大津祭の曳山って、一体どんなもの?からくり人形が動くってホント!?
💡 大津祭は、滋賀県大津市で行われる、国の重要無形民族文化財に指定されている伝統的なお祭りです。
💡 大津祭の見どころは、なんといっても13基の曳山です。
💡 曳山には、精巧なからくり人形が搭載されており、祭りの期間中は、街を練り歩きます。
それでは、大津祭の魅力について詳しく見ていきましょう。
大津祭の歴史と特徴
それでは、まず大津祭の歴史と特徴についてお話します。

✅ この文章は、SVGのパスデータです。
✅ このパスデータは、ロゴのデザインを表しており、複数のパスが組み合わさって複雑な形状を形成しています。
✅ パスデータは、座標値と曲線コマンドを使用して形状のアウトラインを記述しており、SVG画像レンダリングに使用されます。
さらに読む ⇒中日新聞Web出典/画像元: https://www.chunichi.co.jp/article/784918絵を見るのが好きなので、とても興味深いです。
大津祭は、滋賀県大津市にある天孫神社(四宮神社)の祭礼で、長浜曳山祭、近江八幡の八幡祭と並ぶ湖国三大祭の一つです。
毎年体育の日の前々日が宵宮、次の日が本祭で、13の曳山町から13基の曳山が市内を巡行します。
大津祭の起源は江戸時代のはじめ、慶長~元和年間(1598~1624)にさかのぼります。
鍛冶屋町の塩売治兵衛が狸の面をかぶり踊ったことが始まりとされ、その後屋台が作られ、10年ほどは人力で運ばれていました。
寛永12年(1635)には地車が付けられ、子供たちが曳くようになったとされています。
曳山は、寛永12年から安永五年(1776)までの間に14基が完成しました。
曳山とともに練物(仮装行列)も盛んに行われており、元禄6年(1692)には曳山8ヶ町、練物17ヶ町が参加していました。
大津は近世において、湖上交通の要衝である港町と東海道五十三次の宿場町という両機能を備えて発展した都市でした。
豊かな町人の経済力と文化水準の高さが、曳山や練物に反映されています。
大津祭の最大の特徴は、曳山に搭載されたからくりでしょう。
からくりは、室町時代から風流踊りで使われていたもので、大津町人は江戸時代初期に流行のきざしを見せたからくりを、いち早く曳山に取り入れました。
大津祭の曳山には、見送幕、胴幕、水引幕など、豪華な装飾が施されています。
各曳山町は、唐織、朝鮮織などの高級な織物を用いて、競い合って装飾を制作しました。
歴史深いお祭りなんですね。
2024年大津祭の日程と見どころ
続いて、2024年大津祭の日程と見どころについてご紹介します。

✅ 2014年大津祭の宵宮は大盛況で、多くの観光客が訪れた。
✅ 宵宮では、曳山や提灯、囃子などが美しく飾られ、伝統的な祭りの雰囲気が満載だった。
✅ 翌日の本祭では、13基の曳山が街を巡行し、所望やちまきの撒きなどが行われる。また、滋賀のグルメを楽しめる「滋賀 食の祭典 in浜大津 2014」も開催される。
さらに読む ⇒特定非営利活動法人 大津祭曳山連盟のHome出典/画像元: http://www.otsu-matsuri.jp/nagaesyu/2014/10/11/post-18.php今年はどんな曳山が見られるのか楽しみですね。
大津祭は、滋賀県大津市の天孫神社の祭礼で、毎年10月に開催される国の重要無形民族文化財に指定されているお祭りです。
2024年の日程と見どころは下記の通りです。
日程 2024年10月12日(土)~13日(日)山建て 10月6日(日)宵宮 10月12日(土)夕方~2100頃本祭 10月13日(日)0900~1730頃見どころ13台の曳山(ひきやま)は、ゴブラン織りの見送り幕や黄金の装飾金具で飾られた豪華なものです。
宵宮には、提灯の明かりに浮かび上がる曳山は幻想的で美しく、街頭と提灯の灯りの中で響く祭り囃子が風情を醸し出します。
本祭では、曳山が市街地を巡行し、それぞれの曳山が披露する見事なからくりが見どころです。
鑑賞ポイント曳山は昼と夜で違った魅力があります。
曳山が狭い路地を通る際には、信号が自動で閉じられます。
有料観覧席は、駅や中央通り付近にあります。
その他大津祭では、ちまきが販売されます。
曳山展示館で、曳山をゆっくり見学できます。
大津祭周辺には、美味しいランチやお食事処があります。
滋賀食の祭典では、グルメを味わえます。
アクセスは、JR大津駅が最寄りの駅です。
駐車場は、周辺に有料駐車場があります。
交通規制が実施されますので、ご注意ください。
13基の曳山って、全部見て回るの大変そう!
大津祭の曳山:西行桜狸山、猩々山、西王母山など
それでは、大津祭の曳山をいくつかご紹介しましょう。

