エクシア合同会社はなぜ破綻したのか?事件の真相とは!!?
💡 エクシア合同会社は、社員権販売とポンジ・スキームを用いた投資詐欺を行っていたとされています。
💡 被害総額は723億円に達し、出資者は1万2000人を超えています。
💡 現在、裁判が進んでおり、出資された資金が返ってくるかどうかは不透明です。
それでは、エクシア合同会社について詳しく見ていきましょう。
エクシア合同会社による投資詐欺事件の概要
エクシア合同会社の社員権販売は、投資家にとって魅力的に映ったかもしれませんが、裏には危険な仕組みが隠されていたんですね。
公開日:2024/04/15
✅ エクシアは、社員権販売とポンジ・スキームを用いた投資詐欺を行っていたとされています。集めた資金はシンガポールにある子会社に貸し付けられて運用され、その運用益と返済金の一部が出資者に還元されていました。しかし、実際には新たな出資者の資金で前の出資者に配当金を支払う仕組みであり、海外子会社への資金送金により資金の流れを複雑化させていました。
✅ エクシアは合同会社であったため、金融商品取引法の登録が不要であり、規制の目を逃れていました。また、代表社員である菊池翔氏は「天才的なトレーダー」として宣伝され、投資家を惹きつけました。
✅ 2022年11月、エクシアの子会社であるエクシア・デジタル・アセットは、暗号資産交換業に関する業務停止命令を受けました。資金不足や運営体制の問題などが理由とされ、2023年1月31日まで業務停止期間が延長されました。その後、エクシア・デジタル・アセットはエクシア合同会社から独立することを発表しています。
さらに読む ⇒INVEEK INFORMATION BANK出典/画像元: https://inveek.com/info/exia_20221130/複雑な資金の流れや、金融商品取引法の規制を回避していたという点は、非常に悪質な手口と言えるでしょう。
エクシア合同会社は、社員権販売とポンジスキームを組み合わせた投資詐欺で、被害総額723億円に達したとされる事件です。2022年4月に返金不能を発表し、全国で訴訟が相次いでいます。被害者は1万2000人を超え、資金は海外子会社へ送られ、返還は困難な状況です。行政処分では、エクシア・デジタル・アセット株式会社は暗号資産交換業に関する業務停止命令を受け、現在も業務停止が続いています。エクシア本体は合同会社であり、金融商品取引法の規制を回避していました。代表社員の菊池翔氏は、天才的なトレーダーとして投資家を誘い込みましたが、実際には資金を運用せず、新たな出資者の資金で前の出資者に配当金を支払う仕組みでした。現在、裁判が進められていますが、出資された資金が返ってくるかどうかは不透明です.
まったく、お金儲けって、裏があるもんだな!
はい、私もニュースでこの事件を知った時には驚きました。
あら、そんなことがあったの?知らなかったわ!
エクシア代表・菊池翔氏の軌跡と現在
菊池翔氏は、天才的なトレーダーとして投資家を惹きつけた一方で、資金運用は実際には行っていなかったんですね。
✅ エクシア合同会社(EXIA)は、菊地翔氏が代表を務める投資会社で、2015年に設立されました。高い配当をアピールし、社員権購入という形で出資を募っていましたが、2021年に配当支払いが停止し、多くの訴訟が提起されました。
✅ エクシアは、社員権購入による投資資金を海外法人に預け、外国為替や仮想通貨などの運用益で増やすと説明していました。しかし、2019年からはJPモルガンやゴールドマン・サックスなどの金融商品への分散投資を始めたと主張していました。
✅ エクシアは現在も存続していますが、公式サイトは閉鎖され、関連会社も解散や業務停止命令を受けています。代表の菊地翔氏はインスタグラムで豪勢な生活ぶりをアピールしていましたが、現在も継続しているのかは不明です。
さらに読む ⇒FX×仮想通貨 投資部 - FXと仮想通貨を一緒に取引!出典/画像元: https://saaiquebec.com/exia/彼のSNSでの豪勢な生活ぶりは、投資家たちにとって、彼の成功を物語っているように見えたかもしれません。
