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吉野家常務の差別発言?!早稲田大学マーケティング講座で起きた衝撃とは!?

吉野家常務の差別発言?!早稲田大学マーケティング講座で起きた衝撃とは!?
📘 この記事で分かる事!

💡 早稲田大学マーケティング講座で、吉野家の常務取締役が差別発言をした

💡 元受講生が大学と吉野家に対して意識改革を求める署名活動を開始

💡 吉野家は常務取締役を解任し、謝罪文を公開

それでは、最初の章に移ります。

早稲田大学マーケティング講座における差別発言

まずは、事件の概要について説明します。

🔖 関連記事の要約!もう我慢しない」 ゛生娘シャブ漬け゛発言に対し声を上げた元受講生 吉野家と早稲田大学に対策求める2万9000人分の署名を提出
もう我慢しない」 ゛生娘シャブ漬け゛発言に対し声を上げた元受講生 吉野家と早稲田大学に対策求める2万9000人分の署名を提出

✅ 早稲田大学の社会人向け講座で、吉野家の常務取締役が不適切な発言をしたことに対し、元受講生のAさんが大学と吉野家に対して意識改革と対策を求めて署名活動を行った。

✅ Aさんは、授業中に常務取締役が「生娘をシャブ漬けにする戦略」など、女性や地方出身者、男性客に対する差別的な発言をしたことに怒りを感じ、大学側に抗議をした。

✅ Aさんの抗議に対し、大学側は謝罪と一部返金で対応したが、問題に対する認識が浅いと感じ、吉野家からも常務取締役から謝罪メールが届いたものの、名前が特定できる形で送られてきたことに不信感を抱き、講座の受講をやめた。その後、吉野家は常務取締役を解任した。

さらに読む ⇒関西テレビ放送 カンテレ関西テレビ放送 カンテレ出典/画像元: https://www.ktv.jp/news/gender/220622/

大学側の対応は、正直、ガッカリですね。

2022年4月、早稲田大学主催の社会人向けマーケティング講座において、吉野家常務取締役(当時)が「生娘をシャブ漬けにする戦略」など、女性や地方出身者に対する差別的な発言を繰り返した。元受講生のAさんはこの発言に怒りを感じ、大学と吉野家側に抗議。しかし、大学側は「教室は公の場ではない。講師の一言一句をチェックはできない」との返答で、問題解決には至らなかった。Aさんはその後、SNSで問題を公表し、署名活動を開始。吉野家は常務を解任し、謝罪文を公開したが、Aさんは「その場しのぎ」と捉え、大学側との意識改革や対策の徹底を求め続けている。

まじ?!ほんまにありえないわ!

差別発言の発覚と吉野家・早稲田大学の対応

続いて、差別発言の発覚と、大学と吉野家の対応についてお話します。

🔖 関連記事の要約!吉野家「生娘をシャブ漬け」発言に調査求める署名開始。発起人が語る、その後の講義で起きたこと

公開日:2022/05/11

吉野家「生娘をシャブ漬け」発言に調査求める署名開始。発起人が語る、その後の講義で起きたこと

✅ 吉野家の元常務が社会人向け講座で「生娘をシャブ漬け戦略」など差別的な発言をしたことに対し、受講生が吉野家と早稲田大学に調査を求める署名を立ち上げました。

✅ 署名では、第三者委員会による差別やハラスメントの実態調査、コンプライアンスルールの策定と公表、コンプライアンス教育の実施、ダイバーシティ・インクルージョンの推進などを求めています。

✅ 受講生は早稲田大学と吉野家に対して要望書を送っており、早稲田大学とは話し合いも行いましたが、問題意識が共有されていないと感じたため、署名によって社会的な関心を高め、根本的な改善を求めています。

さらに読む ⇒Business Insider Japan|ビジネス インサイダー ジャパンBusiness Insider Japan|ビジネス インサイダー ジャパン出典/画像元: https://www.businessinsider.jp/post-254054

企業側の対応は、表面的な謝罪に感じます。

吉野家の常務取締役企画本部長が早稲田大学の社会人向け講座で、若い女性をターゲットにしたマーケティング施策を『生娘をシャブ漬け戦略』などと表現したことが、受講生のSNS投稿により発覚し、大きな批判を浴びました。発言内容は、若い女性を『無垢・生娘』と表現し、牛丼中毒にさせることで男性に高い食事を奢ってもらえるようにするというもので、女性蔑視的な内容だと指摘されています。吉野家は謝罪文を発表し、当該役員は処分を含めて厳正に検討するとしました。また、全社的にコンプライアンス教育の見直しと研修強化を実施すると発表しました。早稲田大学も講師の発言を「性差別・人権侵害にあたる不適切な発言」と認め、謝罪し、講師は講座担当から直ちに降ろされることになりました。

ありえん!許さん!

事件が浮き彫りにする問題点

この事件から浮かび上がる問題点を考えていきましょう。

🔖 関連記事の要約!生娘をシャブ漬け戦略」発言の伊東正明氏、1日で3社から契約解除 吉野家に加えコンサル2社
生娘をシャブ漬け戦略」発言の伊東正明氏、1日で3社から契約解除 吉野家に加えコンサル2社

✅ 吉野家の常務取締役企画本部長である伊東正明氏が、早稲田大学での講演で「生娘をシャブ漬け戦略」などの不適切発言を行い、吉野家HD、アクセンチュア、M-Forceの3社から契約を解消された。

