CPI、日本経済はどうなる？物価上昇の現状と今後の見通しは？2025年夏、物価上昇の行方

それでは、まず物価上昇の現状について、詳しく見ていきましょう。

経済指標との出会い

こんにちは。

この章では、日本の経済指標として重要なCPIについて解説します。

CPIとは、消費者物価指数のことで、経済状況を測る上で非常に重要な指標です。

消費者物価指数（CPI） 総合 4.0% コアコアCPI 3.0% ※22年12月

公開日:2023/02/02

✅ 2022年12月分の消費者物価指数（CPI）は、総合指数が前年同月比4.0%上昇、生鮮食品を除く総合（コアCPI）も4.0%上昇、生鮮食品及びエネルギーを除く総合（コアコアCPI）は3.0%上昇という結果でした。

✅ コアコアCPIは、物価の基調を把握するために、CPIから変動の大きい食料品（酒類を除く）とエネルギーを除いて算出され、金融関係者から注目されています。

✅ 消費者物価指数は、全国の世帯が購入する財やサービスの価格変動を測定し、各種経済施策や年金の改定などに利用されています。

さらに読む ⇒報道 ニュース 統計 データ情報配信・政治経済国際・AAANEWS出典/画像元: https://aaanewsjapan.com/cpi-consumer-price-index-japan-202212/

コアCPIの上昇率は鈍化傾向にあるものの、市場予想を上回る結果となりました。

円高や原油安の影響は、今後の経済状況にも影響を与えそうです。

2025年7月、日本の経済は複雑な様相を呈していました。

消費者物価指数（CPI）の最新データが発表され、その数値は経済の現状を映し出す鏡となりました。

CPIは、家計が購入する商品やサービスの価格変動を指数化したもので、「経済の体温計」とも呼ばれ、国の経済施策や金融政策の判断材料として重要な役割を果たしています。

コアCPI（生鮮食品を除く総合指数）は前年比3.1%上昇しましたが、これは前月の3.3%から0.2ポイント縮小したものでした。

市場予想（3.0%）をわずかに上回る結果です。

この上昇の背景には、円高と原油安による燃料費の低下があり、電気・都市ガス代が押し下げられたことが大きく影響しています。

なるほど、コアCPIの上昇率が鈍化しているのは良い傾向ですね。ただ、市場予想を上回ったというのは、まだ予断を許さない状況ということですね。企業の動向にも注目ですね。

物価上昇の裏側

この章では、物価上昇の裏側について掘り下げていきます。

食料品価格の高騰や、様々な要因について詳しく見ていきましょう。

消費者物価（全国25年4月）－食料の上昇ペースが一段と加速

✅ 2025年4月のコアCPI（生鮮食品を除く）は前年比3.5%と、5ヶ月連続で3%台を記録。電気・ガス代の補助金縮小、食料価格の高騰が主な要因。

✅ 物価上昇品目数が5ヶ月連続で増加し、4月には上昇品目の割合が79.7%に達した。特に食料品の値上がりが顕著で、米類や加工食品を中心に上昇。

✅ 2025年夏場にはコアCPI上昇率が3%を割り込む見込み。食料品価格の上昇ペースが加速しており、輸入物価の再上昇や米価格の高騰が影響している。

さらに読む ⇒ シンクタンクならニッセイ基礎研究所 出典/画像元: https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=82026?site=nli

食料品の値上げが家計に大きな負担を与えていることがわかります。

特に米関連品目の上昇は影響が大きいです。

今後の対策が急務ですね。

しかし、物価上昇の裏側には異なる現実が広がっていました。

エネルギー価格は1年4ヶ月ぶりにマイナスに転じたものの、食料品（生鮮食品除く）は8.3%と高水準を維持。

特に米、寿司、おにぎりなどの米関連品目が二桁増と、家計に大きな負担を与えています。

鶏卵、ジャム、チョコレート、コーヒー豆など、日常的に消費される品目も価格が上昇していました。

専門家は、食料品価格の上昇は、輸入物価の上昇、人件費や物流費の高騰、そして企業による値上げに対する抵抗感の低下が複合的に影響していると分析しています。

2025年4月のコアCPIは3.5%上昇し、2023年1月以来の高水準を記録していることからも、物価上昇の圧力は依然として強いことが伺えます。

ほんま、食料品の値上がりはキツイよね。お米とか、毎日食べるもんばっかりやし。専門家の分析とかも、もっと詳しく聞きたいわ。