エクシア合同会社の代表である菊池翔氏(通称:かけるん)は、2015年の会社設立当初は天才トレーダーとして名を馳せていました。独学でFXを学び、利益率2500%を達成した経験は、彼の投資家としての才能を証明しています。彼は、キャバクラ界での豪快なライフスタイルでも知られており、SNSやメディアで注目を集めていました。豪快な支払いスタイルや、有名キャバ嬢との交流が話題となり、多くのフォロワーを獲得していました。しかし、近年はエクシア合同会社の法的トラブルや、詐欺疑惑による裁判での支払い命令など、ビジネス面での困難に直面しています。2022年11月には会社のCEOを辞任し、その後はSNSアカウントを削除し姿を消していました。しかし、2023年1月にInstagramに復活し、自身のInstagramで謝罪を行いました。関係者からの連絡は経っているものの、今後は公式HPではなく自身のInstagramを通じて情報を発信していくと宣言しました。さらに、菊池さんはエクシア合同会社の出資者から裁判を起こされましたが、法廷に出廷せず、六本木を徘徊している様子が話題になっています。2023年1月には出資者約50人から払戻請求裁判を起こされ、これに対して菊池さんは逆に゛出資者が契約に背いた゛として損害賠償裁判を起こすことを表明しました。2024年2月13日には、会社のHPにて『エクシア終了のご報告』が発表され、かけるんさんは今後表舞台には立たないものの、裏で暗躍し、新たな事業を始めることを明言しました。2023年1月19日には自身のInstagramで謝罪文を投稿していましたが、現在は削除されています。謝罪文では、事件に関する責任をすべて自分が負うと述べており、真摯に対応している様子が伺えます。かけるんさんは、人気キャバ嬢のひめかさんと親密な関係にあったとされ、高額なプレゼントやブラックカードを渡していたようです。しかし訴訟問題が明るみになった後、ひめかさんはSNSでかけるんさんへの正直な気持ちを吐露していましたが、現在は削除されています。現在も一部の投資家との間では訴訟が続いているようです。かけるんさんの今後の動向が注目されます。
なるほどね、この手口は昔っからある手口だよなぁ。
そうね、彼のSNSでの行動は、投資家たちを騙すための策略だったのかもしれません。
へぇ~、そんな人がいたんだ!
エクシア合同会社のビジネスモデルと破綻の真相
エクシア合同会社のビジネスモデルは、持続可能性に欠けていたことが、破綻につながったと考えられます。
公開日:2024/10/23
✅ エクシア合同会社が破産手続き開始となり、約9,000名の投資家に対して約850億円の投資資金が返還される可能性は低い状況です。
✅ 破産により、投資家は民事訴訟を中断し、破産管財人が財産を回収できた場合にのみ、分配を受ける可能性があります。
✅ エクシアの投資スキームはポンジ・スキームの疑いがあり、新規出資による資金で既存の投資家に配当を行う自転車操業のような手法であったため、持続可能性に問題がありました。今後、公式な調査結果や裁判所の判断が待たれます。
さらに読む ⇒ K2 College出典/画像元: https://media.k2-assurance.com/archives/25984ポンジ・スキームは、新たな出資者が減ると破綻する仕組みなので、エクシア合同会社もその運命を免れられなかったのかもしれません。
エクシア合同会社は、社員権を購入することで出資し、持ち分に応じて配当を受けるという仕組みで運営されていました。特に2016年には年97.4%という高利回りを達成しており、多くの人が投資に惹きつけられました。しかし、実際には資金運用を行わず、新規出資者からの資金で古い投資家に配当を行っていた疑いが強いです。ポンジスキームは新しい出資者が減ると破綻する仕組みであり、エクシア合同会社もそのサイクルから逃れられなかった可能性があります。エクシア合同会社は、高利回り配当を謳い、全国の投資家から1000億円近い資金を集めていた投資事業会社です。しかし、実際にはポンジスキームと呼ばれる投資詐欺の手法を用いており、新しい出資者から集めた資金を前の出資者に配当として渡していた疑いが濃厚です。2022年4月に返金や配当ができない状況であることを発表し、その後多くの訴訟が起こりました。2024年10月には破産手続き開始となり、出資された資金が返ってくるかは不透明な状況です。
やっぱり、甘い話には裏があるんだよなぁ。
この手の詐欺は、なかなか見破るのが難しいですよね。
高利回りって、本当にあるのかな?
