安倍首相の全国一斉休校要請は本当に必要だったのか?政府の判断とは!?
安倍首相が全国一斉休校を要請!感染拡大防止策は有効か?学校現場、家庭への影響は?休校の背景、課題、そして今後の対策とは?
💡 安倍首相による全国一斉休校要請の詳細
💡 休校要請に至るまでの経緯
💡 全国一斉休校の課題と懸念
それでは、詳しく見ていきましょう。
安倍首相による全国一斉休校要請
安倍首相が休校を決断した最大の理由は?
五輪開催への影響
新型コロナウイルスの感染拡大は、世界中で深刻な問題となっています。

✅ 2020年2月、政府は新型コロナウイルス対策として全国の小中高校への臨時休校要請を発表。しかし、政府専門家会議への相談もなく、休校措置の根拠や詳細な計画が示されなかったため、現場や国民に大きな混乱と不安をもたらしました。
✅ 休校要請は、官邸主導で行われ、教育現場や自治体は対応に追われました。また、学童保育や給食などの対応が遅れたこと、休校措置が感染拡大防止に効果があったのか疑問視されていることなど、様々な問題点が指摘されています。
✅ 日本小児科学会は、休校措置は子どもの感染例が少ないことを踏まえ、流行阻止効果が乏しいだけでなく、教育機会の喪失や虐待リスク増加などの弊害があることを指摘しています。
さらに読む ⇒東京新聞 TOKYO Web出典/画像元: https://www.tokyo-np.co.jp/article/43734政府の対応は、国民の不安を煽る結果となってしまいましたね。
2020年2月29日、安倍首相は新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた初の記者会見を行い、国民に直接語りかけました。
政府は専門家会議の意見を参考に、2月26日に大規模イベントの中止や延期を要請し、翌27日には全国の小中高・特別支援学校を対象に3月2日から春休みまで臨時休校を行うよう要請しました。
この休校要請は、政府の専門家会議では検討されておらず、安倍首相がトップダウンで決断したものです。
首相は、政権基盤の揺らぎへの強い警戒感に加え、東京五輪・パラリンピック開催への影響を懸念していたため、休校に踏み切ったと考えられます。
一方、休校の決断は十分な準備や法的根拠が不透明なため、学校現場や各家庭に困惑が広がっています。
さらに、休校に伴い仕事を休まざるを得ない保護者への支援策として、政府は新たな助成金を創設すると発表しました。
安倍首相は、休校要請は「断腸の思い」だったと語り、「責任ある立場として判断しなければならなかったことをご理解いただきたい」と国民に理解を求めました。
また、政府は中小企業支援策として、第2弾の緊急対応策を10日にもまとめると表明し、休校による影響を最小限に抑えるための対策を進めていく姿勢を示しました。
う~ん、なんか、準備不足だったんじゃないかな?
休校要請に至るまでの経緯
安倍首相の休校要請の決め手は?
専門家会議の提言
感染拡大防止は、政府の重要な責務です。

✅ 安倍総理は、新型コロナウイルス感染症対策本部で、感染拡大防止に向けた対策を発表しました。
✅ 主な対策として、全国の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校に対し、3月2日から春休みまで臨時休業を要請しました。
✅ また、スポーツジムなど特定の場所での感染拡大防止に向けた対策を検討し、必要となる法案の準備も指示しました。
さらに読む ⇒首相官邸ホームページ出典/画像元: https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/202002/27corona.html専門家会議の意見を参考に、政府は迅速な対応を取ったようです。
安倍首相が2月27日に全国の小中学校、高校などの臨時休業を要請した背景には、専門家会議の意見と、政府内での「クラスター=集団感染」への危機感の高まりがあったことが挙げられます。
首相官邸は休校措置について、必要に応じて検討を進めていましたが、専門家会議が「ここ1・2週間が瀬戸際」と指摘したことを受けて、具体的な検討が始まりました。
2月25日には専門家会議が「ここ1・2週間が抑え込めるかどうかの瀬戸際」と指摘し、2月26日には大規模なイベント開催の自粛要請や北海道の小中学校の臨時休校開始などを受け、政府は休校措置の実施に向けて動き始めます。
安倍首相は2月27日に臨時休校の実施を表明しますが、この決定は事前に自民党や公明党の幹部には説明されておらず、萩生田文科相も首相の発表に驚きを隠せない様子でした。
官邸内では休校措置の期間や対象について意見が割れていましたが、首相は専門家会議の意見や政府内の危機感を踏まえ、最終的に3月2日から春休みまでの臨時休業を要請する決断をしたとされています。
うちの旦那は、仕事休めなくて、大変だったわ。
全国一斉休校の課題と懸念
全国一斉休校、本当に効果あり?
効果は不確か
休校の影響は、子どもたちの教育にも及んでいます。
公開日:2021/03/02

