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データセンター投資競争、AI時代の覇権争い?(データセンター、生成AI、OpenAI)AI時代を支えるデータセンター投資競争、各社の戦略とは

生成AIの進化が加速!世界中で次世代データセンターへの投資が活発化。NTT、さくらインターネット、ソフトバンク、GMOなど、日本企業もAI向けDC事業で存在感を示し、日立はOpenAIと提携。省エネ・高性能なデータセンター構築競争が激化し、株価も上昇。AI時代のインフラ投資最前線を読み解く!

データセンター投資競争、AI時代の覇権争い?(データセンター、生成AI、OpenAI)AI時代を支えるデータセンター投資競争、各社の戦略とは

📘 この記事で分かる事!

💡 生成AIの急速な発展に伴い、AI演算処理に特化した次世代データセンターへの需要が世界的に高まっている。

💡 NTT、さくらインターネット、ソフトバンク、GMOインターネットグループなど、大手企業がAI用途のデータセンター事業に積極投資。

💡 日立製作所は、OpenAIとの提携を発表。データセンター関連での連携を強化し、市場に大きなインパクト。

本日は、生成AIの進化とともに活況を呈するデータセンター市場について、最新情報をお届けします。

各社の戦略から、今後の展望まで、詳しく見ていきましょう。

AI時代の幕開けとデータセンターへの期待

AI時代、データセンター投資で注目企業は?

NTT、さくら、ソフトバンク、GMOなど。

生成AIの進化は、データセンターに新たな需要を生み出しています。

今回は、さくらインターネットの動向から、AI時代のデータセンター投資の現状を紐解きます。

さくらインターネットが生成AI向け「高火力 PHY」のGPU拡張計画、2024年度上期に2000基整備

公開日:2024/02/28

さくらインターネットが生成AI向け「高火力 PHY」のGPU拡張計画、2024年度上期に2000基整備

✅ さくらインターネットは、生成AI向けクラウドサービス「高火力 PHY」の拡張計画を発表しました。NVIDIA H100 Tensor コア GPUを搭載し、現在は長期コミットプランを提供していますが、時間単位での貸し出しなどプラン拡充を検討しています。

✅ 提供開始から間もないものの、多くの顧客から関心が寄せられており、特にIT企業以外の業種からの需要が高い傾向が見られます。

✅ GPUクラウドサービスの拡大に向けて、石狩データセンターを約48億円かけて拡張。2025年3月期の上期中に、当初予定の2000基のGPU整備を完了させる予定です。

さらに読む ⇒BUSINESS NETWORK|ビジネスネットワーク出典/画像元: https://businessnetwork.jp/article/19180/

さくらインターネットのGPUクラウドサービス拡充は、AI需要の高まりを象徴していますね。

特にIT企業以外の業種からの需要が高いとのこと。

今後の成長が楽しみです。

生成AIの急速な発展に伴い、AI演算処理に最適化された次世代データセンター(DC)への需要が世界的に高まっています。

この波は日本にも押し寄せ、通信大手やIT企業が積極的な投資に乗り出しています。

NTT、さくらインターネット、ソフトバンク、GMOインターネットグループといった有力銘柄が、AI用途に対応したデータセンター事業を展開し、成長を目指しています。

なるほど、生成AIの進化がデータセンター投資を加速させているわけですね。これはまさに、金のなる木。各社の動向を注視して、次の投資機会を伺うとしますか。

各社の戦略と競争優位性

データセンター事業、各社の強みは?特徴的な取り組みは?

NTT:光技術、さくら:国産クラウド、ソフトバンク:AI、GMO:GPU

各社がしのぎを削るデータセンター事業。

NTT、さくらインターネット、ソフトバンク、GMOインターネットグループは、それぞれ異なる強みを活かし、競争を繰り広げています。

AI社会の実現に向けた、IOWN APNによるGPUの3拠点分散データセンター構築を世界で初めて成功
AI社会の実現に向けた、IOWN APNによるGPUの3拠点分散データセンター構築を世界で初めて成功

✅ NTT Comは、IOWN APNで接続された3拠点のデータセンターにNVIDIA H100 GPUサーバーを分散配置し、NVIDIA NeMoを用いた大規模言語モデル tsuzumiの学習実証実験に世界で初めて成功した。

✅ 今回の実証では、IOWN APNの高速・低遅延接続により、3拠点に分散したGPUサーバー間でのデータ転送を効率化し、単一のデータセンターとほぼ同等の学習性能を達成した。

✅ 今後は、本実証の結果を踏まえ、全国への分散データセンター展開を進め、GPUリソースの最適配置、電力コスト削減、多様な運用パターンへの対応を目指す。

さらに読む ⇒記事掲載数No.1 プレスリリース配信サービス出典/画像元: https://www.atpress.ne.jp/news/430271

NTTのIOWN構想による光技術を活用したデータセンターは、省電力、大容量、低遅延を実現するんですね。

これは、競争優位性につながりますね。

各社は独自の強みを活かしてデータセンター事業を展開しています

NTTは、IOWN構想による光技術を駆使し、省電力・大容量・低遅延の通信基盤を構築しています。

さくらインターネットは、国産クラウド事業者として大規模GPUクラウド基盤に投資し、国内で制御可能な計算基盤の重要性に対応しています。

ソフトバンクは、AI向けデータセンターの自社開発を進め、「超知性」の時代に向けた計算基盤を構築しています。

GMOインターネットグループは、既存のネットインフラ事業を基盤に、GPUクラウド事業に進出し、新たな成長領域を開拓しています。

各社が独自の技術で競い合ってるってことね。データセンターって、もはやインフラ以上の存在になってるんじゃない?技術革新がすごいわ。

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日立とOpenAIが電撃提携!AIデータセンター向け送配電設備供給で合意。生成AI技術も共同開発。株価急騰!未来を拓くビッグコラボ。