JDIは復活できるのか?経営再建と有機ELへの挑戦キャロン氏による改革とは!!!
💡 JDIは経営再建のため、いちごアセットマネジメント系ファンドから1008億円の資金調達を行いました。
💡 JDIはスマートフォン向け液晶パネルの低迷により、2020年度も黒字化は厳しい状況です。
💡 JDIは、車載向けなど、新たな事業分野への進出を図り、収益改善を目指しています。
それでは、JDIの現状と今後の展望について、詳しく見ていきましょう。
JDIの経営危機とキャロン氏による改革
JDIは、経営再建のため、いちごアセットマネジメント系ファンドから1008億円の資金調達を行いました。
これは、JDIが当初予定していた台湾・中国企業連合からの支援が、業績悪化により実現しなかったためです。
✅ ジャパンディスプレイ(JDI)は、経営再建のため、いちごアセットマネジメント系ファンドの「いちごトラスト」から1008億円の資金調達を行いました。
✅ これは、JDIが当初予定していた台湾・中国企業連合からの支援が、業績悪化により実現しなかったためです。
✅ JDIは1000億円を超える債務超過に陥っており、さらに経理担当幹部の着服事件による不適切会計処理が発覚するなど、経営は厳しい状況です。
さらに読む ⇒M&A Online - M&Aをもっと身近に。出典/画像元: https://maonline.jp/articles/who_is_ichigos_ceo_scott_callon200203JDIの経営状況は厳しい状況ですね。
資金調達できたのはひとまず安心ですが、今後の事業再生がどうなるのか、注目していきたいですね。
ジャパンディスプレイ(JDI)は、液晶パネルメーカーとして業績低迷が続いており、2020年4~12月期は229億円の最終赤字を計上しました。
主要顧客である米アップル社のスマホに有機ELディスプレイの採用が増加したことが、JDIの液晶パネルの受注減少に繋がっています。
JDIは業績回復に向けて、体制の刷新を図り、2020年12月末に菊岡稔前社長が退任し、独立系投資顧問会社のいちごアセットマネジメント社長でJDIの会長を務めていたスコット・キャロン氏がCEOに就任しました。
キャロン氏は、JDIの課題として、技術力の高さに対して事業モデルが弱く、収益基盤が構築されていないことを指摘しています。
JDIは、既存事業の構造改革と新規事業の創出を軸とする経営方針を打ち出して、事業モデルの転換や新事業の創出によって持続的な成長を目指しています。
キャロン氏は、前任の菊岡氏と二人三脚では改革が遅くなるとして、CEOに就任し、迅速な意思決定と実行によって、JDIの黒字転換を目指しています。
JDI、大変ですね。有機ELに移行するのは、コスト面も考えると難しいんじゃないかな。
JDIの苦境と有機ELへの挑戦
JDIは、スマートフォン向け有機ELパネルの量産を開始する。
石川工場に試作ラインを整備し、技術確立後に国内に量産ラインを構築する。
✅ ジャパンディスプレイ(JDI)は、2018年春にスマートフォン向け有機ELパネルの量産を開始する。
✅ 石川工場に試作ラインを整備し、技術確立後に国内に量産ラインを構築する。
✅ アップルが2018年に発売するiPhoneに有機ELパネルを採用する予定で、JDIはアップル本社に赴き、量産計画を伝え受注交渉を始める。
さらに読む ⇒ニュースイッチ by 日刊工業新聞社出典/画像元: https://newswitch.jp/p/2807有機ELパネルの量産開始は、JDIにとって大きな転換期ですね。
アップルからの受注獲得、期待したいですね。
ジャパンディスプレイ(JDI)は、スマートフォン向け液晶パネルの低迷により、2020年度も黒字化は厳しい状況です。
外部資金の導入で債務超過は解消しましたが、主力のスマホ向け液晶は低迷が見込まれ、今後の主戦場となる有機ELディスプレーへの参入が課題となっています。
JDIは、日立製作所、東芝、ソニーの液晶パネル部門が統合し、官民ファンドの支援を受けて発足しました。
しかし、量産技術を重視しなかったこと、主力顧客であるアップルのiPhone向け液晶パネル『フルアクティブ』の出荷遅延などにより、上場後から7年連続の赤字となっています。
アップルは今後、新型iPhoneに有機ELを採用するとみられ、JDIは有機ELへの本格参入が急務となっています。
しかし、サムスン電子とLGディスプレイの韓国2社が先行する中で、本格的な設備投資はリスクが高い状況です。
JDIは、アップル向けに有機ELの専用工場を立ち上げる可能性も検討していますが、サムスンがアップルから補償金を得ている現状では、JDIもアップルとの有利な条件での交渉が必要です。
JDIは、資金面での危機は回避しましたが、事業面の展望は厳しい状況です。
今後の経営再建には、スマホ向け液晶の回復と有機ELへの本格参入が不可欠となります。
有機ELって、画面が綺麗なのよね?新しいスマホ、楽しみだわ!
