介護保険料っていつから払うの?支払い開始時期と方法とは!?
💡 介護保険料の支払いは40歳から始まる
💡 支払い方法は、年齢や雇用形態によって異なる
💡 滞納するとペナルティが課せられる
では、最初に介護保険料の支払い開始時期と方法についてお話します。
介護保険料の支払い開始時期と方法
介護保険料の支払い期間は長いですが、公的介護サービスも一生涯受けられます。
公開日:2022/01/21
✅ 介護保険料の支払い期間は40歳から一生涯であり、公的介護サービスも一生涯受けられます。
✅ 介護保険料の支払い方法は、65歳以上は特別徴収(公的年金からの天引き)と普通徴収(銀行振込や口座振替)があり、40歳から64歳は会社員の場合は給与天引き、自営業者などは市区町村に直接納付します。
✅ 介護保険料の滞納はペナルティとして延滞金が課せられるほか、最悪の場合、サービスの利用制限や差し押さえなどの措置が取られる可能性があります。
さらに読む ⇒マネープラザONLINE出典/画像元: https://mponline.sbi-moneyplaza.co.jp/money/retirement/20210629kaigo-itsumade.html40歳から64歳までは会社員の場合は給与から天引き、自営業者は市区町村に直接納付するんですね。
介護保険料は、40歳以上の方(第2号被保険者)は健康保険料と一緒に、65歳以上の方(第1号被保険者)は年金から天引きされます。
40歳以上の方の場合、40歳の誕生日の前日を含む月から徴収が開始されます。
例えば、5月2日生まれの人は、5月1日から介護保険料の支払い義務が発生し、5月分の給料から徴収されます。
ただし、実際に給料から手取りが減るのは翌月の給料からとなります。
65歳以上の方の場合、誕生日の前日を含む月の年金から天引きされますが、年金から自動的に天引きされるようになるまでには半年~1年程度の期間がかかります。
その間は、市区町村役場から送付される納付書や口座振替で納付する必要があります。
へー、知らなかった!俺もそろそろ気をつけないと。
介護保険料の金額と問い合わせ先
介護保険料の金額は、収入や加入している保険によって変わるんですね。
✅ 令和6年度から令和8年度までの介護保険料は、65歳以上の人数で介護サービス費用の見込額を割った基準額をベースに、13段階の所得段階に応じて決定されます。
✅ 第2号被保険者(40歳から64歳まで)の保険料は、職場の医療保険に加入している場合は給与から、国民健康保険に加入している場合は所得割額と均等割額を合わせた額が介護分として世帯主が納めます。
✅ 介護保険料を滞納すると、サービス利用時の支払方法の変更、保険給付の一時差止め、利用者負担の引き上げなどのペナルティが課せられます。また、災害、収入減などにより保険料の減免制度が利用できる場合があります。
さらに読む ⇒むつ市|笑顔かがやく 希望のまち出典/画像元: https://www.city.mutsu.lg.jp/kurashi/fukushi/kaigo/hoken/2024-1018-1824-47.html滞納するとサービス利用時の支払方法が変更になったり、保険給付の一時差止めや利用者負担の引き上げなどのペナルティが課せられるんですね。
大変ですね。
介護保険料は、収入や加入している保険によって異なります。
40~64歳の方であれば、加入している健康保険の種類によって、65歳以上の方であれば、本人の所得や世帯の課税状況によって金額が変動します。
具体的な金額は、ご自身の状況に合わせて確認する必要があります。
介護保険料の支払いについて、詳細な情報は、お住まいの地域の市区町村役場や健康保険組合などに問い合わせてみてください。
なるほど。会社員は給与から天引きされるから、あんまり意識してないけど、自営業者は自分でちゃんと払わないとダメだな。
介護保険料の支払い方法と納付期限
特別徴収は年金から天引きされるんですね。
✅ 介護保険料の支払い方法は、年金受給額によって「特別徴収」と「普通徴収」の2種類に分けられます。
✅ 特別徴収は、年金が月額15,000円以上の方で、保険料が年金から差し引かれます。普通徴収は、年金が月額15,000円未満の方や年金を受給していない方が、納付書で支払いを行います。
✅ 災害などの特別な事情がある場合は、保険料が減免または徴収猶予される場合があります。詳細については、南相馬市健康福祉部長寿福祉課介護保険係までお問い合わせください。
