イタリアの義務教育ってどんな感じ?イタリアの義務教育とは!?
🇮🇹イタリアの義務教育、知ってる?小学校5年、中学校3年!幼稚園も義務化予定!少人数制で、英語はもちろん、他の外国語も学べるよ!日本の6-3-3制とは違うシステム、高校は5年間!大学進学や就職に繋がる卒業試験も!イタリアの教育システム、ちょっと覗いてみませんか?
💡 イタリアの義務教育は小学校から高校2年までの10年間です。
💡 夏休みが長く、冬休みもあるため、日本とは異なる学校生活を送ります。
💡 高校は義務教育ですが、入学費用や教材費、交通費がかかります。
それでは、イタリアの義務教育について詳しく見ていきましょう。
イタリアの義務教育の概要
イタリアの学校制度、義務教育はどのくらい?
小学校と中学校が義務
イタリアの義務教育は、日本の義務教育とは少し異なる部分があるようですね。
公開日:2024/05/14

✅ イタリアの義務教育は小学校から高校2年までの10年間で、日本より1年長い。夏休みは6月半ばから9月頭までと長く、クリスマスから新年にかけて冬休みもあるため、学校以外の自由時間が多く、学年末には発表重視の授業と大量の課題が待ち受ける。
✅ イタリアの高校には部活制度はなく、体育の時間もないため、学校は小さく、一クラス20人程度。高校は義務教育のため、入学税、教材費、交通費を負担する必要がある。
✅ 中学校では第2外国語が必修で、卒業試験には筆記試験に加え、3年間で学んだことを論文にまとめた口述試験がある。高校は大学進学、就職など進路別に3種類あり、高校2年生までが義務教育で、高校5年間の修了認定である「マトゥリタ」に合格すると大学進学が可能になる。
さらに読む ⇒イタリア食材専門通販ショップ ベリッシモ出典/画像元: https://www.bellissimo.jp/blog/chiacchiere_20201209/イタリアの義務教育は、日本の義務教育と比べて、自由な時間が多く、課題が多いという印象を受けました。
イタリアの義務教育は、小学校(5年間)と中学校(3年間)を義務とし、近年は幼稚園への就学率が高く、2023年から幼稚園も義務化される予定です。
小学校は「スクオーラ・エレメンターレ」と呼ばれ、1クラス20名前後の少人数制です。
履修科目はイタリア語、算数、英語、歴史、地理、理科、技術、美術、音楽、体育、そして宗教(任意)などです。
中学校は「スクオーラ・メディア」と呼ばれ、小学校の科目に加え、英語以外の外国語(フランス語、スペイン語、ドイツ語など)の履修が義務付けられています。
中学校卒業には、「テルツァ・メディア」と呼ばれる国家試験に合格する必要があります。
へぇ、イタリアの学校って、部活も体育もないのか。日本の学校の体育祭とか、文化祭みたいなイベントは、どうなってるんだ?
イタリアの義務教育の構成と特徴
イタリアの義務教育期間は?
5+3+5=13年間
イタリアの義務教育、日本とは違うんですね。
公開日:2024/04/04

✅ イタリアの義務教育は小学校入学(6歳)から16歳までの10年間で、小学校から高等学校まで、9月始まりで1月1日生まれ〜12月31日生まれが同じ学年になります。
✅ 小学校では担任が5年間変わらず、宗教(カトリック)は任意科目となっていますが、教師不足により音楽や体育の授業ができない学校が増え、午前中のみ授業で午後は宿題という学校も増えています。
✅ 中学校は3年制で、修了には国家試験の゛Terza Media゛に合格する必要があり、高等学校は5年制で、修了には国家試験の゛Maturità゛に合格する必要があります。
さらに読む ⇒Luglitalia!出典/画像元: https://luglitalia.com/2024/04/04/educazione/イタリアの義務教育は、日本と比べて、学年の始まりが9月なんですね。
イタリアの義務教育は、日本の6-3-3制とは異なり、小学校は5年間、中学校は3年間、高校は5年間という構成です。
小学校は6歳から11歳までの子どもが通い、入学年齢は子どもの成長に合わせて親が判断できます。
日本の学校のように午後1時半頃に終了し、給食はありません。
高校では、2年間の一般教養の後、専門分野を学びます。
高校卒業にはマトゥリタと呼ばれる卒業試験があり、大学進学や職業訓練の進路選択に大きく影響します。
イタリアの学校では、宗教の授業が任意科目なんですね。日本みたいに、みんなが同じ授業を受けるわけじゃないんだ。
イタリアの義務教育における落第と進路選択
イタリアの義務教育は日本の制度とどう違う?
柔軟性があり、進路変更も容易
イタリアの義務教育には、落第制度があるんですね。
公開日:2022/08/24

