春闘2025、連合が賃上げ目標を決定!中小企業の賃上げ格差はどうなる?賃上げ目標は5%以上!! 格差是正への意気込みとは!?
2025年春闘、連合は賃上げ目標3%以上! 中小企業格差是正で1万8000円UP目指す! デフレ脱却、好循環実現へ、賃上げと価格転嫁の広がりがカギ!
💡 連合は、春闘2025で賃上げ目標を決定しました。
💡 中小企業との賃金格差是正が大きな課題となっています。
💡 2024年の春闘の結果を受けて、2025年はどのような展開になるのか注目されています。
それでは、春闘2025に関する最新情報を見ていきましょう。
春闘2025 連合が賃上げ目標を決定
2025年春闘、連合はどんな賃上げ目標を掲げてる?
3%以上、中小企業は格差是正で6%以上
今年は、物価高騰が大きな問題となっていますね。
公開日:2024/10/16
![連合、賃上げ「5%以上」を要求へ…2025年春闘・中小企業には「6%以上」 : 読売新聞](https://diamond-edge.com/imgs/de/6582/1.webp)
✅ 連合は、2025年春闘で基本給を底上げするベースアップ「3%以上」、定期昇給分を含めた「5%以上」の賃上げを要求する方針を固めました。これは、今年の春闘で達成した高水準の賃上げを引き続き目指すもので、企業規模による賃金格差を是正するため、中小企業には「6%以上」を求めるとしています。
✅ 今年の春闘では、物価高や人手不足を背景に、賃上げの必要性について労使が一致し、大手を中心に連合が求めた「5%以上」を満たす回答が相次ぎました。しかし、中小企業は平均賃上げ率が4.45%にとどまり、大手との賃金格差が拡大しました。
✅ 連合は、物価変動の影響を受けた実質賃金の低迷が続いている現状を受け、生活向上を実感している人が少ないとして、賃上げの流れを定着させる必要性を訴えています。
さらに読む ⇒読売新聞オンライン : ニュース&お得サイト出典/画像元: https://www.yomiuri.co.jp/economy/20241016-OYT1T50161/連合としては、今年の春闘で達成した高水準の賃上げを引き続き目指していくとのことですね。
2025年の春季労使交渉(春闘)に向けて、連合は賃上げ要求指標を決定した。
全体では賃上げ分3%以上、定昇相当分を含め5%以上を目安とし、中小企業組合では格差是正分1%を加えて1万8000円・6%以上を目標としている。
これは、2024年の春闘で平均賃上げ率が33年ぶりの高さとなったものの、大企業と中小企業の賃上げ格差が拡大したことを受けて、中小企業の格差是正を重点的に目指すためである。
連合は、賃上げと価格転嫁のすそ野を広げることで、デフレに後戻りを防ぎ、日本経済の体温を欧米並みに温め、実質賃金が継続的に上昇することで個人消費を拡大し、賃金と物価の好循環を実現すると強調している。
なるほど、中小企業もちゃんと見てるんだな。今年は、うちの会社も頑張って賃上げするぞ!
賃上げ目標の詳細と格差是正への意気込み
賃金格差是正、どんな目標が掲げられている?
35歳で30万3000円、30歳で27万9000円
具体的な賃上げ目標が気になりますね。
公開日:2024/10/16
![連合、賃上げ目標「5%以上」 前年並み高水準、物価上昇に備え―格差是正を強化・25年春闘:時事ドットコム](https://diamond-edge.com/imgs/de/6582/2.webp)
✅ 2025年春闘で、連合はベースアップ(ベア)と定期昇給を合わせた賃上げ要求方針を「5%以上」とする方向で調整しています。これは24年春闘の目標を維持するもので、物価上昇が続く中で高水準の賃上げを定着させることを目指しています。
✅ 25年春闘の基本構想案では、2%の定期昇給を確保した上で、3%以上のベアを要求する方針です。特に中小企業の要求水準は「6%以上」とし、大手との格差是正を強化します。
✅ 24年春闘では賃上げ率は33年ぶりの高水準を達成しましたが、物価上昇を反映した実質賃金は低下しました。25年春闘では、経営側に対し積極的な「人への投資」を求め、国際的に見劣りする賃金水準の底上げを目指しています。
さらに読む ⇒時事ドットコム:時事通信社が運営するニュースサイト出典/画像元: https://www.jiji.com/jc/article?k=2024101600577&g=eco中小企業の格差是正に力を入れるというのは、重要な取り組みですね。
連合は、賃上げの広がりと格差是正、適切な価格転嫁が好循環実現のカギだと強調している。
具体的な要求目標として、35歳で30万3000円、30歳で27万9000円の到達目標水準を設定するなど、企業規模間、雇用形態間、男女間の格差是正を掲げている。
中小企業組合は、賃金実態が把握できない場合でも、賃金要求指標パッケージの目標値に格差是正分1%以上を加え、1万8000円以上・6%以上を目安とする。
具体的な目標があるのはいいね!うちの会社も参考にさせてもらうよ!
中小企業の賃上げと課題
中小企業の人手不足解消には何が重要?
