ヤマップが保険会社設立!?登山アプリが保険ビジネスに進出する理由とは?インシュアテックで社会課題解決への挑戦!!
💡 ヤマップが新たに損害保険会社を設立した
💡 登山中の遭難・事故を補償する保険商品を販売開始した
💡 行動データに基づいた保険料設定など、インシュアテックを活用している
それでは、最初の章に移ります。
ヤマップの資金調達と新会社設立
ヤマップは、登山用地図アプリ「YAMAP」を運営するベンチャー企業ですね。
✅ ヤマップはシリーズDラウンドで20.4億円を調達し、グループ会社「ヤマップネイチャランス損害保険」を設立、アウトドア保険販売を開始しました。
✅ 「YAMAP」プラットフォームのビッグデータを活用した新たな損害保険商品を提供することで、遭難事故の減少を目指します。
✅ 保険収益の一部を登山道保全活動に充当し、ダイナミックプライシング型「テレマティクス保険」開発など、インシュアテックで社会課題の解決に取り組む予定です。
さらに読む ⇒日本ネット経済新聞|新聞×ウェブでEC&流通のデジタル化をリード出典/画像元: https://netkeizai.com/articles/detail/11580登山道保全活動への貢献は素晴らしいですね。
株式会社ヤマップは、登山用地図アプリ「YAMAP」を運営するベンチャー企業です。
2023年5月、シリーズDラウンドで総額20.4億円の資金調達を実施し、その資金でアウトドア保険を提供するグループ会社「株式会社ヤマップネイチャランス損害保険」を設立しました。
ヤマップは、2013年3月にサービスを開始した福岡本社のベンチャー企業で、今回の資金調達では、独立系オルタナティブ運用会社のMCPグループが運営する「九州発ジャパン・エボリューション・ファンド投資事業有限責任組合」をリード投資家とし、第三者割当増資およびデットファンドと金融機関からのベンチャーデットをあわせ、総額20.4億円を調達しました。
ふむ、さすがだな。20億円も調達できたか。さすがはYAMAPだ。
ヤマップネイチャランス損害保険の設立と保険商品
YAMAPのユーザーには朗報ですね。
✅ ヤマップは、ユーザーの安全なアウトドア活動を支援するため、2024年5月28日からグループ会社である株式会社ヤマップネイチャランス損害保険の「YAMAPアウトドア保険」の販売を開始しました。
✅ 保険商品は、「外あそびレジャー保険」と「アウトドア家財保険」の2種類で、前者は登山中の遭難・事故まで対応し、後者は登山・キャンプ道具の破損を補償します。
✅ 特にYAMAP STOREで購入した商品については、アウトドア家財保険で再調達価格での補償が受けられるため、ユーザーは安心してアウトドア活動を楽しめるようになっています。
さらに読む ⇒ YAMAP STORE(ヤマップストア)出典/画像元: https://store.yamap.com/info/yamap-insurance-startビッグデータ活用で、新しい損害保険商品を提供できるのは素晴らしいですね。
ヤマップネイチャランス損害保険は、YAMAPプラットフォームに蓄積されたビッグデータを活用した、新しい損害保険商品を提供します。
国内ベンチャー企業による損害保険会社設立は珍しく、国内損保会社としては35社目となります。
5月28日より、ネイチャランス損保は、日常のケガからアウトドア活動中の遭難救助費用までを幅広く補償する「外あそびレジャー保険」と、家財とアウトドア道具を補償する「アウトドア家財保険」の2種類の保険を提供開始しました。
そうそう、国内初ってすごいよね。うちも保険事業参入してみようかな。
ヤマップの保険販売と今後の展開
国内ベンチャー企業による損保会社設立は珍しいですね。
公開日:2024/05/29
✅ 株式会社ヤマップは、登山用地図アプリ「YAMAP」を提供するベンチャー企業として、新会社「株式会社ヤマップネイチャランス損害保険」を設立し、アウトドア向け損害保険「YAMAPアウトドア保険」の提供を開始しました。
✅ 同社は、シリーズDラウンドで総額20.4億円を調達し、資金の一部で新会社を設立しました。これは国内ベンチャー企業による損保会社設立として珍しく、国内35社目の損保会社となります。
✅ 「YAMAPアウトドア保険」は、登山者の行動データに基づいた新しい損害保険商品として、日常生活からアウトドア活動中の遭難救助までを幅広く補償します。将来的には、行動データに基づいて保険料が変動する「テレマティクス保険」の開発も予定しています。
さらに読む ⇒INTERNET Watch出典/画像元: https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/chizu3/1595651.html行動データに基づいた保険料って、すごく画期的ですよね。
ヤマップは損害保険代理店として、これらの保険を販売し、代理店手数料等の一部を登山道保全活動に充当します。
さらに、ヤマップは、プラットフォームに蓄積されている行動データを活用し、リスクに基づき保険料が可変するダイナミックプライシング型「テレマティクス保険」を2024年夏頃を目指して開発していく予定です。
また、遭難事故データをもとに、山岳遭難などアウトドア活動における事故を減少・抑制する保険商品を提供し、YAMAPならではのインシュアテックに挑戦していきます。
保険料が変動するって、どういう仕組みなの?