JDIの業績悪化と下方修正
JDIは、25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益が168億円の赤字となり、前年同期に比べ赤字幅が縮小しました。
しかし、通期の同損益は従来予想の266億円の赤字から393億円の赤字に下方修正され、赤字幅が拡大する見通しとなりました。
✅ ジャパンディスプレイは25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益が168億円の赤字となり、前年同期に比べ赤字幅が縮小しました。
✅ しかし、通期の同損益は従来予想の266億円の赤字から393億円の赤字に下方修正され、赤字幅が拡大する見通しとなりました。
✅ 赤字額は前期末の純資産を45.9%毀損する規模であり、会社側が発表した上期実績と通期計画に基づくと、下期(10-3月期)の連結最終損益は224億円の赤字となる見込みです。
さらに読む ⇒Yahoo!ファイナンス - 株価・最新ニュース出典/画像元: https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/681d21441fdf2361311fa9e7ce449285e2aa64f9赤字幅が拡大する見通しとのこと、厳しい状況ですね。
JDIの今後の事業戦略に期待したいです。
ジャパンディスプレイ<6740>東証Pは、25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益が168億円の赤字(前年同期は287億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
しかし、通期の同損益を従来予想の266億円の赤字→393億円の赤字(前期は443億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。
赤字額は前期末の純資産を45.9%毀損する規模となった。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は103億円の赤字(前年同期は164億円の赤字)に赤字幅が縮小したが、売上営業損益率は前年同期の-11.3%→-18.0%に急悪化した。
売上高は前年同期比-14.2%減少し、営業益、経常益、最終益はそれぞれ前年同期比で赤字幅が縮小した。
通期では売上高は前年比-18.8%減少し、営業益、経常益、最終益はそれぞれ前年比で増加する見通し。
下期(10-3月期)の連結最終損益は224億円の赤字(前年同期は156億円の赤字)に赤字幅が拡大する見通し。
3ヵ月業績の推移では、売上高は前年同期比-29.7%減少し、営業益、経常益、最終益はそれぞれ前年同期比で赤字幅が縮小した。
売上営業損益率は前年同期の-11.3%→-18.0%に悪化した。
下方修正か、まだ厳しいな。でも、車載向けとかに力を入れてるみたいだから、今後の展開に期待だな。
JDIの業績改善の兆し
株式会社ジャパンディスプレイ(JDI)は、フランスの自動車部品メーカーフォルシアと共同で、車載コクピット向け32.1インチ横長ディスプレイのプロモーションを開始することを発表しました。
✅ 株式会社ジャパンディスプレイ(JDI)は、フランスの自動車部品メーカーフォルシアと共同で、車載コクピット向け32.1インチ横長ディスプレイのプロモーションを開始することを発表しました。
✅ このディスプレイは、将来の自動運転を想定し、手動運転時は運転に必要な情報を表示し、自動運転時はエンターテイメント・スクリーンとして使用できるよう、センターコンソールに移動する設計となっています。
✅ JDIとフォルシアは、互いの専門知識を活かし、ユーザーエクスペリエンスを向上させる革新的な車載ディスプレイの開発を目指しており、自動運転やカーシェアリングが進む中で、車内空間の利用方法を大きく変える可能性を秘めています。
さらに読む ⇒株式会社ジャパンディスプレイ出典/画像元: https://www.j-display.com/news/release/detail/20190226000000.html車載向けディスプレイの開発は、JDIにとって新たな成長の場になりそうですね。
