森永卓郎の終活論！『身辺整理 死ぬまでにやること』は読むべきか？経済アナリストの提言とは！？
💡 経済アナリストの森永卓郎さんが、自身の経験に基づいて終活について解説した本
💡 生前整理、資産整理、人間関係など、人生の最終章に直面した際に考慮すべき点が盛り込まれている
💡 森永さん自身の体験談を通して、読者に終活への意識を高める内容となっている
それでは、森永卓郎さんの終活論について詳しく見ていきましょう。
がん宣告と終活への決意
森永卓郎さんのような著名人が、自身の経験を率直に語ってくれているのは、とても貴重ですね。
公開日:2024/10/28
✅ 森永卓郎さんは、がん宣告をきっかけに生前整理を始め、身の回りのモノを整理する方法として、自分自身で整理する方法と、業者に依頼する方法の2つを比較しています。
✅ 業者に依頼する場合、悪徳業者が存在し、高額な費用を請求されたり、大切なものを勝手に処分されてしまうリスクがあるため、注意が必要です。
✅ 森永さんは、自身で整理できないモノについては、信頼できる業者に依頼することを推奨しており、自身も「エコトミー」という業者に依頼し、研究室の整理を依頼した経験から、信頼できる業者の選び方についてもアドバイスしています。
さらに読む ⇒婦人公論.jp｜芸能、事件、体験告白……知りたいニュースがここに！出典/画像元: https://fujinkoron.jp/articles/-/14278?display=full私も、自分自身の終活について改めて考えるきっかけになりました。
経済アナリストの森永卓郎氏は、ステージ4の膵臓がんと診断され、余命4ヶ月を宣告された経験をもとに、終活のドキュメント『身辺整理死ぬまでにやること』を執筆しました。
本書では、モノ、時間、お金、人間関係、死生観など、人生の最終章に直面した際の様々な課題と、森永氏がどのように向き合ったのかが詳細に描かれています。
特に、長年積み重ねてきた数千冊の本を処分する決断をしたことや、遺品整理業者に頼ることの有効性を認識した経験などが語られています。
また、森永氏は、自身の経験を通して、家族に負担をかけずに自分の後始末をすることの大切さを訴えています。
なるほど、森永さんも終活、始めたんだね。やっぱり、どんな人でも向き合わなきゃいけない問題なんだな。
人間関係の再考
森永卓郎さんのような成功者でも、人間関係に悩みを抱えているんですね。
✅ 森永卓郎氏は、強く生きるためには「自分の問題は自分で解決する」という覚悟を持ち、一匹オオカミで生きることを推奨している。
✅ 仲間を作ると、自分や仲間がトラブルに巻き込まれるリスクがあり、仲間外れになる可能性もあるため、あえて仲間を作らないようにしてきたと述べている。
✅ 「共闘」よりも「ゲリラ」的な戦い方を好み、一人で闘い続けることが重要だと考えている。
さらに読む ⇒Yahoo!ニュース出典/画像元: https://news.yahoo.co.jp/articles/a0174cecccd1c8f83a30b98371ea028c7211747e私も、仕事に集中しすぎて、家族との時間を大切にしてこなかったなと反省しました。
森永卓郎氏は、がん宣告を機に、人間関係の本質について深く考えさせられました。
本書では、親友は作らない方がいいこと、老後は一人で過ごすことの重要性を説いています。
また、妻との関係も深く掘り下げ、結婚当初は天狗になっていた森永氏が、妻の献身に気づき感謝の念を抱く様子が描かれています。
しかし、仕事に集中し家庭を顧みなかったことで、妻は不満を抱き、家族からは「赤の他人」扱いされるまでになったと語られています。
本書は、森永氏の率直な言葉で、人生における人間関係の難しさ、そして家族の大切さを改めて感じさせてくれる内容となっています。
うん、仲間を作るのはリスクが高いってのはよくわかる。自分も、信頼できるパートナーは数人しかいないよ。
生前整理と費用
生前整理や遺品整理は、費用がどれくらいかかるのか、事前に知っておくことが大切ですね。
✅ 森永卓郎さんは、がん宣告をきっかけに「自分の後始末は自分で」と、身の回りのモノの整理を始めました。
✅ 遺品整理や生前整理を業者に依頼する場合、費用や質は業者によって大きく異なるため、悪質な業者に注意する必要があると述べています。
✅ 森永さんは、自身の研究室の整理を「エコトミー」という片付けサポーターに依頼し、費用は10万円を下回ったと明かしています。ただし、実際に生活していた家財道具を処分する際は、想像を絶するコストがかかってくることを指摘しています。
さらに読む ⇒goo ニュース出典/画像元: https://news.goo.ne.jp/article/fujinkoron/life/fujinkoron-14278.html森永卓郎さんのように、業者に依頼する際は、悪徳業者に注意しなければならないですね。
