Diamond Edge Logo Menu opener

富士山初冠雪、今年は観測史上最遅?異常な高温の影響とは!?

2024年、富士山は観測史上最も遅い11月6日に初冠雪!温暖化の影響か? 気象台は地球温暖化が一因と見ています。

富士山初冠雪、今年は観測史上最遅?異常な高温の影響とは!?

📘 この記事で分かる事!

💡 2024年の富士山の初冠雪は、11月6日に観測され、過去最遅の記録を更新しました。

💡 初冠雪の定義や観測条件、温暖化との関連について解説します。

💡 今年の異常な高温が、初冠雪遅れの要因となっている可能性についても考察します。

それでは、最初の話題から詳しく見ていきましょう。

2024年、富士山の初冠雪が観測史上最も遅い記録を更新

2024年の富士山の初冠雪はいつ観測され、これは過去何年で最も遅い記録だった?

11月6日、1991年以降最も遅い

それでは、今年話題となっている富士山の初冠雪について詳しく見ていきましょう。

富士山、2024年の初冠雪はいつ? 最も遅い記録を更新

公開日:2024/10/28

富士山、2024年の初冠雪はいつ? 最も遅い記録を更新

✅ 2023年10月5日現在、富士山の初冠雪がまだ観測されていない。

✅ 平年より気温が高い日が続いていることが要因とみられ、観測史上最も遅かった1955年と2016年の10月26日を更新する可能性もある。

✅ 29日午後から30日にかけて山梨県内は雨となり、山頂付近は雪が降る可能性があるため、今週末に初冠雪が観測される可能性がある。

さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20241028/k00/00m/040/328000c

今年の初冠雪は、例年よりもかなり遅かったですね。

地球温暖化の影響もあるのでしょうか。

2024年の富士山の初冠雪は11月6日に観測され、平年より36日遅く、昨年より33日遅い記録となりました。

これは、1991年の統計開始以来最も遅い記録です

富士山では、5日夜から6日朝にかけて降水があり、静岡県側では広範囲に雪が積もったとみられます。

山梨県側では雪が降った範囲は狭かったものの、甲府地方気象台から冠雪が確認されました。

今年の初冠雪は、2016年の10月26日を12日も更新する遅さとなりました。

2016年には9月25日に静岡県側から雪化粧した富士山が見られたものの、統計上は観測されませんでした。

一方、今年は11月5日までに、ウェザーニュースアプリの利用者からの目撃情報や富士吉田市からの初雪化粧宣言もなかったため、正真正銘の最も遅い記録と言えます。

うん、確かに。でも、まだ11月だし、これから寒くなるから雪も降るんじゃないかな。

初冠雪の定義と観測条件

初冠雪の定義、富士山では?

山頂白く見えること

続いて、初冠雪の定義と観測条件について説明します。

富士山で「初冠雪」 統計開始以来 最も遅い観測(気象予報士 日直主任 2024年11月07日)
富士山で「初冠雪」 統計開始以来 最も遅い観測(気象予報士 日直主任 2024年11月07日)

✅ 2023年11月7日(立冬)に富士山で初冠雪が観測され、甲府地方気象台の統計開始以来、最も遅い初冠雪となりました。

✅ 初冠雪は平年(10月2日)より36日遅く、昨年(10月5日)より33日遅く、1955年と2016年の10月26日を更新して最も遅い初冠雪となりました。

✅ 初冠雪は、山麓の気象官署から見て、山頂付近が初めて積雪などで白く見えることを指し、麓の気象台から確認できることが条件です。

さらに読む ⇒日本気象協会 tenki.jp - tenki.jp出典/画像元: https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2024/11/07/30890.html

なるほど、初冠雪って、山麓の気象台から見えることが条件なんですね。

知らなかった。

初冠雪は、山麓の気象官署から見て、山頂付近が初めて積雪などで白く見えることを指し、山に登って雪が降っていることや、麓から雪が見えない場合、初雪とは異なります。

また、麓から見えることが条件で、山にいくら雪が積もっていても、雲に邪魔されて見えない場合も初冠雪にはなりません。

富士山の初冠雪は、「一日の平均気温が、その年の最も高い日」の後に、山頂付近が雪などによって白く見える様子が、甲府地方気象台から見えたことが、観測の条件です

そうなんだ!じゃあ、山に雪が積もってても、雲で隠れて見えなかったら、初冠雪じゃないってこと?

