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佐々木かをり氏とは?ダイバーシティ経営の第一人者、その戦略とは!?女性の社会進出を経済合理性の視点から提唱!!

佐々木かをり氏とは?ダイバーシティ経営の第一人者、その戦略とは!?女性の社会進出を経済合理性の視点から提唱!!
📘 この記事で分かる事!

💡 佐々木かをり氏は、女性の社会進出を経済合理性の視点から提唱しています。

💡 女性の力を生かすことで日本経済が成長すると主張しています。

💡 女性の活躍を促進するための具体的な取り組みを行っています。

それでは、佐々木かをり氏の経歴や活動内容について詳しく見ていきましょう。

佐々木かをり氏の経歴と活動

佐々木かをりさんの活動は、女性の社会進出を促進するだけでなく、日本の経済活性化にも大きく貢献していることがわかりますね。

インタビュー:佐々木かをりさん(株式会社イー・ウーマン)
インタビュー:佐々木かをりさん(株式会社イー・ウーマン)

✅ 佐々木かをりさんは、女性の社会進出を経済合理性の視点から提唱し、女性の力を生かすことで日本経済が成長すると主張しています。

✅ 佐々木さんは、女性が社会で活躍できる環境を作るために、通訳・翻訳サービスの会社を設立した後、働く女性向けのコミュニティーサイト「イー・ウーマン」を立ち上げました。

✅ 佐々木さんは、女性が活躍できる場を作るだけでなく、企業の研修や講演、行政機関の委員会に女性有識者を紹介します。

さらに読む ⇒『日本の人事部』 - HRで会社を伸ばす出典/画像元: https://jinjibu.jp/article/detl/topinterview/1315/

佐々木かをりさんのこれまでの歩みは、まさに女性の力と可能性を示す素晴らしい事例と言えるでしょう。

佐々木かをり氏は、神奈川県立横浜国際高等学校卒業後、ニューヨークにあるエルマイラ大学に留学しました。帰国後、通訳者・翻訳者のネットワークを創設し、国際コミュニケーションのコンサルティング会社である株式会社ユニカルインターナショナルを設立しました。その後、1996年から日本最大級のダイバーシティ会議「国際女性ビジネス会議」をプロデュースし、2000年には市場創造型マーケティング・コンサルティング会社である株式会社イー・ウーマンを設立しました。イー・ウーマンでは、働く女性の声を発信するサイト「イー・ウーマン」を運営しています。現在、上場企業等の社外取締役、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事、政府審議会委員等を歴任し、数々の賞を受賞しています。また、著書多数、テレビ・雑誌・新聞等のコメンテータを務めるなど、多岐にわたる活躍をしています。

佐々木さんって、かなり行動派なんですね。海外経験もあるし、いろんな分野で活躍されてる。

ダイバーシティ経営への貢献と講演活動

佐々木かをりさんはダイバーシティ経営の重要性を強く訴えていらっしゃるんですね。

私の役割は男性リーダーにダイバーシティを「体感」してもらい、背中を押すこと

公開日:2017/05/08

私の役割は男性リーダーにダイバーシティを「体感」してもらい、背中を押すこと

✅ 佐々木かをりさんは、女性リーダーだけでなく男性リーダーの意識改革にも力を入れている。特に近年は、経済界や政治家の男性リーダーを積極的に「国際女性ビジネス会議」に招き、会議の雰囲気を体感してもらうことで、政策作りに活かしてもらいたいと考えている。

✅ 男性リーダーがダイバーシティを体感することで意識が変化することを、カルロス・ゴーン氏やアシックスの尾山基会長兼社長CEOの事例で説明している。ゴーン氏は会議で女性参加者からの積極的な質問に感銘を受け、日産にダイバーシティ推進室を設立。尾山氏は会議中に女性活躍の目標数値を上げた。