賃金底上げがカギ
中小企業の賃上げは、人手不足解消に繋がるのでしょうか?。
![日商・東商調査 中小の賃上げ6割超に 「人手不足」企業は65.6% 日商・東商調査](https://diamond-edge.com/imgs/de/6582/3.webp)
✅ 日本の東京商工会議所が実施した中小企業における人手不足、賃金、最低賃金に関する調査結果によると、65.6%の企業が人手不足に悩んでおり、特に建設、運輸、介護・看護などの業種でその傾向が顕著です。企業は人手不足に対応するため、採用活動の強化、事業のスリム化、多様な人材の活用、従業員の能力開発、デジタル化などを実施しています。
✅ 賃上げについては、61.3%の企業が24年度に賃上げを実施予定であり、そのうちの6割以上が業績改善が見られないながらも防衛的な賃上げを行う予定です。従業員規模が小さい企業ほど賃上げ実施率は低く、5人以下の企業では32.7%にとどまり、そのうち66.7%が防衛的な賃上げを実施する予定です。業種別では、介護・看護、製造、建設などが賃上げ実施率が高く、小売や宿泊・飲食などの対消費者・BtoC中心の業種が低くなっています。
✅ 最低賃金については、38.4%の企業が最低賃金引き上げの影響を受けて賃金を引き上げた一方、人手不足や物価上昇の影響で最低賃金を上回っていたにもかかわらず賃金を引き上げた企業も29.8%に達しました。65.7%の企業が最低賃金を負担と感じており、特に宿泊・飲食、介護・看護、小売、製造、運輸などの業種でその負担感が強いです。2024年度の最低賃金改定については、38.2%の企業が現状維持を希望し、今年度と同水準での引き上げを希望する企業は17.5%、今年度を下回る範囲で引き上げるべきと考える企業は16.6%でした。一方で、今年度を上回る水準で引き上げるべきと考える企業は7.6%でした。
さらに読む ⇒日商 Assist Biz出典/画像元: https://ab.jcci.or.jp/article/95334/中小企業の賃上げは、なかなか難しい問題ですね。
連合は、中小企業の人手不足問題の解決には賃金底上げが重要であると考えている。
一方、日本商工会議所は、中小企業の賃上げ原資は限られているとして、価格転嫁の必要性を訴えている。
三菱総合研究所は、2025年の賃上げ率は全体で4%台半ばになると予測しており、中小企業の人手不足は深刻なため、大企業との賃上げ格差は2024年よりも縮小すると見られている。
うちの会社も人手不足で困ってるのよ。賃上げしないと、人が集まらないわよね。
賃上げと価格転嫁による経済活性化
連合は、日本の経済活性化のためにどんな対策を訴えている?
賃上げと価格転嫁促進
賃上げと価格転嫁は、経済活性化に不可欠ですね。
![デフレ脱却へ賃上げ協調 労使トップ 方向性一致 価格転嫁の認識共有](https://diamond-edge.com/imgs/de/6582/4.webp)
✅ 2024年春闘に向け、連合と経団連のトップが会談し、賃上げと物価上昇の好循環を実現することで合意しました。
✅ 持続的な賃上げに向けて、両者は方向性を一致させ、特に中小企業における価格転嫁の重要性を認識しました。
✅ 今回の会談では、賃上げと物価上昇の両立、そして中小企業の価格転嫁を促進することで、日本経済の活性化を目指していくという共通認識が得られました。
さらに読む ⇒沖縄タイムス+プラス | 沖縄の最新ニュースサイト | 沖縄タイムス社 | 沖縄タイムス+プラス出典/画像元: https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1301737連合と経団連が一致して取り組むというのは朗報ですね。
連合は、賃上げと適切な価格転嫁・適正取引のすそ野を広げることで、デフレに後戻りを防ぎ、日本経済の体温を欧米並みに温め、実質賃金が継続的に上昇することで個人消費を拡大し、賃金と物価の好循環を実現すると強調している。
価格転嫁、重要だね!うちの会社も積極的にやっていこう!
春闘2024の成果と今後の課題
春闘で賃上げは過去最高だけど、企業間格差は?
中小企業が遅れ気味
2024年の春闘は、どのような結果だったのでしょうか?。
![賃上げ率で懸念される大手と中小の格差拡大、価格転嫁は進するか](https://diamond-edge.com/imgs/de/6582/5.webp)
✅ 2024年春闘では、大手企業は高水準の賃上げを実施しているが、中小企業への波及は不透明である。連合の集計では、中小企業の賃上げ率は4%台と大手の5%超に迫っているものの、これは最終集計に反映される中小組合員の1割程度に過ぎず、今後賃上げ率が維持できるかは、価格転嫁による収益改善の見通しが鍵となる。
✅ 中小企業の賃上げ率は、大企業と比べて低いことが懸念されている。連合の調査によると、組合員300人以上の大企業の賃上げ率は5.3%なのに対し、300人未満は4.42%にとどまっており、この差は交渉が進捗するにつれてさらに拡大する可能性もある。
✅ 政府は価格転嫁を通じ、中小企業の賃上げ原資確保を支援しているが、発注側の意識改革は進んでいない。連合と全国中小企業団体中央会はトップ会談を開催し、適正取引の推進や賃上げ環境整備に向けた共通認識を深めることで、中小企業の賃上げを後押ししていく計画だ。今後、取引先との価格改定交渉の際に人件費が俎上に載せられるかが、賃上げの波及と持続性を左右する。
さらに読む ⇒ニュースイッチ by 日刊工業新聞社出典/画像元: https://newswitch.jp/p/40952中小企業の賃上げ率は、今後どうなるのでしょうか?。
2024年の春闘で平均賃上げ率が33年ぶりの高さとなったものの、大企業と中小企業の賃上げ格差が拡大したことを受けて、連合は中小企業の格差是正を重点的に目指すとしている。
中小企業の賃上げは、なかなか難しい問題よね。
春闘2025は、賃上げと格差是正が大きな課題となります。
今後も動向を見守っていきたいですね。
💡 連合は、2025年春闘で賃上げ目標を「5%以上」に設定しました。
💡 中小企業との賃金格差是正に向けて、連合は重点的に取り組む予定です。
💡 2024年の春闘で得られた成果を踏まえ、2025年も賃上げの波及と持続を目指しています。