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東京写真記者協会賞、今年はどんな写真が選ばれた?報道写真が語る、社会の光と影とは!?

東京写真記者協会賞、今年はどんな写真が選ばれた?報道写真が語る、社会の光と影とは!?

📘 この記事で分かる事!

💡 コロナ禍や災害、戦争など、社会の様々な場面を捉えた写真が受賞

💡 芸術やスポーツなど、文化的な側面も切り取った作品も受賞

💡 社会問題への関心を高め、人々の心を揺さぶる力を持つ写真の数々

それでは、今年の東京写真記者協会賞の受賞作品について詳しく見ていきましょう。

コロナ禍と災害、そして社会の変革

コロナ禍で、人々の生活は大きく変化しましたね。

触れてさよなら言いたくて コロナ禍での弔い:朝日新聞デジタル

公開日:2021/05/31

触れてさよなら言いたくて コロナ禍での弔い:朝日新聞デジタル

✅ 新型コロナウイルスの影響で、故人との対面が制限される状況下、遺体に特別な衛生措置を施し、家族も感染対策を徹底することで、家族6人が故人との対面を実現した。

✅ 家族は故人のひつぎを囲み、思い思いに故人との別れを告げた。

✅ この事例は、コロナ禍における弔いの新たなあり方を示唆しており、故人との対面を望む家族にとって希望となる事例と言える。

さらに読む ⇒朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/DA3S14922208.html

家族の絆や、故人との別れを、改めて考えさせられる作品ですね。

2021年東京写真記者協会賞のグランプリは、朝日新聞の角野貴之記者による「触れてさよなら言いたくて」に贈られました。

この作品は、コロナ禍で亡くなった「おじい」と家族の別れを描いたものです。

遺族は当初、遺骨になるまでおじいに会えないと言われていましたが、衛生対策を徹底することで、対面を果たしました。

一般ニュース部門賞(国内)は読売新聞の関口寛人記者による「大規模土石流からの生還」が受賞しました。

この作品は、静岡県熱海市で発生した大規模土石流で、泥に覆われた建物の窓から救出された小さな男の子の姿を捉えています。

一般ニュース部門賞(海外)は朝日新聞のランハム裕子記者による「トランプ氏支持者議事堂を一時占拠」が受賞しました。

この作品は、2021年1月6日に発生した、トランプ大統領支持者による米議会議事堂襲撃事件を撮影したものです。

企画部門賞(国内)は、産経新聞のチームによる「あの日からここまで 東日本大震災10年」が受賞しました。

この作品は、東日本大震災発生直後から被災者たちを追いかけ、10年後の変化を記録したものです。

被災者それぞれの10年間が、それぞれの場所で、それぞれの形で映し出されています。

うん、コロナ禍で辛い思いをしている人がいる一方で、希望を見出そうとしている人もいるんだね。

世界を揺るがす戦争と平和

戦争は、本当に悲しいものです。

毎日新聞「ウクライナの空を思う」 東京写真記者協会賞を受賞

公開日:2022/12/26

毎日新聞「ウクライナの空を思う」 東京写真記者協会賞を受賞

✅ 東京写真記者協会が毎年優れた報道写真に贈る協会賞のグランプリに、毎日新聞の小出洋平記者の「ウクライナの空を思う」が選ばれました。

✅ この作品は、ロシアによるウクライナ侵攻でポーランドへ避難したウクライナ難民の姿を捉えたものです。

✅ 毎日新聞は協会賞の他に、奈良支局の久保淳撮影による「生き返る森」がスポーツ部門賞を受賞するなど、複数部門で受賞しました。

さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20221125/k00/00m/040/161000c

ウクライナの人々の苦しみ、戦争の残酷さを、改めて感じます。

2022年度東京写真記者協会賞のグランプリは、毎日新聞社小出洋平氏の「ウクライナの空を思う」が受賞しました。

同作品は、ポーランド東部国境のメデイカで撮影された、ウクライナから避難してきた女性がバスに乗り込み、国旗が映り込んだガラス越しに空を見上げる様子を捉えています。

その他の受賞作品には、一般ニュース部門賞(国内)に読売新聞東京本社佐々木紀明氏の「深海からつり上げられるKAZUⅠ」、一般ニュース部門賞(海外)に共同通信社遠藤弘太氏の「泣き崩れる母」、企画部門賞(国内)に読売新聞東京本社中村光一、飯島啓太、若杉和希氏の「おっとフォーカス」、企画部門賞(海外)に読売新聞東京本社冨田大介、関口寛人、三浦邦彦氏の「ウクライナ侵略の地で」などが選ばれました。

スポーツ部門賞では、報知新聞社頓所美代子氏の「新時代パーフェクトゲーム達成」とサンケイスポーツ新聞松井英幸氏の「金メダル目前、まさかの転倒」が受賞しました。

文化芸能部門賞には、東京中日スポーツ嶋邦夫氏の「トム、後ろ後ろ!

