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林田絵美氏のキャリアと発達障害支援:過去、現在、そして未来への挑戦?林田絵美氏のキャリアと発達障害支援:過去から現在、そして未来へ

元公認会計士で発達障害当事者の林田絵美氏。リーマンショック、人間関係の苦悩を経て、生きづらさを抱える人々を支援する道へ。大手監査法人での経験から、ビジネススクール「キズキビジネスカレッジ(KBC)」を設立し、発達障害の特性に合わせた就労支援を展開。認知の歪みを克服し、自己肯定感を高める方法を伝授。AI・ITツール活用など、新しい働き方を提案。林田氏の挑戦は、多くの人に希望を与える。

林田絵美氏のキャリアと発達障害支援:過去、現在、そして未来への挑戦?林田絵美氏のキャリアと発達障害支援:過去から現在、そして未来へ

📘 この記事で分かる事!

💡 林田絵美氏は、自身も発達障害(ADHD)の当事者であり、発達障害を持つ人々のキャリア支援に尽力している。

💡 林田氏は、高校時代の経験から生きづらさを抱える人々への支援に関心を持ち、公認会計士の資格を取得した。

💡 現在は、株式会社キズキにおいて、うつ病や発達障害の方々がキャリアを築くためのビジネススクールを運営している。

本日は、株式会社キズキ執行役員の林田絵美さんについて、彼女のこれまでのキャリア、発達障害への向き合い方、そして未来への展望について、詳しくご紹介していきます。

過去との対峙と新たな道

林田絵美さんがキャリア支援を始めたきっかけは?

自身の経験とリーマンショックの体験。

林田絵美さんの生い立ちから、キャリア形成の過程、そして現在に至るまでの活動について、時系列に沿って見ていきましょう。

彼女がどのようにして、現在の活動に行き着いたのでしょうか。

発達障害の人たちもキャリアを歩める社会を築きたい、林田絵美(株式会社キズキ執行役員)のキャリア!

公開日:2024/09/30

発達障害の人たちもキャリアを歩める社会を築きたい、林田絵美(株式会社キズキ執行役員)のキャリア!

✅ 株式会社キズキ執行役員の林田絵美氏は、自身も発達障害(ADHD)の当事者であり、うつ病や発達障害の方々のキャリアを支援する活動を行っている。

✅ 林田氏は、高校時代の経験から生きづらさを抱える人への支援に関心を持ち、公認会計士の資格を取得。海外での経験を経て、PwCあらた有限責任監査法人での統合報告に関する業務などを経験した。

✅ 現在は、株式会社キズキにおいて、うつ病や発達障害の方々がキャリアを築くためのビジネススクール「キズキビジネスカレッジ」を運営し、執行役員として活躍している。

さらに読む ⇒会計ファイナンス人材が人と繋がり、可能性を広げる場出典/画像元: https://cpass-net.jp/column/ofvc4gsh/

高校時代の経験や学生時代の人間関係での苦労が、彼女のキャリアを形成する上で大きな影響を与えたことがわかります。

生きづらさを抱える人々を支援したいという思いが、彼女の原動力となっているんですね。

株式会社キズキの執行役員である林田絵美さんは、自身も発達障害(ADHD)の当事者であり、うつ病や発達障害の方々のキャリア支援を行っています

彼女は高校時代にリーマンショックを経験し、キャリアの選択肢の狭さを感じました。

また、学生時代には人間関係に苦労し、自身の言動が原因で周囲との関係が上手くいかない経験もしました。

これらの経験から、生きづらさを抱える人々を支援したいと考えるようになり、社会学者のウォラーステインの『世界システム論』に触れたことも、弱者への意識を高めるきっかけとなりました。

なるほど、林田さんのバックグラウンドが、今の活動に繋がっているんですね。リーマンショックを経験された方って、やっぱりキャリアに対する意識が高いですよね。私も、バブル崩壊で苦労した経験が活きてるんですよ!

専門性を求めて

リーマンショックから公認会計士へ。その転換の理由は?

キャリア選択肢を広げ、ビジネス支援するため。

次に、林田絵美さんが専門性を高め、キャリアを築き上げていく過程を見ていきましょう。

公認会計士としての経験や、海外でのビジネス経験が、どのように活かされているのでしょうか。

林田絵美(はやしだえみ)
林田絵美(はやしだえみ)

✅ 株式会社キズキの林田絵美氏は、公認会計士試験合格後、PwCあらた有限責任監査法人での経験を経て、教育福祉系スタートアップの株式会社キズキに入社し、現在は経営企画部マネージャーとして、新規事業立ち上げやオペレーション改善などに従事している。

✅ 高校時代に「手に職をつけたい」という思いから公認会計士を目指し、大学時代に試験に合格。合格後の1年間で様々な経験を積んだことが、現在のキャリアに活きていると語っている。

✅ 監査法人での経験を通して、会計士としてのキャリアだけでなく、「生きづらさを抱える人のニーズに応える仕事がしたい」という思いを抱き、マイクロファイナンスやNPOでの活動を通して、その思いを実現するためのキャリアを選択している。

さらに読む ⇒会計士の履歴書出典/画像元: https://kaikeishinorirekisho.com/career/4706/

公認会計士としての専門性を活かし、監査法人での経験を経て、教育福祉系スタートアップのキズキに入社されたんですね。

会計士としてのキャリアだけでなく、生きづらさを抱える人のニーズに応えたいという思いが、彼女のキャリアを形成する上で重要な要素となっているようです。

林田さんは、大学で政治経済を学び、リーマンショックを経験したことで、手に職をつけることの重要性を感じ、公認会計士の資格を取得しました。

これは、自身のキャリア選択肢を広げ、ビジネスを通じて支援を行うためであり、その後の海外でのビジネス経験も、その後のキャリアに大きな影響を与えました

会計士試験合格後、PwCに入社し、統合報告や社会的投資に関心を持ち、アドバイザリー部門で様々な経験を積みました。

具体的には、US-GAAPへのコンバージョン、内部統制、東南アジア会計基準からのコンバージョン、組織再編PMO業務などに従事し、会計士としての多様な関わり方を見出しました。

しかし、大手監査法人での多忙な業務の中で、自身の発達特性によるミスなどに悩み、心身の限界を感じる経験もしました。

社会人1年目にADHDと診断され、自身の生きづらさの根源を知りました。

へー、会計士さんって、色んな世界で活躍できるんですね! あたしも、海外でビジネスする時は、会計士さんに助けてもらったもんだよ。…でも、大手監査法人での激務もあったんですね。大変だったろうなぁ…。

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大手からベンチャーへ!林田氏、発達障害の経験を活かし、生きづらさを抱える人々を支援。ビジネススクールKBCで学ぶ、自己理解とキャリア形成。仕事の悩みを解決し、自分らしく働く方法を提案。