エクシア合同会社の違法性と破綻に至る経緯
エクシア合同会社は、高利回りという魅力的な条件と、巧みなマーケティングによって、多くの投資家から資金を集めていました。
公開日:2024/10/23
✅ エクシア合同会社は、約9,000人の投資家から約850億円の出資を集めましたが、高い利回りによる投資家誘致、急激な事業成長、法的グレーゾーンの利用などにより破綻に至りました。
✅ エクシアは、年利18.4%から97.4%という高利回りを謳い、ポンジ・スキームの可能性、リスクの隠蔽、実態のない事業モデルなどが問題視されています。
✅ エクシアは、従業員による勧誘、電話やインターネットなどの様々な手段、幅広い年齢層へのアプローチ、高利回り強調などにより、多くの投資家から出資を集め、投資家の信頼を得ていました。
さらに読む ⇒Businesseye出典/画像元: https://businesseye369.com/finance/1103/従業員による勧誘や、幅広い年齢層へのアプローチなど、巧みな戦略によって、投資家たちの信頼を得ていたんですね。
エクシア合同会社は、菊池翔氏(かけるん)が運営していた「自称」貸金業者で、社員権を販売する形で出資を募り、高利回りの配当を約束していました。しかし、金融商品取引業の登録を行っておらず、集めた資金の運用方法も不明確な点から、ポンジスキームではないかと疑われていました。2022年9月公布の内閣府令改正により、従業員が業として社員権に対する出資を募ることは違法となり、さらに、元副社長による告発や、出資者からの複数回の裁判など、問題が表面化しました。最終的に2024年10月18日に東京地裁より破産開始決定を受け、エクシア合同会社は完全終了となりました。エクシア合同会社は、高利回りという魅力的な条件で出資者を誘い込みましたが、実際には出資金から配当金を支払うポンジスキームだった可能性が高く、多くの出資者が被害を受けました。この事件は、投資を行う際には、会社の実態や事業内容をしっかりと確認することが重要であることを改めて示しています。
やっぱり、お金儲けにはリスクが伴うんだよなぁ。
投資って、本当に難しいですね。
ちゃんと調べてから投資しないと、大変なことになるんだね。
菊池翔氏と関係者のその後
エクシア合同会社は、多くの問題を抱えており、その未来は不透明です。
✅ エクシア合同会社は、ドイツの証券会社ドレスナー・クラインワート元副社長が設立した投資運用会社であり、CEOは菊池翔(かけるん)氏です。同社は、ポンジスキーム詐欺疑惑、訴訟での敗訴、従業員給料未払いなどの問題が浮上しており、SNSなどで炎上しています。
✅ エクシア合同会社は、顧客から700数十億円の資金を集めながら、ポンジスキーム詐欺疑惑が持ち上がっており、代表の菊池翔氏は逮捕の噂やドバイへの逃亡情報などが話題となっています。また、同社の従業員給料未払い、ステマサイトの削除、運用口座残高消失などの問題も報告されています。
✅ エクシア合同会社は、利回りの高さと菊池翔氏のルックスや資金力によって注目を集め、キャバ嬢との関係などで話題となっていましたが、上記の様々な問題が浮上したことで、信用性が失墜し、現在では破綻の可能性も囁かれています。
さらに読む ⇒勤怠管理をオープンソースで!人気の勤怠管理システムならMosP(モスプ)勤怠管理出典/画像元: https://mosp.jp/mospblog/exia/菊池翔氏の動向や、関係者の今後の行動に注目が集まります。
2023年2月頃に投資家から損害賠償訴訟を起こされ、現在出国禁止処分を受け、日本に滞在しているようです。自宅も差し押さえられているとのことです。2023年1月には出資者約50人から払戻請求裁判を起こされ、これに対して菊池さんは逆に゛出資者が契約に背いた゛として損害賠償裁判を起こすことを表明しました。一方、菊池さんと熱愛疑惑があったキャバ嬢のひめかさんは2023年10月に引退を発表しました。菊池さんはひめかさんの1番の太客として知られており、エクシアの一件後はひめかさんの店から出禁になっています。ひめかさんは2023年1月には菊池さんとの関係はすでにないと語っていましたが、引退を機に電撃結婚するのではとの噂も浮上しています。エクシア合同会社は出金難やポンジ詐欺疑惑などが浮上し、多くの出資者が困っている状況です。菊池さんの今後の動向や、ひめかさんとの関係を含め、注目が集まっています。
この事件は、投資家の皆さんにとって、教訓になるだろうね。
この事件を通して、投資のリスクを改めて認識することが大切ですね。
この事件は、本当にショックだったわ。
エクシア合同会社の事件は、投資の危険性を改めて示すものとなりました。
💡 エクシア合同会社は、社員権販売とポンジ・スキームを用いた投資詐欺を行っていたとされています。
💡 被害総額は723億円に達し、出資者は1万2000人を超えています。
💡 現在、裁判が進んでおり、出資された資金が返ってくるかどうかは不透明です。