広告を提案していくことを目指しています。

デジタル広告は、これからの時代、絶対に外せない分野だ。AOITYOは、その流れに乗っかって、さらに飛躍するだろう。

KANAMEL株式会社への社名変更と今後の展望

KANAMEL株式会社、新しい社名ですね。

AOI TYO Holdingsが社名変更、4月から「KANAMEL」に

公開日:2024/01/25

AOI TYO Holdingsが社名変更、4月から「KANAMEL」に

✅ AOI TYO Holdingsが「KANAMEL」に社名変更し、事業領域拡大に伴いロゴマークとコーポレートステートメントを刷新しました。

✅ 新社名は「企業と社会をクリエイティブする、構想、発想、実⾏のそのすべてにおいて⼤切な『要』・不可⽋な『要』を⽣み出す存在でありたい」という思いを込めており、ロゴデザインは扇の留め具「要」と社名のイニシャル「K」を組み合わせたものです。

✅ モノクロのロゴは、扇の末端にある骨を留める金具「要」を表現し、ものごとや人々が交差する゛要゛のイメージと社名イニシャルの゛K゛を重ね合わせることで、「社会や⼈を繋ぎ合わせて⼤きな創造を実現する」という決意を表しています。

さらに読む ⇒AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議出典/画像元: https://www.advertimes.com/20240125/article446906/

社名の由来やロゴデザインにも、企業理念が込められているんですね。

2024年4月1日より社名を「KANAMEL株式会社」に変更し、グループ一丸となり、映像制作にとどまらない様々な創造を実現していく企業として成長していくことを目指します。

新社名は「要(KANAME)」に由来し、企業と社会をクリエイティブし、重要な「要」を生み出す存在でありたいという想いを込めています。

ロゴマークは、扇をまとめる「かなめ(金具)」をイメージし、社会や人々を繋ぎ合わせ、大きな創造を実現していく想いを表現しています。

KANAMEL株式会社は、国内最大規模のテレビCM制作事業をはじめ、ポストプロダクション事業、xRコンテンツの企画制作等幅広い映像制作を行うコンテンツプロデュース事業と、コンサルティングおよびクリエイティブ領域において、設計からエグゼキューションまでを行うコミュニケーションデザイン事業を手掛ける企業です。

社名もロゴも、なんかカッコイイですよね!KANAMEL株式会社、頑張ってほしいです!

AOITYOグループは、カーライルの投資による変革期を迎えて、新たなステージに進むことが分かりました。

今後の成長戦略に注目していきましょう。

🚩 結論!

💡 AOITYOグループは、カーライルグループの投資により、デジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させ、成長戦略を進めていく。

💡 今後の成長戦略には、デジタル広告への注力、コンサルティング企業などの買収、従業員のモチベーション向上のための成功報酬制度の導入などが含まれる。

💡 AOITYOグループは、社名を「KANAMEL株式会社」に変更し、新たなスタートを切った。