自動運転の普及とともに、需要も拡大していくでしょう。
ジャパンディスプレイ(JDI)は、2024年4〜6月期の連結決算を発表し、最終損益が65億円の赤字(前年同期は122億円の赤字)だった。
車載向けなどのディスプレーの出荷が増加した一方、液晶パネルの構造的な供給過剰は続いている。
売上高は前年同期比6%増の559億円、営業損益は70億円の赤字(同138億円の赤字)だった。
同社は赤字体質脱却のために固定費削減を進めており、東浦工場の譲渡益約17億円を特別利益に計上した。
25年3月期の通期予想は据え置き、売上高は前期比7%減の2218億円、最終損益は266億円の赤字を見込み、11年連続で最終赤字となる。
車載ディスプレイ、いいですね!車内空間も進化していく時代、楽しみです。
JDIの事業多角化と新たな挑戦
JDIは、スマートフォン向け液晶ディスプレー事業において、中国市場への進出を強化し、高価格帯のスマホ向けに採用が拡大している。
✅ ジャパンディスプレイ(JDI)は、スマートフォン向け液晶ディスプレー事業において、中国市場への進出を強化し、高価格帯のスマホ向けに採用が拡大している。しかし、デザイン性が高い有機ELディスプレーへの対抗策として、4辺の額縁をなくした新型液晶「フルアクティブ」や曲げられる液晶を開発し、2018年の量産を目指している。
✅ JDIは、スマートフォン以外の分野への事業拡大も進めており、車載、VR、パソコン、サイネージ、医療用モニターなどへの参入を目指している。プラットフォーム戦略として、電子ペーパーや次世代通信「5G」など、外部企業との協業も推進している。
✅ JDIは、印刷方式の有機ELディスプレーを開発するJOLDEを子会社化し、2016年に21.6型の4Kディスプレーを開発した。印刷方式は、蒸着方式に比べ、薄型、軽量、低コストを実現できる利点がある。JDIは、高精細化が可能な蒸着方式の有機ELディスプレーの量産も目指しており、顧客のニーズに応じて、印刷方式と蒸着方式の両方を活用していく方針である。
さらに読む ⇒日刊工業新聞 電子版出典/画像元: https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00417687JDIは、スマートフォン以外の分野への事業拡大も進めており、車載、VR、パソコン、サイネージ、医療用モニターなどへの参入を目指しています。
ジャパンディスプレイ(JDI)は、2025年3月期の業績予想を下方修正し、純損益が393億円の赤字になると発表しました。
売上高も418億円引き下げて1800億円を見込みます。
車載用やスマートウォッチ向けのディスプレー販売が苦戦している影響です。
JDIはディスプレー事業の多角化を進める方針を表明しました。
これは、ディスプレー専業では赤字から脱却できないとして、新たな事業分野への進出を図るためです。
同社は、これまでディスプレー専業を貫いてきましたが、海外企業の参入による過当競争の影響で収益性が低迷していました。
今後は、タッチパネルなどのセンサー事業や、ディスプレー技術のライセンス提供など、新たな事業を展開することで収益改善を目指します。
ジャパンディスプレイ(JDI)は、2025年3月期の業績予想を下方修正し、純損益が393億円の赤字になると発表しました。
これは、車載用やスマートウォッチ向けのディスプレー販売が苦戦しているためです。
同社は、これまでディスプレー専業でしたが、赤字脱却のため事業多角化を進めると発表しました。
経営陣は報酬減額を検討しており、同社は11期連続の赤字となる見込みです。
JDI、頑張ってね!応援しています。
JDIは、経営再建に向けて、有機ELへの参入や車載向けなど、新たな事業分野への進出を図っています。
今後の展開に注目していきましょう。
💡 JDIは、経営再建のため、いちごアセットマネジメント系ファンドから1008億円の資金調達を行いました。
💡 JDIは、スマートフォン向け有機ELパネルの量産を開始し、アップルからの受注獲得を目指しています。
💡 JDIは、車載向けディスプレイの開発など、新たな事業分野への進出を図り、収益改善を目指しています。