✅ 伊東氏は、吉野家HDからは執行役員および取締役、アクセンチュアからは社外アドバイザーの役職を解任され、M-Forceからもパートナー契約を解消された。

✅ 3社からの契約解除は、伊東氏の発言が人権・ジェンダー問題の観点から許容できないものであり、企業イメージを損なうと判断されたためである。

さらに読む ⇒よろず〜ニュースよろず〜ニュース出典/画像元: https://yorozoonews.jp/article/14602193

企業イメージへの影響だけでなく、社会的な課題も改めて浮き彫りになりました。

専門家は、吉野家の経営体質に女性差別や誤ったジェンダー意識が深く根付いている可能性を指摘しており、今回の事件は単なる謝罪だけでは済まされず、経営体質の抜本的な改革が必要であるとしています。吉野家元常務の伊東正明氏が早稲田大学主催のマーケティング講座で「生娘をシャブ漬け戦略」などと発言し、物議を醸した事件。これは単なる個人の問題ではなく、ネット社会で蔓延する醜悪な言葉遣いやコンサル業界への不信感を反映している。伊東氏の発言は、80年代のバブル期のようなステレオタイプで、女性を蔑視する感覚が透けて見える。吉野家というブランドは、男性のひとり飯というイメージが強く、女性をターゲットにしたマーケティング戦略は明確ではない。一方で、すき家は女性や若者の支持を獲得しており、テーブル席を増設したり、家族での食事シーンをCMに用いるなど、積極的にファミレス的なイメージを打ち出し、女性客を獲得してきた。伊東氏の「生娘シャブ漬け」発言は、企業のマーケティング戦略や社会におけるジェンダーに対する意識、ネット社会での言葉遣いなど、様々な問題点を浮き彫りにしている。

やっぱり、世の中まだまだやばいね。

資本主義と差別発言の深いつながり

この事件は、単なる差別発言ではなく、資本主義と深く結びついている問題だと考えられます。

🔖 関連記事の要約!伊東正明「吉野家生娘シャブ漬け戦略」は女性差別?境野今日子「差別主義者が!」吉松隆「ジェンダーヤクザの言いがかり」
伊東正明「吉野家生娘シャブ漬け戦略」は女性差別?境野今日子「差別主義者が!」吉松隆「ジェンダーヤクザの言いがかり」

✅ 吉野家常務取締役の伊東正明氏が、大学講義で吉野家の戦略を「生娘シャブ漬け戦略」と表現したことが、女性差別的発言として問題視され、解任された。

✅ 伊東氏の発言は、女性を「生娘」に例え、男性が女性に奢り、吉野家に引き込むという戦略を「シャブ漬け」と表現しており、女性に対する性的搾取を連想させるため不適切であった。

✅ この事件に対して、一部からは「ジェンダー論者の言いがかり」という声も上がったが、発言の文脈や表現から、女性に対する偏見や差別意識が伺えるため、解任は妥当な判断と言える。

さらに読む ⇒事実を整える事実を整える出典/画像元: https://www.jijitsu.net/entry/yoshinoyasyabuduke-itou-sakaino-yoshimatsu

資本主義の矛盾が露呈した事件と言えるでしょう。

伊東正明氏の「生娘シャブ漬け戦略」発言は、女性差別的な側面だけでなく、資本主義の「売れさえすれば何でもいい」という本質的なロジックを表している。マルクスの『資本論』では、資本主義は利潤を追求するために、人や環境を犠牲にする可能性があると指摘されている。伊東氏の発言は、この資本主義の本質的な矛盾を示しており、その問題点は、差別的な発言だけでなく、資本主義そのものに存在している。この発言を単なる性差別として片付けるのではなく、資本主義のロジックと結び付けて考えることで、より深い議論が可能になる。

なんか、深い話やなー。

吉野家のコンプライアンス意識と今後の課題

最後に、吉野家のコンプライアンス意識と今後の課題について考えてみましょう。

🔖 関連記事の要約!生娘をシャブ漬け戦略」吉野家常務の゛不適切発言゛はなぜ起きた?背景に゛マーケティング゛の思考回路【Nスタ】
生娘をシャブ漬け戦略」吉野家常務の゛不適切発言゛はなぜ起きた?背景に゛マーケティング゛の思考回路【Nスタ】

✅ 特捜戦隊デカレンジャーのデカピンク役を演じた女優は、ドラマ出演後、病魔に襲われたデカブレイク役の俳優と結婚し、移住。

✅ 現在は、弁当店オーナーとして新たな人生を送っている。

✅ 結婚や移住、そして弁当店オーナーという人生は、女優として活動していた本人にとっても想定外の展開だったという。

さらに読む ⇒TBS NEWS DIGTBS NEWS DIG出典/画像元: https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/25787

企業は、社会の一員としての責任を自覚し、コンプライアンス意識を高める必要があります。

吉野家常務取締役企画本部長が早稲田大学で行われたマーケティング講座で、地方から都会に出てきた若い女性を牛丼中毒にすることでリピート客にするという戦略を『生娘をシャブ漬け戦略』と表現したことが発覚し、炎上騒動となりました。この発言は、女性を物のように扱い、覚醒剤に例えるなど、極めて不適切な表現であり、吉野家は謝罪し、社内規定に則って処分を進めると発表しました。しかし、吉野家は過去にもアプリキャンペーンでの顧客対応で炎上しており、今回の事件は、同社のコンプライアンス意識の低さを改めて露呈させるものとなりました。常務取締役の軽率な発言は、企業イメージを大きく損なうだけでなく、社会的な問題に発展する可能性も孕んでいます。吉野家は、社内教育を徹底し、このような事件が二度と起こらないよう、真摯に対応する必要があります。

もう、吉野家行かんわ!

今回の事件は、企業のコンプライアンス意識の重要性を改めて認識する必要があることを示しています。

🚩 結論!

💡 早稲田大学マーケティング講座での吉野家常務取締役の差別発言

💡 元受講生による署名活動と大学・吉野家の対応

💡 事件から浮かび上がる、企業のコンプライアンス意識の重要性