富士山初冠雪、ついに観測!

今年の富士山の初冠雪はいつ?

11月7日

それでは、今年の富士山の初冠雪について、詳しく解説していきます。

富士山の初冠雪、ようやく発表 統計開始から130年で最も遅い記録
富士山の初冠雪、ようやく発表 統計開始から130年で最も遅い記録

✅ 富士山では、11月6日に初冠雪が観測され、平年より36日遅く、昨年より33日遅く、過去最晩の記録を更新しました。

✅ 初冠雪の定義は、甲府地方気象台から富士山が雪で覆われているのが確認されたときであり、麓や静岡県側から雪化粧が見えたとしても、甲府地方気象台から見えない場合は発表されません。

✅ 今年の初冠雪は、11月5日までにウェザーニュースアプリへの目撃情報や富士吉田市からの初雪化粧宣言がなく、統計開始から130年で最も遅い記録となりました。

さらに読む ⇒【ウェザーニュース】天気 - 台風・地震・防災情報|予報精度No.1出典/画像元: https://weathernews.jp/s/topics/202411/070085/

11月6日に初冠雪が観測されたんですね。

過去最遅の記録だなんて、驚きです。

2024年11月7日、富士山で初冠雪が観測され、甲府地方気象台の統計開始以来最も遅い記録となりました。

平年より36日遅く、昨年より33日遅く、過去の記録を更新しました。

一昨日から寒気が流れ込み、富士山頂に雪雲がかかり、今朝は晴れて麓から雪が積もった富士山が見られました。

初冠雪は、山麓の気象官署から見て、山頂付近が初めて積雪などで白く見える状態を指し、その年の最も高い気温を記録した日以降でなければなりません

また、麓から見えることが条件で、雲に邪魔されて見えない場合は初冠雪とはなりません。

うっわ、過去最遅記録か。今年は、ほんまに暖かったなぁ。

今年の異常な高温が初冠雪遅れの要因か

今年の富士山、初冠雪はいつ?

来週7日頃かも

さて、今年の初冠雪が遅れている原因について、詳しく見ていきましょう。

富士山いまだ初冠雪せず 統計開始130年で「最遅」更新中 山頂の10月平均気温゛史上最高゛1.6℃が影響か
富士山いまだ初冠雪せず 統計開始130年で「最遅」更新中 山頂の10月平均気温゛史上最高゛1.6℃が影響か

✅ 2024年11月現在、富士山では例年ならすでに降っているはずの初冠雪が観測されておらず、1894年の統計開始以来最も遅い記録を更新中です。

✅ 今年の初冠雪が遅れている原因は、10月の平均気温が過去90年以上で最も高く、雪が降る気温まで下がらないためです。例年であれば秋の移動性高気圧に覆われて気温が下がるのですが、今年は夏の太平洋高気圧の影響が強く、気温が下がらず雪が降らなかったと考えられます。

✅ 一方で、ラニーニャ現象の影響で今後冬型の気圧配置が強まる可能性があり、冬は寒くなる見込みです。そのため、今年の気温変化は例年と大きく異なる可能性があり、今後の推移が注目されます。

さらに読む ⇒@S[アットエス]出典/画像元: https://www.at-s.com/life/article/ats/1589461.html

今年の夏は本当に暑かったですからね。

初冠雪が遅れるのも納得です。

今年の夏は過去最高気温を記録し、9月、10月も異例の暑さが続いたため、富士山でも雪が降る条件が整いませんでした

来週7日頃には、寒気が流れ込み、雨から雪に変わる可能性があり、初冠雪が観測されるかもしれません。

うん、今年は異常な高温だったから、雪降るのも遅くなるよね。

富士山の初冠雪、温暖化の影響も懸念される

富士山、初冠雪いつ?

