結婚式場運営会社「グラヴィス」が破産！？なぜ？結婚式業界の現状とは！？
結婚式場運営会社「グラヴィス」が経営破綻！少子化やコロナ禍が追い打ちをかけ、17億円の負債を抱え、業界の厳しい現状を浮き彫りに。結婚式を予定していたカップルや従業員への影響は深刻です。
💡 愛知県名古屋市の結婚式場運営会社「株式会社グラヴィス」が、2023年7月に事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。
💡 負債総額は約15億円と見込まれており、約85組のカップルが結婚式をキャンセルせざるを得ない状況に。
💡 グラヴィスの破産は、結婚式業界を取り巻く厳しい状況を反映している。
それでは、結婚式場運営会社『グラヴィス』の破産について詳しく見ていきましょう。
グラヴィスの設立と事業
グラヴィスは何年に設立された？
1997年
グラヴィスは、愛知県名古屋市で3つの結婚式場を運営していたんですね。
✅ 愛知県名古屋市の結婚式場運営会社「株式会社グラヴィス」が、7月17日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。
✅ 同社は少子化や結婚式を挙げないカップルの増加による需要低迷、コロナ禍による結婚式の中止・延期による売上急減、設備投資による多額の借入金が重なり、資金繰りが悪化し、事業継続が困難になった。
✅ 負債総額は約15億円と見込まれている。
さらに読む ⇒不景気.com - 不況を乗り切る不景気ニュースブログ出典/画像元: https://www.fukeiki.com/2023/07/gravis-wedding.html従業員は約300名だったとのことですが、大変なことです。
1997年7月7日、愛知県名古屋市中区に本社を置く結婚式場運営会社、株式会社グラヴィスが設立されました。
代表者は野村恭正氏で、従業員は約300名を擁していました。
グラヴィスは3つの結婚式場を運営していました。
それは、セレブレーション！ステラ、アリラガーデンリゾート、そしてグランダルシュウエディングヒルズです。
うん、少子化の影響もあるし、結婚式を挙げないカップルも増えているからな。
グラヴィスの経営破綻
グラヴィス倒産の主な原因は？
複合的な要因
グラヴィスの破産が、多くのカップルに大きな影響を与えているんですね。
✅ 2023年7月に愛知県で3つの式場を運営していた「グラヴィス」が破産し、約85組のカップルが結婚式をキャンセルせざるを得ない状況に。中には、支払った約450万円が返ってこなかった人もいる。
✅ 結婚式を3か月後に控えていた平野さん夫婦は、式場から破産通知が届き、契約金10万円も返金されず、結婚式の準備は全て無駄になってしまった。平野さん夫婦は、式場側が経営状況について事前に説明すべきだったと訴えている。
✅ グラヴィスは破産に関する説明会を開催したが、返金は難しいと説明しただけで、具体的な救済策は示されなかった。元社員は、経営状態が悪化している兆候を感じながらも、経営陣から説明がなく、不安を抱えながら仕事をしていたと語る。
さらに読む ⇒TBS NEWS DIG出典/画像元: https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/1121276?display=1450万円の返金がないというのは、本当につらいですね。
しかし、2023年8月、グラヴィスは経営破綻し、負債は約17億円が見込まれています。
倒産の原因は複合的です。
少子化の影響、ジミ婚の普及による顧客単価の低下、広告費や改装費等の増加による赤字経営、そして新型コロナウイルスによる結婚式需要の減少などが挙げられます。
結婚式をキャンセルしたカップルは、かわいそうだね。
結婚式業界を取り巻く課題
結婚式業界、今何が深刻？
厳しい状況が続く
コロナ禍の影響は、結婚式業界にも大きく出ているんですね。
✅ 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ブライダル業界は大きな打撃を受け、2020年度の結婚式場各社の収益棄損総額は約9500億円に達し、約27万組が結婚式を延期したと推定されています。
✅ 結婚式場では、ゲストとカップルの安心安全を確保するため、さまざまな感染対策が実施されています。オンライン化やハイブリッド型結婚式など、新しいスタイルの結婚式も普及し始めています。
✅ ブライダル業界は、「NEW NORMAL for HAPPY WEDDING宣言」を策定し、感染対策や衛生管理、新郎新婦への丁寧な説明など、安心安全な結婚式の実現を目指しています。
さらに読む ⇒株式会社リクルート出典/画像元: https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/2021/0616_8931.htmlオンライン化やハイブリッド型結婚式など、新しいスタイルも出てきていますね。
グラヴィスの経営破綻は、結婚式業界を取り巻く厳しい状況を反映しています。
少子化による結婚式件数の減少、結婚式の規模縮小、そしてコロナ禍の影響が重なり、結婚式場業界は大きな打撃を受けています。
グラヴィスの事例は、業界全体が抱える課題の深刻さを示しています。
結婚式業界も、時代に合わせて変わっていかないとダメだな。
グラヴィスの破綻が与える影響
グラヴィス破産、結婚式予定のカップルにどう影響？
深刻な影響
グラヴィスの破産は、結婚式業界に大きな影響を与える可能性がありますね。
公開日:2021/09/03
✅ テイクアンドギヴ・ニーズは、新型コロナウイルスの影響で結婚式が激減し、2020年3月期決算では純資産が大きく減少した。
✅ 同社は、緊急事態宣言中は結婚式が中止となり、第1四半期には結婚式が82組と大幅に減少し、借入額が急増した。
✅ 銀行からの融資は、コロナ枠の融資を受け、返済計画について話し合いを進めている。
さらに読む ⇒ダイヤモンド・オンライン出典/画像元: https://diamond.jp/articles/-/281313テイクアンドギヴ・ニーズも、新型コロナウイルスの影響で苦戦しているんですね。
グラヴィスの破産は、関係者を衝撃に陥れました。
従業員の生活や、結婚式を予定していたカップルへの影響は計り知れません。
グラヴィスの経営破綻は、結婚式業界の現状を浮き彫りにし、今後の業界のあり方を考える上で重要な教訓となるでしょう。
厳しい時代になったね。
グラヴィスの破産は、結婚式業界の課題を浮き彫りにしました。
今後の業界のあり方が問われています。
💡 結婚式場運営会社「グラヴィス」が、2023年7月に事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。
💡 負債総額は約15億円と見込まれ、約85組のカップルが結婚式をキャンセルせざるを得ない状況に。
💡 グラヴィスの破産は、少子化やコロナ禍の影響など、結婚式業界を取り巻く厳しい状況を示している。