さらに読む ⇒ホーム出典/画像元: https://www.city.minamisoma.lg.jp/portal/sections/14/1420/14203/1/1234.html納付書での支払いは、特別徴収の対象とならない人や、年度途中で65歳になった人、転入してきた人が行う必要があるんですね。
介護保険料の支払い方法は、特別徴収と普通徴収の2種類があります。
特別徴収は年金から天引きされる方法で、年額18万円以上の年金受給者で、老齢年金、退職年金、遺族年金、障害年金などの受給者に適用されます。
一方、普通徴収は口座振替または納付書での支払いとなります。
納付書での支払いは、特別徴収の対象とならない人や、年度途中で65歳になった人、転入してきた人が行う必要があります。
納付書は市町村から送付され、納付期限は各市町村によって異なりますが、多くの場合、6月を第1期、翌年の3月を第10期として、年10回払いとなっています。
納付期限は各納付月の末日ですが、土日祝日の場合は翌営業日が納付期限となります。
なるほど。年金から天引きされるのは楽だけど、ちゃんと確認しておかないと、後で大変なことになるな。
介護保険料の重要性と納付のお願い
介護保険料は、介護保険制度を運営するための重要な財源なんですね。
✅ 介護保険料は、40~64歳までは医療保険料と合わせて納付、65歳からは市町村へ納付となります。
✅ 65歳以上で年金が年額18万円未満の方などは、納付書または口座振替で納付することになります。
✅ 納期限までに納付しないと給付制限がかかる可能性があるため、期日を守って納付しましょう。
さらに読む ⇒ マイ広報紙出典/画像元: https://mykoho.jp/article/%E4%BD%90%E8%B3%80%E7%9C%8C%E5%9F%BA%E5%B1%B1%E7%94%BA/%E5%BA%83%E5%A0%B1%E3%81%8D%E3%82%84%E3%81%BE-2024%E5%B9%B45%E6%9C%88%E5%8F%B7/%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%96%99%E3%81%AF%E7%B4%8D%E6%9C%9F%E9%99%90%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%81%AB%E7%B4%8D%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86-2/納付書での支払いを行っている人は、納付期限までに忘れずに支払いをするようにしましょう。
介護保険料は、介護保険制度を運営するための重要な財源です。
納付書での支払いを行っている人は、納付期限までに忘れずに支払いをするようにしましょう。
うむ。ちゃんと納付しないと、後で困るのは自分だけだ。
高齢者の介護保険料算定方法
高齢者の介護保険料算定方法は、現役世代と異なるんですね。
✅ 介護保険は、高齢者(第1号被保険者)と現役世代(第2号被保険者)で保険料の徴収方法と計算方法が異なります。
✅ 高齢者は年金から天引き(特別徴収)され、保険料は所得に応じて13段階に分かれて計算されます。一方、現役世代は健康保険料とまとめて徴収され、標準報酬月額に保険料率を掛けて計算されます。
✅ 介護保険の財源は、保険料と公費(税金)で賄われ、高齢者の負担割合は23%、現役世代の負担割合は27%となっています。
さらに読む ⇒【介護のほんね】納得できる老人ホームがすぐ見つかる|老人ホーム・介護施設の検索サイト出典/画像元: https://www.kaigonohonne.com/guide/care-insurance/fee/howmuch高齢者の保険料は所得に応じて13段階に分けられて計算されるんですね。
この資料は、65歳以上の第1号被保険者(高齢者)向けの介護保険料の算定方法について説明しています。
令和6年度から令和8年度までの保険料は、基準額80040円を基に、所得に応じて19段階に分けられています。
具体的な保険料額は、生活保護受給者、特別区民税非課税世帯、特別区民税課税世帯など、個々の状況に基づいて決定されます。
所得が高くなるにつれて保険料額も高くなり、最高額は392280円です。
なお、第1~第3段階の保険料については、公費負担による軽減措置が適用されます。
ふむ。高齢者の保険料は所得によって大きく変わるんだな。
本日は介護保険料についてお話しました。
💡 介護保険料は40歳から支払い義務が発生する
💡 支払い方法は、年齢や雇用形態によって異なる
💡 滞納するとペナルティが課せられるので注意しましょう