✅ 大津祭本祭は、宵宮の翌日に開催され、13基の曳山が天孫神社から出発し、街を巡行します。
✅ 巡行中は、各曳山が「所望」と呼ばれる場所でカラクリを披露し、12時~13時45分には中央大通りの曳山展示場所に集合します。
✅ 本祭では、曳山巡行、辻回し、カラクリなどが見どころで、17時30分に巡行が終了します。
さらに読む ⇒ 京都観光研究所ブログ!出典/画像元: https://blog.kyotokk.com/20221012/0554-42/15928/からくり人形の動きが楽しみですね。
西行桜狸山(さいぎょうざくらたぬきやま)は、寛永12年(1635)に創建され、塩屋治兵衛の狸面の伝承を持ちます。
明暦2年に西行法師が桜の精(仙人)と問答を交わす熊の人形を用いるようになり、西行桜狸山と改名されました。
狸は屋上に載せられ、祭の先導と守護を担うようになり、祭日の天気を守る役割を担っています。
毎年、くじとらずで先頭を巡行し、所望では花の中から仙人が現れ、西行法師と問答を交わします。
猩々山(しょうじょうやま)は、寛永14年(1637)に創建され、能楽の「猩々」をモチーフとしています。
唐の国の揚子の里に住む高風の親孝行な話に由来し、猩々から酒の壺を与えられたという伝説に基づいています。
所望では、高風の酌で猩々が酒を飲む様子が表現されます。
西王母山(せいおうぼざん)は、明暦2年(1656)に創建され、崑崙山に住む西王母が天女とともに舞い降り、桃の実を捧げて長寿を祝うという伝説に基づいています。
桃太郎の説話が加味され、「桃山」とも呼ばれています。
所望では、桃が割れて中から童子が生まれる様子が表現されます。
神功皇后山(じんぐうこうごうやま)は、寛延2年(1749)に創建され、神宮皇后が戦に先立ち、肥前国松浦で鮎を釣り、戦勝を占ったという伝説にちなみます。
安産の山として信仰されており、所望では皇后が岩に弓で字を書く所作で、文字が現れるからくりが特徴です。
月宮殿山(げっきゅうでんざん)は、安永5年(1776)に創建され、謡曲の鶴亀(喜多流では月宮殿)をモチーフとしています。
唐の皇帝が春を祝う会を催したという故事に基づいており、「鶴亀山」とも呼ばれています。
所望では、鶴と亀の冠りをつけた男女の舞人が皇帝の前で舞う様子が表現されます。
見送り幕は、トロイ落城の情景を描いたゴブラン織りで、国の重要文化財に指定されています。
どれも個性的な曳山ですね。
大津祭の曳山:郭巨山、西宮蛭子山、龍門滝山など
続いて、他の曳山についてご紹介します。
公開日:2019/10/13

✅ 台風一過の秋空の下、大津祭が開催され、13基の曳山が市内を巡行しました。
✅ 曳山には、新しく復元・新調された「石橋山」や「西行桜狸山」などがあり、多くの人が集まりました。
✅ 曳山から投げられる厄よけの「ちまき」を求めて、多くの人が手を伸ばし、祭りは活気に満ち溢れていました。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/graphs/20191013/mpj/00m/040/004000f/20191013k0000m040292000p伝統を守り続けるのは大変だろうけど、素晴らしいですね。
郭巨山(かっきょやま)は、元禄6年(1693)に創建され、「釜堀山」とも呼ばれています。
中国二十四孝の一人、郭巨が貧しさから子供を土中に埋めようと穴を掘ったところ、黄金の釜が出てきたという故事に基づいています。
所望では、郭巨が穴を掘り、黄金の釜を掘り出す様子が表現されます。
西宮蛭子山(にしのみやえびすやま)は、万治元年(1658)に創建され、古くから西宮の蛭子様を祀っていました。
鯛を釣り上げたえびすさんに商売繁盛を祈願する山として知られています。
「鯛釣山」とも呼ばれ、所望ではえびすさんが鯛を釣り上げる様子が表現されます。
龍門滝山(りゅうもんたきやま)は、享保2年(1717)に創建され、黄河の上流の竜門山の滝に由来しています。
鯉が滝を登り、龍になるという伝説に基づいています。
「鯉山」とも呼ばれ、所望では鯉が龍門の滝を登る様子が表現されます。
鯉のからくりは宝暦12年(1762)在銘で、わが国最古のものです。
見送り幕「トロイアの陥落図」は、ゴブラン織りで国の重要文化財に指定されています。
殺生石山(せっしょうせきざん)は、延宝元年(1673)に創建され、能楽の殺生石をモチーフとしています。
鳥羽院に寵愛された玉藻前が、実は狐で帝の生命を奪おうとしていたという伝説に基づいています。
「玄翁山」とも呼ばれ、所望では玄翁和尚の法力によって石が割れ、玉藻前の顔が狐に変わる様子が表現されます。
源氏山(げんじやま)は、享保3年(1718)に創建され、紫式部が石山寺において「源氏物語」を書いたという伝承にちなんでいます。
曳山全体が平安の昔をしのばせる造りになっており、所望では石山をかたどった岩の中から、潮汲み馬、御所車、かさ持ち、木履持ちなどが現れる様子が表現されます。
龍門滝山は、鯉が龍になる話だっけ?
大津祭のイベント情報と曳山巡行順
大津祭のイベント情報と曳山巡行順についてお話します。

