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『鉄道デザインの教科書』とは?鉄道車両デザイナー南井健治氏の軌跡を紐解く!(書籍、鉄道デザイン、南井健治氏?)南井健治氏の書籍『鉄道車両デザインの教科書』徹底解説!

鉄道デザイナー南井健治氏が贈る『鉄道車両デザインの教科書』。JR特急「ハイパーサルーン」や関空特急「はるか」を手がけた氏が、30年以上の経験を凝縮!単なる装飾ではない、車両の"真の価値"をデザインする秘訣を伝授。デザインの基礎から実務、国内外事例まで網羅し、名車誕生の理由に迫る。鉄道デザインの未来を拓く、必読の一冊が誕生!2025年6月18日発売。

『鉄道デザインの教科書』とは?鉄道車両デザイナー南井健治氏の軌跡を紐解く!(書籍、鉄道デザイン、南井健治氏?)南井健治氏の書籍『鉄道車両デザインの教科書』徹底解説!

📘 この記事で分かる事!

💡 本書は、鉄道車両のデザインプロセス、デザイナーの思考、実例を通して、鉄道車両デザインの全体像を解説する。

💡 鉄道車両のデザインにおける色や形の意味合い、名車誕生の背景を理解できる内容となっている。

💡 本書は、鉄道ファンだけでなく、事業者やメーカー関係者も必読のデザイン教科書となっている。

今回は、2025年6月に発売予定の南井健治氏の著書『鉄道車両デザインの教科書』について、詳しくご紹介していきます。

鉄道デザインへの道:南井健治氏の軌跡

鉄道デザイナー南井健治氏、手掛けた代表的な列車は?

ハイパーサルーン、はるか、ドバイメトロなど。

鉄道デザインの世界へようこそ。

第一章では、本書の著者である南井健治氏のキャリアと、鉄道デザインへの情熱に迫ります。

彼の軌跡を辿りながら、鉄道デザインの奥深さを探求しましょう。

鉄道車両デザイナーの知見が公開、元近畿車輛・南井健治の著書『鉄道車両デザインの教科書』発売

公開日:2025/08/26

鉄道車両デザイナーの知見が公開、元近畿車輛・南井健治の著書『鉄道車両デザインの教科書』発売

✅ 元近畿車輛の鉄道車両デザイナー、南井健治氏の著書『鉄道車両デザインの教科書』がイカロス出版から発売。

✅ 本書は、鉄道車両のデザインプロセス、デザイナーの思考、実例などを通して、鉄道車両デザインの全体像を解説。

✅ 鉄道車両のデザインにおける色や形の意味合い、名車誕生の背景を理解できる内容となっている。

さらに読む ⇒FREENANCE(フリーナンス) byGMO | フリーランスを、もっと自由に。出典/画像元: https://freenance.net/media/news/39750/

鉄道車両のデザインにおける色や形、そして名車誕生の背景について深く理解できると聞くと、非常に興味深いですね。

実例を通して解説されるとのことなので、より具体的に理解できそうです。

鉄道デザイナーである南井健治氏は、京都市立芸術大学で工業デザインを学び、近畿車輛に入社しました。

当初はデザインが「色と柄」の担当とされ衝撃を受けたものの、JR初の特急「ハイパーサルーン」や関空特急「はるか」、ドバイメトロの新型車両など、100以上の列車のデザインを手がけ、鉄道デザインのあり方を問い直す時代において注目を集めました。

彼は、30年以上にわたり鉄道車両デザインに携わり、近畿車輛での豊富な経験を活かし、現在はフリーランスとして活動しています。

なるほど、デザインが『色と柄』からスタートしたという話は面白いね。そこから100以上の列車を手がけるって、まさにサクセスストーリーだ!デザインって、やっぱり色んな要素が絡み合って、価値を生み出すもんだからな!

デザインの本質:包括的な視点

鉄道デザインの本質とは?付加価値以上の価値とは?

目的や頻度に応じた、本当の価値の創出。

第二章では、デザインの本質、つまり鉄道車両のデザインが持つ価値について掘り下げていきます。

インダストリアルデザインの父、レイモンド・ローウィの考えを参考に、デザインの本質に迫ります。

レイモンド・ローウィ(Raymond Loewy)

公開日:2024/05/10

レイモンド・ローウィ(Raymond Loewy)

✅ レイモンド・ローウィは、「インダストリアル・デザインの父」と呼ばれ、流線型デザインを特徴とし、口紅から機関車まで幅広い製品のデザインを手掛けた。

✅ ローウィは、スチュードベイカーのロゴやエクソンのロゴなど、数多くの世界的ブランドのロゴデザインも担当した。

✅ 彼は複写機のデザインからキャリアをスタートし、鉄道車両のデザインやロゴデザイン、パッケージデザインなど、20世紀を代表するデザイナーとして活躍した。

さらに読む ⇒広告デザイン事務所AMIX出典/画像元: https://amix-design.com/asoboad/blog-1035-34201.html

レイモンド・ローウィのような著名なデザイナーの例を挙げて、デザインの価値を説いているのは、とても分かりやすいですね。

製品全体の価値を創出するプロセスという表現も、デザインの本質を捉えていると感じました。

南井氏は、鉄道車両のデザインを、企画、計画、設計から、色や形といった狭義のデザインまで包括するものと捉えています。

経営戦略や販売戦略をも巻き込んだ、製品全体の価値を創出するプロセスと定義し、インダストリアルデザインの先駆者レイモンド・ローウィの例を挙げ、デザインが製品の価値を高めることを示唆しています。

しかし、鉄道車両においては、付加価値だけでなく、その目的に合った本当の価値を創ることが重要だと述べています。

クルーズトレインと地下鉄車両を例に、利用目的や頻度によって異なる価値観が存在すると指摘しています。

デザインが製品の価値を高めるのは、よーく分かるわ。でも、鉄道車両みたいな公共性の高いものって、見た目だけじゃなくて、利用する人のことを考えた価値作りが大事よね。クルーズトレインとか地下鉄とか、用途によって価値観が違うっていうのは、まさにその通りだわ。

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鉄道車両デザインの教科書、登場! 社会の変化に対応するデザインとは? 基礎から実務、海外事例まで網羅。鉄道デザインの全てがここに!