東芝、非上場化へ!TOB成立で株主構成はどう変わる?東芝の再建と非上場化とは!?
💡 東芝は2023年4-12月期に赤字を計上し、経営再建を進めています。
💡 2024年4-6月期に黒字転換を果たし、中期経営計画では売上高と営業利益の拡大を目指しています。
💡 東芝は非上場化し、国内連合によるTOBで買収される予定です。
それでは、東芝の今後の経営戦略について、詳しく見ていきましょう。
東芝の中期経営計画と黒字転換
東芝は、赤字転落からどのように立て直していくのか、注目されています。
✅ 東芝は2023年4-12月期連結決算で1070億円の赤字を計上し、前年同期から黒字から赤字に転落しました。
✅ キオクシアホールディングスの業績悪化や製品保証引当金の計上などが赤字の要因となっています。
✅ 東芝は経営再建に向けた状況が依然厳しい状況にあり、24年3月期の決算発表時までに次期中期経営計画を取りまとめるとしています。
さらに読む ⇒ニュースイッチ by 日刊工業新聞社出典/画像元: https://newswitch.jp/p/40690黒字転換は喜ばしいですが、経営再建はまだ道半ばですね。
東芝は、2027年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表しました。
売上高を14%拡大し、営業利益を9.5倍に引き上げることを目標に掲げ、最大4000人規模の人員削減や固定費削減など、構造改革を進めます。
計画では、社会に求められる企業への変身を目指し、再成長の基盤を作るとしています。
東芝は、2024年4〜6月期に383億円の黒字を達成し、2年ぶりに黒字転換しました。
これはキオクシアホールディングスの業績回復による持ち分法投資損益の改善が要因です。
売上高は6%増の7491億円、営業利益は25%増の143億円でした。
電力機器販売の増加や防衛関連製品、鉄道駅向け機器の販売が好調に推移したことが業績を押し上げています。
経営再建って大変そうだけど、東芝は頑張ってほしいわ。
東芝の非上場化とTOB
東芝の非上場化は、経営安定化に繋がるのでしょうか?。
公開日:2023/09/21
✅ 東芝は、日本産業パートナーズ(JIP)を中心とする国内連合による株式公開買い付け(TOB)が成立し、年内にも上場廃止となる見通しです。これは、2015年の不適切会計問題発覚以降、8年にわたる経営混乱に終止符を打つものとなります。
✅ TOBは、8月8日から9月20日まで実施され、買い付け価格は1株あたり4620円でした。国内連合は、半導体大手ロームや中部電力、オリックスなど、メガバンクからの融資を含め、総額2兆円規模で東芝を買収します。
✅ 東芝は、経営方針を巡って対立した海外ファンドなどの「物言う株主」の影響を排除し、成長を阻害していた短期的な株主還元要求からの脱却を目指しています。今後、データ関連事業などの成長に注力しますが、事業規模縮小によって巨額の投資資金捻出が課題となります。
さらに読む ⇒読売新聞オンライン : ニュース&お得サイト出典/画像元: https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230921-OYT1T50296/物言う株主の影響力は大きかったみたいですね。
東芝は、過去の経営危機による物言う株主の増加と複雑な株主構成を解消するために、非上場化による安定した株主構成の実現を目指しています。
このため、日本産業パートナーズ (JIP) などの国内連合による株式公開買い付け (TOB) を受け、年内に上場廃止となる見込みです。
TOBは8日から始まり、9月20日まで応募を受け付けます。
成立には3分の2以上の応募が必要で、成立後も応募が9割未満の場合は臨時株主総会を開き、上場廃止の議案を諮ります。
TOB価格は4620円で、JIP などの国内 20 社超が出資し、メガバンクなどが融資を行います。
買収後、国内連合が東芝の唯一の株主となり、再成長を目指します。
非上場化って、何のこと?
東芝の過去の経営問題と再建への取り組み
東芝は過去の問題からどのように教訓を得て、再建を進めているのでしょうか?。
公開日:2023/03/11
✅ 東芝の経営再建を巡り、日本産業パートナーズ(JIP)陣営が買収案を最終提案しました。
✅ 買収額は出資を含め約2兆円規模で、銀行団からの融資約束を受けて資金調達も完了しました。
✅ 東芝は提案内容を精査し、取締役会で最終的な判断を行う予定です。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20230209/k00/00m/020/071000cJIP陣営による買収は、東芝の未来にとって良い選択となるのでしょうか?。
東芝は、過去に不正会計や米原発子会社の巨額損失などの問題を抱えていましたが、第三者割当増資や日本産業パートナーズ(JIP)傘下での経営再建に取り組んでいます。
24年3月期の連結決算は748億円の赤字となりましたが、インフラ事業などは堅調に推移しています。
東芝は、JIPの買収によって、再び成長軌道に乗るだろう!
東芝の経営再建は、今後の動向が注目されます。
💡 東芝は2024年4-6月期に黒字転換し、中期経営計画に基づき再成長を目指しています。
💡 東芝は、非上場化により、安定した株主構成を実現し、長期的な経営戦略に集中できるようになります。
💡 東芝は、過去の経営問題から学び、再建を進めています。