✅ 2020年2月の全国一斉休校は、学習の遅れ、教員と生徒の負担増加、家庭環境による学習格差拡大など、様々な影響をもたらした。
✅ 特に、オンライン授業の導入は、学習環境の整った生徒には効果的であった一方、家庭環境や学習習慣にばらつきがある生徒にとっては、学習格差の拡大につながる可能性も懸念されている。
✅ 長期休校の影響は、学校教育現場だけでなく、家庭や社会全体にわたっており、今後の教育政策において、これらの課題をどのように克服していくかが重要な課題となっている。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20210226/k00/00m/040/370000c学習格差の拡大は、深刻な問題ですね。
全国の公立小中高・特別支援学校が3月2日から春休み明けまで一斉休校になる可能性が高い。
安部首相が要請すると表明した背景には新型コロナウイルスの感染拡大防止がある。
しかし、この措置は大きな問題点と懸念を孕んでいる。
まず、感染拡大防止に効果があるのか疑問が残る。
保育園や学童保育は継続されるため、子ども同士の感染リスクは依然として高い。
また、塾や予備校も休校対象外であるため、感染拡大防止効果は限定的となる。
さらに、医療福祉従事者の負担増加、子どもたちの学習機会の損失、社会的に弱い立場にある子どもたちへの影響など、社会全体に大きな影響を与える可能性がある。
医療従事者や保育士など、子どもの世話が必要な人にとって、仕事と家庭の両立が困難になる。
また、休校により、子どもたちの学習格差が広がることも懸念される。
特に、経済的に困窮している家庭の子どもたちは、学習機会を失う可能性が高い。
さらに、地方自治体の権限や学校保健安全法との整合性も問題視されている。
学校休校の権限は、地方自治体にあり、政府が全国一斉休校を要請することは、地方自治体の権限を侵害する可能性がある。
今回の全国一斉休校は、感染拡大防止という目的と、社会全体への影響という課題のバランスを取ることが非常に難しい問題である。
政府は、休校による影響を最小限に抑えるための対策を早急に検討する必要がある。
休校の影響は、短期的に見たら、経済は落ち込むけど、長期的に見たら、プラスになることもあるんじゃないかな?
専門家による休校要請に対する意見
全国一斉休校、賛否両論ですが教授の意見は?
教育委員会判断を主張
休校要請は、法的根拠が明確ではありません。
公開日:2020/03/01

✅ 安倍総理の全国一斉休校要請は、法的根拠がなく、地方教育行政に対する越権行為である。
✅ 要請の責任の所在が不明確で、総理と現場の責任が二転三転しており、支離滅裂な状況となっている。
✅ 児童における全国的な感染症の流行という状況証拠がなく、感染防止という目的を達成するためには、専門家の意見を踏まえた更なる議論が必要である。
さらに読む ⇒論座アーカイブ出典/画像元: https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020022900005.html専門家の意見は、政府の政策に大きな影響を与えているようです。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、安倍首相は全国の小学校・中学校・高校・特別支援学校等に、3月2日から春休みまでの期間、臨時休業とするよう要請した。
教授は、学校安全に関心を持つ立場から、感染拡大状況を踏まえ、全国一斉休校もやむなしと評価する一方、臨時休業による学校や家庭の混乱を懸念している。
学校は、卒業式準備など目の前の業務に追われ、感染症対策に十分な備えができていない状況であり、行政のリーダーシップによる全国一斉休校要請は、理解できるとしている。
しかし、学校保健安全法上、感染症予防のための臨時休業は、学校の設置者の権限と定められており、首相や文部科学省ではなく、教育委員会の権限であることを強調している。
さらに、都道府県間の感染者数格差が大きい現状を踏まえ、全国一斉休校ではなく、各教育委員会が各自治体の状況に応じて判断するべきだと主張している。
また、臨時休業によって家庭に新たなリスクが生じる可能性にも触れ、家庭が子供たちの世話や学習支援をどのように行うのか、具体的な対策が必要であると指摘している。
やっぱ、専門家の意見を聞かないと、ダメだよね。
今回の全国一斉休校は、様々な課題を残しました。
💡 休校要請は、政府のトップダウンで行われた
💡 休校要請による影響は、教育現場だけでなく、家庭や社会全体に及んだ
💡 休校の有効性については、専門家の間でも意見が分かれている