大櫃直人氏のスタートアップ支援!メガバンクからPEファンド社外取締役就任までの軌跡とは?元みずほ銀行常務大櫃直人氏のスタートアップ支援と、ミダスキャピタル社外取締役就任
みずほ銀行で約4000社のスタートアップを支援し、NHKにも出演した大櫃直人氏。大企業の顧客からスタートアップ支援へ転換し、IPOやM&Aを駆使して日本のエコシステム構築に貢献。ミダスキャピタルの社外取締役に就任し、金融ノウハウを活かしてグローバルな視点での投資戦略をサポート。成長企業を支え続ける大櫃氏の挑戦と未来へのビジョンとは?
💡 大櫃直人氏は、みずほ銀行でスタートアップ支援に尽力し、数多くの企業を融資を通じて成長させた。
💡 エコシステム構築のため、融資制度構築やVCとの連携、政府機関との連携等で貢献した。
💡 INTLOOPとの出会いをきっかけに、M&A支援の重要性を認識し、上場後の企業支援を強化した。
本日は、スタートアップ支援で活躍された大櫃直人氏の軌跡を辿り、その功績と今後の展望についてご紹介していきます。
黎明期の経験とスタートアップ支援への転換
みずほ銀行大櫃氏、スタートアップ支援のきっかけは?
大企業の取引縮小とミッションコンプリート重視。
大櫃直人氏は、みずほ銀行常務として年間約1000社のスタートアップを訪問し、融資を通して成長を支援しました。
現場主義を貫き、スタートアップの『気配値』を重視したそうです。

✅ NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」で、日本のスタートアップ企業を支援してきた元みずほ銀行常務の大櫃直人さんに密着。
✅ 大櫃さんは、年間約1000社の企業を訪問し、融資の際に企業の「気配値」(経営者の性格や考え)を重視することで、メルカリやマネーフォワードなど数多くのスタートアップを育ててきた。
✅ 番組では、メガバンクのトップ営業マンである大櫃さんの、現場主義と、バンカーとしての葛藤と挑戦に迫る。
さらに読む ⇒TVガイドWeb出典/画像元: https://www.tvguide.or.jp/news/news-3264406/大櫃氏の現場主義、バンカーとしての葛藤、挑戦が凝縮されたドキュメンタリーだったと思います。
多くの中小企業を支えた経験、素晴らしいですね。
大櫃直人氏は、みずほ銀行で長年法人業務に従事し、スタートアップ支援に尽力してきた人物です。
1990年代後半の黎明期からスタートアップの世界を経験し、その後のM&Aなどを経て、大企業の顧客との取引縮小を機に、本格的にスタートアップ支援へと舵を切りました。
氏のミッションコンプリートを重視する姿勢は、支店の業績維持という課題解決のため、常務の承認を得てスタートアップ支援を開始したことにも表れています。
その支援は、約4000社に及ぶスタートアップを訪問し、500社以上に融資するという実績に繋がり、NHKのドキュメンタリー番組でも特集されるほどでした。
いやー、気配値ですか。まさに目利きですね。融資先を見抜く力、経営者として非常に興味があります!
エコシステム構築への貢献と多角的な支援
みずほ銀行が支援するイノベーション企業とは?
AI、IoT、バイオ・ヘルスケアなどです。
大櫃直人氏は、日本のスタートアップ・エコシステムの整備に貢献するために、様々な活動を行いました。
融資やVCとの連携を通じて、エコシステムを構築したそうです。
公開日:2025/09/03

✅ ヒューリックの大櫃氏とINTLOOPの林氏による対談記事の冒頭部分であり、日本のスタートアップを取り巻く課題と可能性を探求する内容。
✅ 大櫃氏はメガバンクでのスタートアップ支援の経験を語り、融資制度構築やVCとの連携、政府関係機関との連携などを通じて日本のスタートアップ・エコシステムの整備に貢献したことを説明。
✅ 上場後の企業支援の重要性と、INTLOOPとの協業に至った経緯を説明。特にM&Aにおける銀行の迅速な対応が重要であるという観点を示している。
さらに読む ⇒INTLOOP株式会社出典/画像元: https://www.intloop.com/intloopventures/interview/%E7%89%B9%E5%88%A5%E5%AF%BE%E8%AB%87%EF%BC%9A%E9%87%91%E8%9E%8D%E3%83%BB%E6%94%BF%E7%AD%96%E3%83%BB%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%81%AE%E6%9C%80%E5%89%8D%E7%B7%9A%E3%81%8B%E3%82%89%E8%A6%8B/エコシステム構築への貢献は素晴らしいですね。
IPOやM&Aを含めた多様な支援も、今後のスタートアップにとって重要になるでしょう。
大櫃氏は、みずほ銀行イノベーション企業支援部長として、スタートアップのエコシステム発展には、成功企業の増加とシリアルアントレプレナーの育成が不可欠であると考え、日本のエコシステム構築に貢献しました。
みずほ銀行は、AI、IoT、バイオ・ヘルスケアなどのイノベーション企業を支援しており、IPOやM&Aを含めた多様な形で支援を強化。
渋谷支店長時代には約20社のIPOをサポートした実績があります。
現在は、ビジネスマッチング、融資、エクイティ投資、M&A支援を基盤とし、2年目からは大企業とスタートアップのマッチングを支援するオープンイノベーションも推進しています。
また、成長途上の上場企業へのM&A支援も強化しています。
大櫃さんのように、様々な機関と連携し、上場後の企業も支援する体制を作るのは、すごいことだよね。日本のスタートアップを強くしたいって気持ちが伝わってくるわ。
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上場後企業の課題解決へ。大櫃氏とINTLOOPの出会いから、ミダスキャピタル社外取締役に。長期的な成長支援と、金融経験を活かしたグローバル戦略に注目!