✅ 佐々木さんは、企業におけるダイバーシティの進捗について、社外取締役や政府委員の経験から、企業は本質的に変化しつつあると分析する。しかし、現場の管理職までダイバーシティの本質が理解されているとは限らず、企業によって本気度に差があるとも指摘する。ダイバーシティの目的は女性の数を増やすのではなく、様々な価値観を持つ人を尊重し、視点の多様化によってイノベーションを生み出すことだと強調している。

さらに読む ⇒Business Insider Japan|ビジネス インサイダー ジャパン出典/画像元: https://www.businessinsider.jp/post-33259

男性リーダーも意識改革が必要だとおっしゃってますが、まさにその通りだと思います。

佐々木かをり氏は、ダイバーシティ経営の第一人者として、組織のイノベーション力を多様性の視点から分析・数値化し経営者との対話を行う『ダイバーシティインデックス』を開発しました。プライム企業を中心に4万人以上のデータ分析を行い、CEOとの対話を重ねています。また、女性取締役ネットワークTHEBOARDを設立し、米国と提携して女性社外取締役の学びの場を提供しています。さらに、日本最大級のダイバーシティ会議『ICWB(国際女性ビジネス会議)』を創設・プロデュースし、実行委員長を務めています。国内外で日本語/英語合わせて1800回以上の講演を行っており、講演内容にはダイバーシティ、ワークスタイル変革、時間管理、人前で話す方法など幅広いテーマが含まれ、具体的な事例や経験に基づいた話で多くの共感と学びを得ていました。特に、ダイバーシティの重要性について、従来の「強制的な取り組み」というイメージから、「会社全体に貢献する素晴らしいムーヴメント」という意識へと変化させたという声が聞かれました。また、ワークスタイル変革においては、日本人ならではの特徴を踏まえた具体的な方法が示され、明日から実践できるという意見が多く寄せられました。講演を通じて、参加者は自分の考え方や行動を改めて見直し、自己成長や仕事へのモチベーションを高めることができたようです。

ダイバーシティって、なんか難しそうだな。

女性活躍推進への貢献

女性の活躍推進は、経済活性化に繋がるという考え方はとても重要ですね。

佐々木かをり氏 「ダイバーシティーが、未来を拓く」
佐々木かをり氏 「ダイバーシティーが、未来を拓く」

✅ 「女性活用」は、かつては社会問題として扱われていましたが、現在は経済問題として捉えられています。女性労働者の参画が経済活性化に繋がり、企業成長を促進するとの考え方が主流になっています。

✅ 企業における「女性活用」は、単なる女性の雇用機会拡大ではなく、多様性(ダイバーシティー)による思考の活性化を目指しています。従来の男性中心の価値観から脱却し、女性を含む多様な視点を導入することで、より多くの消費者に受け入れられる商品やサービス開発、より効果的なマーケティング戦略の立案が可能になると考えられています。

✅ ダイバーシティーは、チームの総合力を高めるための重要な要素です。個々の視点が尊重され、それぞれの経験や知識が共有されることで、より良い結果を生み出すことが期待されます。そのためには、働く個人それぞれが自分の視点を持つこと、そして積極的に提案していくことが重要となります。

さらに読む ⇒ウェブ電通報/ビジネスにもっとアイデアを。出典/画像元: https://dentsu-ho.com/articles/1285

女性の視点を取り入れることで、より良い商品やサービスが開発されるというのは、納得できます。

佐々木かをり氏は、女性活躍推進の先駆者として、ダイバーシティーの重要性を訴えています。特に、女性登用は企業にとって経営上のメリットが大きく、多様な視点を取り入れることで、商品開発やサービスの質向上、さらには企業イメージの向上に繋がると主張しています。具体的には、味の素の粉末ドレッシング「トスサラ」の例を挙げて、働く女性のニーズから生まれた商品がヒットしたことを説明しています。また、女性登用の促進だけでなく、女性の意識改革も重要だとし、働く女性の選択肢が増え、自己の幸せへと繋がることを強調しています。佐々木さんは、女性が自分の選択に迷う場合は、解決の手助けをすることで、より良い社会の実現を目指しています。