✅ 「大津祭」は滋賀県大津市で行われる伝統的な祭りで、精巧なからくり人形が特徴の曳山が街を練り歩く様子が見どころです。
✅ 2023年の大津祭では、13基の曳山が巡行し、それぞれ異なるからくり人形を披露します。各曳山のからくりは、日本の伝説や物語を題材にしており、見応えがあります。
✅ 大津祭の地図を入手すれば、曳山巡行のルートや時間、からくり人形の場所などがわかりやすく、効率的に祭りを楽しむことができます。また、天孫神社で行われる「くじ改め」も見学ポイントです。
さらに読む ⇒オマツリジャパン出典/画像元: https://omatsurijapan.com/blog/ohtsumatsuri-honmatsuri/巡行順が毎年違うんですね。
郭巨山は、大津祭の曳山の一つで、中国の二十四孝の故事である郭巨の物語を題材としたものです。
この山は、元禄6年(1693年)に作られたとされ、その後何度か修理や改修が行われています。
郭巨山は、前後唐破風造りの三輪山で、格天井には金箔置の草花彫刻が施されています。
人形は、郭巨、妻、そして童児の3体で構成され、郭巨は鍬を上げて地面を掘る仕草をしています。
郭巨山の所望は、郭巨が鍬で地面を掘ると黄金の釜が出現するというものです。
この所望は、郭巨の親孝行心を表現しています。
郭巨山は、豪華な装飾と精巧な作りが特徴で、大津祭の曳山の中でも特に注目すべき山の一つです。
京都外国語大学の学生が企画した「このまち、こんなにおもしろい!学生が解き明かす大津祭!」が、2024年9月8日から11月2日まで大津祭曳山展示館2階で開催されます。
この企画展は、学生が毎年行っている中堀町の孔明祈水山の綱方ボランティアを通じて感じた、大津の面白さを地元の人々に再発見してもらいたいという想いを形にしたものです。
展示内容は、大津祭の歴史や伝統を写真や映像で紹介する「今昔大津祭写真展示」「映像展示「大津の歴史と伝統を繋ぐ、本学学生の支援活動」」、大津祭に関する貴重な資料である「百福(旧幕)」「四宮祭礼牽山永代伝記」「令和4年大津祭曳山祭礼記」などを展示するなど、大津祭の魅力を多角的に紹介する内容となっています。
開催時間は900~1800、入館料は大人150円、子供70円です。
駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用ください。
2024年10月6日(日)に開催される「日程山建て」では、江戸時代から受け継がれた曳山が組み上げられ、その技を見学できます。
昼からは曳き初めが行われ、各町内が順番にお囃子を奏でながら曳山を曳きます。
10月12日(土)の宵宮には、昼1時頃に宵宮引きが行われ、夕方6時からは提灯に照らされた曳山が美しく輝き、多くの人で賑わいます。
10月13日(日)の本祭では、13基の曳山が大津の市街地を巡行し、見事な「からくり」を披露します。
特設ちま吉センターでは、限定グッズやちま吉スタンプラリーのプレゼントがもらえます。
令和6年大津祭曳山巡行の本鬮順が発表されました。
巡行順は以下の通りです。
1. 鍛冶屋町 - 源氏山2. 玉屋町 - 湯立山3. 南保町 - 猩々山4. 白玉町 - 西宮蛭子山5. 中堀町 - 孔明祈水山6. 太間町 - 龍門滝山7. 猟師町 - 神功皇后山8. 後在家町・下小唐崎町 - 郭巨山9. 上京町 - 月宮殿山10. 柳町 - 殺生石山11. 丸屋町 - 西王母山12. 湊町 - 石橋山今年の巡行順は、例年と異なる順番となっています。
曳山巡行は、大津祭のハイライトであり、多くの観光客が訪れます。
曳山が街を練り歩く様子は、非常に壮観です。
今年は、どの曳山が一番人気なのかな?
大津祭は、歴史と伝統、そして華やかさを兼ね備えた魅力的なお祭りですね。
💡 大津祭は、13基の曳山が街を練り歩く、歴史と伝統のあるお祭りです。
💡 曳山には、精巧なからくり人形が搭載されており、見どころの一つです。
💡 大津祭は、毎年10月に開催され、多くの観光客で賑わいます。