ヤマップネイチャランス損害保険の提供する保険商品
登山者にとって、安心できる保険ですね。
✅ ヤマップグループが登山者のための新しい保険として、「外あそびレジャー保険」と「アウトドア家財保険」をリリースしました。
✅ 今回のキャンペーンでは、両保険のいずれかに申し込むことで、ソーラーランタンやヤマップアウトドア保険限定アイテムが抽選で当たるチャンスがあります。
✅ キャンペーン第2弾では、「みんなで登山計画提出キャンペーン」と「山道具のエピソード投稿キャンペーン」が予定されており、デジタルバッジやオリジナルアイテムなどがもらえます。
さらに読む ⇒YAMAP / ヤマップ | 登山をもっと楽しく、登山情報プラットフォーム出典/画像元: https://yamap.com/campaigns/2586キャンペーンも魅力的ですね。
ヤマップネイチャランス損害保険は、アウトドア活動中の遭難救助費用やケガの費用を補償する「外あそびレジャー保険」と、家財の補償に加えアウトドア道具の破損まで補償する「アウトドア家財保険」を提供しています。
外あそびレジャー保険は、遭難救助費用を最大300万円まで補償し、ケガの費用は部位・症状別に一律の保険金を迅速にお支払いします。
家族やグループでの加入も可能で、登山当日でもスマートフォンから簡単に申し込むことができます。
また、遭難者の目撃情報をYAMAPユーザーに募り捜索に役立てる機能も備えています。
アウトドア家財保険は、家財の補償はもちろん、アウトドア道具の破損も補償します。
台風や洪水などの自然災害や第三者への損害賠償などにも備えられる選択可能な特約も用意されています。
YAMAPSTOREで購入した商品は、より簡単な手続きで保険金請求が可能です。
なるほど、保険商品も充実しているな。ヤマップの戦略は完璧だな。
ヤマップの社会貢献活動
ヤマップは、自然保護にも力を入れているんですね。
✅ 登山アプリ「YAMAP(ヤマップ)」は、累計350万ダウンロードを誇る登山者向けのアプリで、活動日記の記録や、登山者同士の交流の場としても活用されています。
✅ 2021年に導入された「山に貢献できるポイント制度」である「DOMO(ドーモ)」は、登山者に対して、活動日記の投稿や遭難防止機能の使用などの行動に応じてポイントを付与し、そのポイントを登山道整備や植生保護に取り組む団体などに寄付できるシステムです。
✅ この制度は、ヤマップ側が寄付金を拠出するため、アプリ利用者にとってはお金の負担がなく、「山で遊ぶほど、山に貢献できる」仕組みとなっています。ヤマップは、収益よりも自然保護の重要性を認識しており、ビジネスを継続するためにも、山を豊かにする仕組みの構築を重視しています。
さらに読む ⇒東京新聞 TOKYO Web出典/画像元: https://www.tokyo-np.co.jp/article/267515収益よりも自然保護を重視する姿勢は素晴らしいですね。
ヤマップは、保険代理業を通して得られた収益の一部を、登山者の人命救助や環境保全活動に充てています。
具体的には、全国の警察や消防と連携した遭難者情報提供、各地の登山道整備や植樹活動などを行っています。
ヤマップは、新しい保険サービスを通じて、より多くの人が「地球とつながるよろこび」を体験できるよう、安心・安全を提供していくことを目指しています。
ヤマップって、社会貢献も考えてるんだね。
このように、ヤマップは登山アプリ「YAMAP」で培ったノウハウを生かし、新たな保険サービスを提供しています。
💡 ヤマップは、新たな損害保険会社「ヤマップネイチャランス損害保険」を設立した。
💡 登山中の遭難・事故を補償する「YAMAPアウトドア保険」を販売開始した。
💡 保険収益の一部を登山道保全活動に充当するなど、社会貢献活動にも力を入れている。