女性の活用は、企業にとって大きな財産になるんだな。

多様性と社会変革への提言

佐々木かをりさんの提言は、日本社会の変革に繋がる重要なメッセージですね。

セッション4
セッション4

✅ イベントには、様々な企業パートナーが参加しており、ゴールドパートナー、シルバーパートナーそれぞれから感謝のメッセージと、技術やダイバーシティへの取り組みに関する紹介がありました。

✅ 東日本大震災を機に発案された「出会いや学び」をプレゼントする仕組み「マッチングスポンサー」では、支援する人と支援される学生が事前に個別ミーティングを行い、イベントを通して交流を深めました。

✅ イベント後半には、参加者同士のネットワーキングが行われ、年代別グループに分かれて交流を深めました。参加者たちはワインやおつまみなどを楽しみながら、活発なコミュニケーションを展開しました。

さらに読む ⇒ 株式会社イー・ウーマン出典/画像元: https://www.women.co.jp/conf25th/report/evening.html

異なる考えや価値観を受け入れることの大切さを改めて感じました。

佐々木氏は、戦後の日本社会の急成長を支えてきた「同一の環境で育ち、同じように考える人々」による効率的なシステムが、多様性を受け入れられないゆがみを生み出していると指摘し、異なる考えや価値観が混ざり合うことで、より良い社会を実現できると信じています。また、イー・ウーマンを非営利団体ではなく、企業として活動させている理由として、働く女性を中心とする「スマートコンシューマ」の提案を企業や官庁が費用を出して手に入れることで、働く女性の提案に経済的価値があると認識させたいという考えと、自分と違う考え方を受け入れることを習慣づけることで、日本社会の変革を促進したいという2つの理由を挙げています。

佐々木さんの言葉は、すごく考えさせられるわ。

人物像とプライベート

佐々木かをりさんは、多岐にわたる活動を通して、女性が活躍できる社会づくりに貢献されています。

国際女性ビジネス会議の仕掛け人」佐々木 かをりさんに聞く
国際女性ビジネス会議の仕掛け人」佐々木 かをりさんに聞く

✅ 佐々木かをりさんは、20年以上続く「国際女性ビジネス会議」のプロデューサーであり、ダイバーシティの第一人者として活躍されています。

✅ 同会議は、1000人規模で、参加者満足度が99%以上と高い人気を誇ります。今年は40名を超えるスピーカーが登壇し、参加者と登壇者の距離が近く、共に議論する熱気に満ち溢れているとのことです。

✅ 佐々木さんは、日本の女性が活躍できる場が増えてきた一方で、ジェンダーギャップ指数が111位になったことに触れ、男性リーダーたちに「外圧」としてこのランキングを活用し、より積極的に女性活躍推進に取り組むべきだと訴えています。

さらに読む ⇒アヴァンティオンライン|働く女性のLife Designマガジン出典/画像元: https://www.e-avanti.com/47885

ジェンダーギャップ指数が低いのは問題ですね。男性リーダーたちももっと意識改革が必要だと思います。

佐々木かをりさんは、株式会社ユニカルインターナショナルと株式会社イー・ウーマンを設立した実業家であり、女性の社会進出を推進する活動をしています。結婚した夫や子供については公表されていませんが、2人の子供がいることは明らかになっています。小泉進次郎議員に対して「結婚して子供を作らないと!」と発言したことが話題になりましたが、これはダイバーシティ推進のための行動だと説明されています。

佐々木さんって、すごくパワフルな女性だな。

佐々木かをり氏のように、女性の社会進出を促進し、ダイバーシティ経営を推進していくことが、これからの社会には必要不可欠です。

🚩 結論!

💡 佐々木かをり氏は、女性の社会進出を経済合理性の視点から提唱しています。

💡 女性の力を生かすことで日本経済が成長すると主張しています。

💡 女性の活躍を促進するための具体的な取り組みを行っています。