130年で最遅

最後は、富士山の初冠雪と温暖化の関係について解説します。

富士山頂付近に雪 気象台から観測できれば130年で最遅「初冠雪」(朝日新聞デジタル)
富士山頂付近に雪 気象台から観測できれば130年で最遅「初冠雪」(朝日新聞デジタル)

✅ 富士山の山頂付近が6日に雪で覆われたことが、朝日新聞社機からの観測で確認されました。

✅ 例年、甲府地方気象台が「初冠雪」を発表しますが、この日は山頂付近が雲で見えなかったため発表は見送られました。

✅ 気象台は、地球温暖化の影響で観測史上最も遅い初冠雪になる可能性が高く、今後数日中に観測される見込みだと発表しています。

さらに読む ⇒Yahoo!ニュース出典/画像元: https://news.yahoo.co.jp/articles/46eefa930f26d92e207195830b3168feafeb4303

温暖化の影響で、初冠雪が遅れているという話も耳にするようになりましたね。

その他の山々でも初冠雪が観測され、横津岳、朝日岳、龍山、男体山、浅間山などでは平年より遅れて初冠雪が発表されました。

2024年11月3日現在、富士山は初冠雪を迎えておらず、甲府気象台130年の観測史上、最遅記録を更新中。

2022年は9月30日、2023年は10月5日に初冠雪を観測したのに対し、今年は10月中に初冠雪の便りは届かず、1894年の観測開始以来、初めて11月に持ち越しとなった。

一方、北海道旭岳の初冠雪は10月20日で、136年間で最も遅い記録となり、富山県の立山も1939年の観測開始以来、11月に持ち越したのは2016年の2日と1977年の9日の2回だけで、少なくとも過去2番目の遅さとなることが確定した。

青森県の八甲田山は10月20日に初冠雪を記録し、平年より1日遅れ、2023年よりは1日早い。

富士山の初冠雪は気象条件に加え、山頂に積雪があっても雲にさえぎられて目視できない場合は発表されないため、一概に温暖化の影響とは言えないものの、2000年と比べて2023年、2024年はだいぶ後ろずれしている。

近年、日本の山岳地帯では初冠雪が遅れる傾向がみられており、温暖化の影響が懸念されている。

6日、朝日新聞社機が富士山山頂付近に雪を確認しました。

例年甲府地方気象台が発表する「初冠雪」は、この日は雲で見えなかったため見送られました。

1894年以降、最も遅い初冠雪は10月26日ですが、今年はそれを上回る可能性が高く、気象台は地球温暖化が一因と見ています。

10月の山頂平均気温は観測史上最高を記録し、降雨も雪にならず初冠雪が遅れたようです。

今後は7日朝に観測の可能性があり、その後は気温上昇が見込まれているため、早くても11日になる見通しです。

一方、ふもとの山梨県富士吉田市は、6日朝に山頂付近の雪を確認し、独自に「初雪化粧」を宣言しました。

今年は例年より気温が高く、10月29日現在も富士山に雪が降っておらず、130年の観測史上最も遅い初冠雪となっています

通常は10月初旬に雪が積もる富士山ですが、今年の遅さは気候変動の影響が懸念されます。

1894年からの記録では、初冠雪が最も遅かったのは1955年と2016年の10月26日でしたが、今年の記録を更新しました。

温暖化って、本当に怖いね。富士山も影響されちゃってるんだ。

このように、今年の富士山の初冠雪は、観測史上最遅の記録となりました。

地球温暖化の影響も懸念されますので、今後の推移が注目されます。

🚩 結論!

💡 2024年の富士山の初冠雪は、11月6日に観測され、過去最遅の記録を更新しました。

💡 初冠雪は、山麓の気象官署から見て、山頂付近が初めて積雪などで白く見えることを指し、麓の気象台から確認できることが条件です。

💡 今年の初冠雪が遅れた原因として、異常な高温が挙げられます。地球温暖化の影響も懸念されています。