笏本縫製とSHAKUNONE:地方の町工場から世界へ!ネクタイに込めた想いとは?SHAKUNONEの軌跡:ネクタイブランド成功への道
岡山県津山市の縫製工場を継いだ笏本達宏氏。かつては倒産の危機にあった会社を、手作りにこだわるネクタイブランド「SHAKUNONE」として再生させた。著名人も愛用するこのネクタイは、顧客との絆を深め、年間4000本を販売。幼少期の経験と職人たちの想いを胸に、地方の町工場から世界へ羽ばたくサクセスストーリー!ギフト需要も高く、大切な人への゛お守り゛として愛されている。
💡 地元岡山県津山市の縫製会社、笏本縫製の3代目社長が手がけるネクタイブランドSHAKUNONEの成功の秘密に迫ります。
💡 美容師から家業を継ぎ、自社ブランドを立ち上げるまでの苦悩と決意、そしてそこから成功を掴むまでの道のりをご紹介します。
💡 高品質なネクタイの魅力と、顧客との繋がりを大切にするSHAKUNONEのブランド戦略、未来への展望を紐解きます。
それでは、本日は笏本縫製と、そこから生まれたネクタイブランドSHAKUNONEについて、3つのポイントに分けてご紹介していきます。
美容師から縫製の世界へ:決意の原点
美容師から縫製業へ転身!笏本氏を突き動かしたものは?
家業の危機と母親の体調、そして決意です。
笏本達宏氏は、美容師としてキャリアをスタートさせましたが、家庭環境や母親の体調不良がきっかけで家業を継ぐ決意をします。
縫製の世界へと飛び込むことになった彼の原点とは。

✅ 4世代で暮らす家庭環境で育った著者は、両親の離婚や貧しい暮らしの中で、家業を継ぐことに抵抗を感じ、美容師を目指す。
✅ 美容師として働き始めるも、母親の体調不良をきっかけに縫製会社を手伝うことになり、そこで技術力の高さや家業への思いを再認識し、継承を決意する。
✅ バブル崩壊後の縫製業界の現状を受け、下請けからの脱却を目指し、自社ブランドの確立やネクタイ製造に力を入れるようになる。
さらに読む ⇒ツギノジダイ|中小企業の事業承継や経営課題の解決に役立つメディア出典/画像元: https://smbiz.asahi.com/article/14833157家業を継ぐまでの葛藤、そして縫製技術への興味や、下請けからの脱却を目指す姿勢が印象的ですね。
バブル崩壊後の業界の現状を知り、自社ブランドを立ち上げる決意も素晴らしいです。
岡山県津山市で生まれた笏本達宏氏は、美容師としてキャリアをスタートさせた。
しかし、幼い頃から「家業は継がない」と決めていたにも関わらず、母親の体調不良と会社の現状を目の当たりにし、家業である笏本縫製を継ぐ決意をする。
それは、祖母が創業した縫製工場が抱える、厳しい現実を知ったからだった。
当時、会社は下請け仕事が中心で、海外への価格競争による仕事の減少、多額の借金、職人の給料を支払うのもやっとの状況だった。
いやあ、私も親の会社を継ぐって決断は、相当な覚悟がいると思うんだよね。でも、そこから這い上がって、自社ブランド作って成功させるなんて、まさにミリオネアのストーリーだ!
苦難の道のり:自社ブランド立ち上げと葛藤
家業継承で母に反対された笏本氏、何から這い上がった?
ネクタイ製造と自社ブランド立ち上げ!
SHAKUNONEの立ち上げは、業界の慣習を覆す挑戦でした。
様々な苦難を乗り越え、自社ブランドを成長させた秘訣に迫ります。
そこには、顧客との絆を深めるための、ある転機がありました。

✅ 岡山県の町工場が、業界のタブーを破り自社ネクタイブランド「SHAKUNONE」を立ち上げ、首相や大統領も着用するブランドへと成長させた。
✅ 100%下請けからの脱却を目指し、SNSでの発信や百貨店での直販を通じて認知度を高め、顧客との直接的なつながりを大切にした。
✅ 視覚障碍を持つ顧客からの言葉が転機となり、製品の品質への自信と地道な努力が実を結び、ブランド成功へと繋がった。
さらに読む ⇒@DIME アットダイム出典/画像元: https://dime.jp/genre/1969564/下請けからの脱却を図り、自社ブランドを立ち上げるのは並大抵のことではなかったでしょうね。
苦難を乗り越え、品質への自信を胸に地道な努力を重ねた結果が実を結んだということですね。
笏本氏は、家業を継ぐ際に母親から猛反対を受けた。
全くの素人だった笏本氏は、ボタン一つまともに付けられない状態からスタートした。
2006年、海外への工場移転と価格競争により業績が悪化する中、職人を守るためにネクタイ製造を開始。
2015年には自社ブランド「SHAKUNONE」を立ち上げる。
しかし、それは業界の慣習に反するものであり、取引先との関係が悪化するなど苦難を味わう。
ブランド立ち上げ当初は販売ノウハウがなく、売上は伸び悩んだ。
しかし笏本氏は品質への自信を胸に、地道な努力を積み重ねていく。
うーん、最初からうまくいくことなんて、そうそうないもんね。でも、そこで諦めずに、自分を信じて努力を続けたからこそ、今の成功があるんでしょうね。素晴らしいわ。
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大切な人を想う“お守り”ネクタイ「SHAKUNONE」。手仕事と想いが込められた一本は、著名人も愛用。地方の町工場から世界へ羽ばたいた、その感動の物語。