✅ イタリアの学校制度は、小学校5年、中学校3年、高校5年と、日本と異なる年数制となっています。小学校は6歳から始まり、2020年12月31日までに6歳になった子どもは9月から1年生に入学しますが、希望すれば4月31日までに6歳になる子どもも入学可能です。
✅ イタリアの学校では、小学校では勉強について行けなかった児童、中学校以上では欠席の多い生徒が落第することがあります。落第に対する悲壮感はなく、同級生の中に年齢が異なる生徒がいることも珍しくありません。
✅ 高校は文系、理系、技術系など様々なコースに分かれており、1年目で進路選択を間違えた場合は転校することもあります。イタリアの義務教育期間は6歳から16歳で、高校途中で終了するため、仕事を始めるなど様々な理由で高校2年で退学する生徒もいます。
さらに読む ⇒ITALIANITY(イタリアニティ)ウェブマガジン出典/画像元: https://italianity.jp/lifestyle/schoolinitalyイタリアの義務教育制度は、柔軟性がある一方で、進路選択の難しさもあると感じました。
イタリアの義務教育では、小学校で落第制度が存在し、勉強についていけなかったり、欠席が多い生徒は落第することがあります。
しかし、落第は日本のように悲壮感はありません。
高校では、文系、理系、技術系、芸術系など、将来の進路に合わせたコースがあり、1年目で進路選択を間違えた場合は転校することもあります。
また、イタリアでは高校2年で退学する生徒もいるなど、日本の感覚とは異なる部分が多く見られます。
高校2年で退学する生徒もいるって、びっくりしたわ。日本の学校じゃ考えられないわよね。
イタリアの義務教育の時間制と学童保育
イタリアの小学校にはどんな時間割がある?
テンポ・ピエーノとテンポ・モードゥロ
イタリアの義務教育は、時間制も日本と違うんですね。
公開日:2024/07/18

✅ イタリアの義務教育は小学校5年、中学校3年と、日本と同じく11歳までですが、近年は幼稚園も義務化する動きがあります。
✅ 日本とは異なり、小学校の時間制が「テンポ・ピエーノ」と「テンポ・モードゥロ」の2つがあり、前者は8時から16時まで、後者は1週間のうち1~2日は8時から16時、3~4日は昼食前に下校する時間割となっています。
✅ 中学校は卒業試験である「テルツァ・メディア」に合格することが義務付けられており、イタリア語、数学、外国語の筆記試験と口頭試験が行われます。
さらに読む ⇒教育は未知にあふれている出典/画像元: https://soctama.jp/column/knowledge/66024/イタリアの学校の時間制は、日本とは全く違うんですね。
イタリアの義務教育の時間制は、日本の学校とは大きく異なります。
小学校には、「テンポ・ピエーノ」(通常の時間割)と「テンポ・モードゥロ」(短縮時間割)の2つの形態があります。
共働き家庭では「テンポ・ピエーノ」が希望されますが、定員の関係で「テンポ・モードゥロ」になる場合もあります。
そのため、放課後の学童保育「プレ/ポスト・スクオーラ」が重要な役割を担っています。
イタリアの学童保育って、日本の学童保育と比べてどうなのかな?
イタリアの義務教育の課題と高等教育
イタリアの教育制度はどんな課題に直面している?
少子化、財源不足、教師不足
イタリアの義務教育には課題も多いんですね。
公開日:2019/05/29

✅ イタリアの小学校は5年間で、日本の小学校と比べて短く、午後には授業がありません。また、入学年齢は柔軟で、親の判断で翌年入学させることもできます。
✅ イタリアでは高校までが義務教育で、高校は3つのコース(普通科、技術系、職業専門)に分かれており、それぞれ5年間(一部3年で卒業可能なコースもあります)の学習期間を設けています。
✅ イタリアの大学は歴史が古く、政府の援助を受けているため、学費が安く、学生にとって比較的通いやすい環境にあります。大学卒業後は大学院に進学することもできます。
さらに読む ⇒留学会社の比較サイト|【あの国で留学】理想の留学のはじまり出典/画像元: https://anokuni.com/educational-system/ita/イタリアの義務教育は、日本の義務教育と比べて、大学進学率が高いと感じるので、高等教育への意識が高いのかもしれません。
イタリアの義務教育は、少子化、財源不足、教師不足などの課題を抱えています。
また、日本の教育制度とは異なる点が多く、時間制や学童保育の存在など、文化的な背景が色濃く反映されています。
イタリアの大学は歴史が古く、学費が安いのが特徴です。
大学卒業後は大学院に進学することも可能です。
エリート育成のための特権階級養成学校であるScuolanormalesuperioreは、ノーベル賞受賞者を多く輩出しています。
音楽院、芸術院、舞踏院など、専門分野に特化した学校もあります。
イタリアの大学は、学費が安いんですね。日本の大学は、学費が高いから、大変ですよね。
今回の記事では、イタリアの義務教育について様々な角度から見てきましたが、日本とは異なる文化や制度を感じました。
💡 イタリアの義務教育は小学校から高校2年までの10年間です。
💡 夏休みが長く、冬休みもあるため、日本の学校とは異なる学校生活を送ります。
💡 高校は義務教育ですが、入学費用や教材費、交通費がかかります。