」が選ばれました。

奨励賞には、東京新聞佐氏などの作品が選ばれました。

戦争は早く終わってほしいわね。

芸術とスポーツ、そして希望の光

芸術やスポーツは、人々に希望を与える力があります。

協会賞 – 東京写真記者協会
協会賞 – 東京写真記者協会

✅ 2023年度の東京写真記者協会賞は、戦争、災害、社会問題など、さまざまな分野で優れた写真作品を表彰しました。

✅ 中でもグランプリを受賞したのは、ウクライナ侵攻1年をテーマにした「戦地に彩りを」という作品で、ウクライナの人々がアートを通じて日常に彩りを取り戻そうとする姿を捉えています。

✅ その他、河野太郎デジタル相や中国の輸入禁止措置による水産物への影響などを捉えた報道写真や、歌舞伎町で売春から抜け出す女性たちの支援活動、世界各地で発生した災害の惨状などを伝える企画写真、WBCで活躍したラーズ・ヌートバー選手やメッシ選手のW杯優勝などを捉えたスポーツ写真、ジャニー喜多川氏による性加害問題に関する写真などが受賞しました。

さらに読む ⇒東京写真記者協会 – 東京写真記者協会出典/画像元: https://tokyoshakyo.jp/award/

戦争の影の中でも、希望の光を見つけようとする人々の姿に感動しました。

2023年東京写真記者協会賞のグランプリは、産経新聞社の川口良介氏による「戦地に彩りを」が受賞しました。

この作品は、ウクライナ侵略によって日常を奪われた人々が、アートを通して平和を願う様子を捉えています。

停電の中、スマートフォンを明かりにして絵を描く子どもや、戦車に平和の象徴であるハトの絵を描く芸術家など、人々の抵抗と希望を描いた作品となっています。

その他、一般ニュース部門賞(国内)は毎日新聞社の宮武祐希氏による「わが道をゆく」が、一般ニュース部門賞(海外)は読売新聞東京本社の「禁輸、自国水産物にも悪影響」が、企画部門賞(国内)は朝日新聞社の藤原伸雄氏による「ずっと孤独で路上に立ち……」が、企画部門賞(海外)は読売新聞東京本社の関口寛人氏と永井秀典氏による「世界を襲う惨禍」が受賞しました。

スポーツ部門賞(国内)は日刊スポーツ新聞社の菅敏氏による「たっちゃんだ〝べー〟」、スポーツ部門賞(海外)は毎日新聞社の宮武祐希氏による「メッシのW杯」が受賞しました。

文化芸能部門賞は東京新聞の戸田泰雅氏による「見ざる・言わざる・聞かざる」が受賞しました。

奨励賞には、一般ニュース部門(国内)で日本経済新聞社の澤井慎也氏と目良友樹氏による「前人未到の八冠」が受賞しました。

芸術って、すごい力を持っているんだなぁ。

災害と家族の絆

災害は、多くの人の生活を奪い、大変な苦しみを与えます。

花は必ず咲くよ」長引く避難生活、前向く避難者の姿 能登地震2カ月 奮闘する本県ボランティアに記者同行
花は必ず咲くよ」長引く避難生活、前向く避難者の姿 能登地震2カ月 奮闘する本県ボランティアに記者同行

✅ 能登半島地震から2か月が経過し、避難生活が長期化する中、避難者たちは「家に帰りたい」「この先どうなるのか」と不安を抱えながらも、ボランティアの支援に支えられ前向きに過ごしている。

✅ 記事では、とちぎVネットのボランティアが穴水町の避難所を訪れ、避難者の様子を取材したことが記されている。

✅ 避難者たちは、地震による被害と長引く避難生活に対する不安を訴える一方で、ボランティアの励ましが心の支えになっている様子がうかがえる。

さらに読む ⇒下野新聞 SOON(スーン)出典/画像元: https://www.shimotsuke.co.jp/feature/movemate/articles/65dfd1e4905bd423fa000000

避難生活は大変でしょうが、家族の絆がより一層深まっているようですね。

2024年東京写真記者協会賞に、朝日新聞社の「『泣いてもいいんだよ』避難所で母との約束」が選ばれました。

この写真は、能登半島地震で被災した小学3年の原椿月さんが家族とともに体育館で避難する様子を捉えたもので、不安な状況の中で母親と「1日1回は泣いてもいい」と約束を交わす姿が印象的です。

家族の大切さ、改めて感じるわね。

写真が伝えるメッセージ

写真を通して、様々なメッセージが伝わってきます。

東京写真記者協会の各賞決まる
東京写真記者協会の各賞決まる

✅ 東京写真記者協会は、2024年の協会賞グランプリと各部門賞、奨励賞を発表しました。

✅ スポーツ部門賞(国内)には、時事通信の加藤駿記者の「リーチ、棒上げ」が選ばれました。この作品は、ラグビーのリーグワン・BL東京のリーチマイケル主将が胴上げされる瞬間を捉えたものです。

✅ 受賞作品を含む約300点のニュース写真は、12月11日から22日まで東京・日本橋三越本店、27日から25年1月6日まで東京・銀座三越で展示されます。入場無料です。

さらに読む ⇒時事通信ニュース出典/画像元: https://sp.m.jiji.com/article/show/3393596?free=1

写真展、ぜひ行ってみたいですね。

東京写真記者協会賞は、報道写真を通して社会の課題や人々の姿を浮き彫りにする重要な賞です。

受賞作品は、それぞれのストーリーを通して、私たちに深い感動を与え、社会への関心を呼び起こします。

写真展は12月から東京・日本橋三越本店、銀座三越、横浜市の日本新聞博物館で開催されます。

ぜひ足を運んで、写真を通して伝えられる力を感じてみてください。

写真展、無料なんだって!行ってみようかな。

東京写真記者協会賞は、社会の現状を映し出すとともに、希望や感動を与えてくれる貴重な賞ですね。

🚩 結論!

💡 コロナ禍、災害、戦争など、社会の様々な課題が写真を通して浮き彫りに

💡 芸術、スポーツなど、文化的な側面も写真で表現

💡 人々の心を揺さぶる、力強い写真の数々