ダイムラー・コーポレーション破産！不動産クラウドファンディングの闇？投資家への影響と今後の対策とは？高利回りの先に潜むリスク：ダイムラー・コーポレーション破産

それでは、まず今回の破産に至った経緯と、そこから私たちが学ぶべき教訓を、分かりやすく解説していきます。

破産と混乱の始まり

2024年、不動産クラウドファンディングを手掛けていた（株）ダイムラー・コーポレーションが破産しました。

一体何が原因で、投資家たちはどのような影響を受けたのでしょうか？。

株）ダイムラー・コーポレーション

✅ 不動産コンサルティングなどを手掛けていた（株）ダイムラー・コーポレーションが、横浜地裁より破産開始決定を受けた。

✅ 負債総額は約3億3000万円で、債権者は約300名。

✅ 社長の死去や競合激化などにより経営が悪化し、事業継続が困難となったことが破産の原因。

さらに読む ⇒東京商工リサーチ出典/画像元: https://www.tsr-net.co.jp/news/tsr/detail/1201589_1521.html

破産という事態は、投資家にとって非常に大きな問題です。

発表が遅れたことや、詳細が不明な点も、更なる不安を煽る原因になっています。

2025年7月、筆者は横浜地方裁判所から「破産手続開始決定通知書」を受け取り、株式会社ダイムラー・コーポレーションの破産を知ることになりました。

同社は不動産クラウドファンディング事業者であり、多くの投資家から資金を集めていました。

しかし、破産に関する公式発表はなく、投資家の間では大きな混乱が広がっています。

これはまさに、現代版の錬金術詐欺だな！高利回りの裏には、必ず落とし穴があるんだよ。投資家はもっと慎重になるべきだ！

ダイムラー・コーポレーションの実態

ダイムラー・コーポレーションが提供していた「DAIMLAR FUND」の実態に迫ります。

高利回りの裏側にはどんなリスクが潜んでいたのでしょうか？。

DAIMLAR FUND（ダイムラーファンド）を徹底分析！評判・口コミ・出金手数料など

✅ DAIMLAR FUNDは、民泊関連や開発案件を中心とした高利回り（約6%～10%）の不動産クラウドファンディングサービスを提供しています。

✅ 運営会社は株式会社ダイムラー・コーポレーションで、優先劣後方式を採用していますが、役員の経歴や決算情報など、公開情報が少ないため信頼度は低めです。

✅ 小規模不動産特定共同事業者であり、総ファンド募集額や投資家1人あたりの出資額に制限があるため、大規模な運用には向いていません。

さらに読む ⇒不動産クラファンの完全比較｜ふどクラ研究所（55社）出典/画像元: https://www.fudocf.com/company-detail/44.html

少額からの投資が可能で、高利回りを謳っていた点が、投資を集めた要因でしょう。

しかし、情報公開の少なさが、信頼性を損なう結果となりました。

ダイムラー・コーポレーションは神奈川県に拠点を置き、不動産小口化商品である「DAIMLARFUND（ダイムラーファンド）」を提供していました。

平均8%を超える高利回りを謳い、中には12%の利回りのファンドも存在しました。

同社は、神奈川県横浜市に本社を構え、代表取締役は大村昌慶氏が務めていました。

大村氏は不動産に関する豊富な資格と経験を持ち、不動産投資コンサルタントとしても活動していました。

ダイムラーファンドは、投資家から集めた資金で土地を購入し、解体後に業者へ売却することで利益を得る仕組みで、主な投資対象は沖縄県や神奈川県の土地でした。

過去には4.1億円の償還実績もあったものの、破産手続き開始時点で約9700万円の出資金が運用されていました。

あらまあ、利回り8%超えって言うのは、ちょっと胡散臭いよね。ちゃんと情報公開されてないのも、怖いし。投資は自己責任だけど、やっぱりちゃんと調べないとね！