森永卓郎氏は、自身の経験に基づき、生前整理や遺品整理の費用について解説しています。
研究室の整理を業者に依頼した際には10万円以下で済んだ一方、義母の2DKの整理には人件費だけでも大きなコストがかかったと語っています。
また、大物俳優が自宅の生前整理を業者に依頼したところ、80万円の費用を請求されたというエピソードも紹介しています。
これらの経験から、生前整理や遺品整理には想像を絶するコストがかかることを訴え、業者選びの重要性を強調しています。
特に、悪質な業者は、追加費用を請求したり、大切なものを処分してしまう場合もあるため、事前にしっかりとリサーチする必要があると指摘しています。
なるほど、生前整理は業者に頼むと費用がかかるのか。でも、自分の時間が無いなら、やっぱり頼むしかないよね。
親友論と孤独
森永卓郎さんのように、一人で生きていくことを選択する人もいるんですね。
✅ 森永卓郎氏は、自身は一匹オオカミとして生き、仲間を作らないことを選択してきたと述べています。それは、仲間を作ると、自分や仲間がスキャンダルやトラブルに巻き込まれるリスクがあるためです。また、仲間を作ることは同時に仲間外れを作ることを意味するため、それを避けるためでもあります。
✅ 森永氏は、誰でも差別なく接してきたと主張し、ホームページで公開しているアドレスに届くメールには基本的に返信しますが、二度目以降の同じ人からのメールには1回1万円、リモートでの相談には1時間20万円の料金を請求すると述べています。これは、簡単に相談を持ちかけられないようにするためであり、経済アナリストとしての労働に対する対価を求めるためでもあります。
✅ 森永氏は、「無料」に弱い人の心理を指摘し、SNS型投資詐欺に騙されないよう注意を促しています。無料でおいしい話がある場合、それは罠である可能性が高く、なぜ親切にしてくれるのか、なぜ独り占めしないのか、疑うべきだと強調しています。
さらに読む ⇒Yahoo!ファイナンス - 株価・最新ニュース出典/画像元: https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/a0174cecccd1c8f83a30b98371ea028c7211747e私も、SNSでの投資詐欺には気をつけないといけませんね。
森永卓郎氏は、自身の経験から、親友を作るべきではない理由として、老後資金の浪費や自由時間の減少、そして死に向き合う際の孤独感の増幅などを挙げている。
晩年には、家族との関係性も難しい問題に直面する可能性があり、特に仕事に没頭するあまり、家族から疎外されてしまったことを嘆いている。
森永氏は、人間関係の構築において、孤独を恐れないこと、家族とのコミュニケーションを大切にすることの重要性を訴えている。
森永さんは、孤独を恐れないタイプなんだな。自分も、仕事に集中するためには、孤独と向き合うことは必須だと思ってるよ。
相続対策と資産整理
相続対策は、生前にしっかりと準備しておくことが大切ですね。
✅ 森永卓郎氏は、抗がん剤治療後に資産整理の必要性を感じた。これは、亡き父の資産整理が大変だった経験から学んだ教訓である。
✅ 著者の父は、母の死後、資産整理をせず、生活費を負担するルールも決めずに著者宅で同居を始めた。
✅ 父は、資産があり、年金も受給していたが、家事全般ができないため、著者の母が亡くなった後は生活に困っていた。
さらに読む ⇒Infoseekインフォシーク - 楽天が運営するニュースサイト出典/画像元: https://news.infoseek.co.jp/article/shueisha_252091/森永卓郎さんのように、親の資産整理は、相続税対策にも繋がるんですね。
森永卓郎さんは、自身の経験から、相続税対策として、生前に親の資産を減らすことの重要性を訴えています。
特に、要介護状態になった親の生活費を、親の資産ではなく、子どもが負担することで、相続税を減らせる可能性を指摘しています。
森永さんの父は脳出血で半身不随となり、施設に入所。
その後、亡くなりました。
相続手続きを進める中で、森永さんは母が亡くなった際に、すでに相続地獄が始まっていたことに気づきます。
母親は糖尿病薬の服用による低血糖で亡くなりましたが、生前に資産整理をしていれば、相続税対策になった可能性があったと述べています。
森永さんの経験談は、本当に参考になるね。親の資産整理は、早いうちから考えておかないと大変だ。
森永卓郎さんの『身辺整理 死ぬまでにやること』は、人生の最終章をどのように過ごすか、改めて考えるきっかけを与えてくれる本だと思います。
💡 生前整理や遺品整理の重要性について、自身の実体験に基づいて解説している
💡 人間関係や孤独、相続対策など、人生の様々な側面について、森永さんの考え方が示されている
💡 自身の経験を通して、読者に終活への意識を高める内容となっている
