Diamond Edge Logo Menu opener

東北新幹線『はやぶさ・こまち』連結トラブル、原因と対策は?連続する連結分離、原因不明のまま対策を急ぐ

東北新幹線で連結分離事故が多発!非常時スイッチ誤作動から始まり、ついに上野駅でも分離。JR東日本は一時連結運転中止に。原因は金属くず、そして電気系統の共通基板? 運転室レバー固定は人的ミス誘発も。安全不安の声高まる中、電気系統異常対策システム導入へ。30年以上無事故の新幹線で起きた異例の事態、根本原因解明と信頼回復への道は?

東北新幹線『はやぶさ・こまち』連結トラブル、原因と対策は?連続する連結分離、原因不明のまま対策を急ぐ

📘 この記事で分かる事!

💡 東北新幹線で発生した『はやぶさ・こまち』の連結分離トラブルの詳細を解説します。

💡 原因究明と対策の進捗状況、そしてJR東日本の対応について詳しく見ていきます。

💡 利用者への影響、今後の課題、そして安全対策の強化について考察します。

今回は、東北新幹線で発生した連結分離トラブルについて、原因、対策、そして今後の課題を掘り下げていきます。

連続する連結トラブルと運休からの再開

新幹線連結分離事故!JR東日本の対応は?

試験走行を経て連結運転を再開。

2024年9月と2025年3月に発生した、東北新幹線『はやぶさ・こまち』の連結分離。

原因不明のまま、JR東日本は再発防止に努めています。

東北・山形・秋田新幹線「併結中止」分離トラブル2度目、重大インシデント認定

公開日:2025/03/10

東北・山形・秋田新幹線「併結中止」分離トラブル2度目、重大インシデント認定

✅ 東北新幹線の上野~大宮間を走行中の東北・秋田新幹線「はやぶさ・こまち」が併結運転中に分離するトラブルが2度発生し、JR東日本は原因判明まで併結運転を中止。

✅ トラブルにより、東北新幹線を含む各新幹線の運転が見合わせとなり、ダイヤに影響が出た。国の運輸安全委員会も重大インシデントとして調査を開始。

✅ JR東日本は、今回のトラブルについて謝罪し、原因究明と必要な対策を行うことを発表。山形・秋田新幹線では折り返し運転を実施。

さらに読む ⇒ 鉄道ニュース【鉄道プレスネット】出典/画像元: https://news.railway-pressnet.com/archives/73806

2度の連結分離トラブルは、利用者の安全への不安を大きくしました。

運転再開後も、不安の声が絶えない状況です。

2024年9月、東北新幹線で連結分離事象が発生し、当初は非常時用のスイッチの誤作動が原因とされました。

2025年3月6日には、上野駅付近を走行中の「はやぶさ・こまち21号」で連結部が分離し緊急停止する事故が発生

これにより、JR東日本は連結運転を一時中止せざるを得なくなりました。

この事態を受け、3月14日には試験走行を経て連結運転が再開されましたが、利用客の間には安全への不安の声が広がりました。

これはヒドイな!せっかくの移動が、こんなことで台無しになったら、たまったもんじゃない!でも、JR東日本には、しっかり原因を究明して、安全な運行をしてもらわないと、困るよな!

解明されない原因と暫定的な対策

事故原因は?根本原因はいまだ特定されず?

基板の共通性と、人的ミス誘発の対策。

原因が特定されないまま、金属片や電気系統の問題が疑われる今回のトラブル。

JR東日本は、暫定的な対策を講じながら、根本原因の解明を目指しています。

スイッチ裏の金属片が原因か 東北新幹線の連結外れ―JR東日本:時事ドットコム

公開日:2024/09/26

スイッチ裏の金属片が原因か 東北新幹線の連結外れ―JR東日本:時事ドットコム

✅ 東北新幹線「はやぶさ・こまち6号」の連結が走行中に外れるトラブルが発生し、こまちの運転台スイッチ裏側から金属片が発見された。金属片が原因で異常な電気の流れが生じ、連結が解除されたとみられている。

✅ 同様の金属片が他のE6系10編成でも見つかり、JR東日本は連結運転を行う新幹線全96編成の調査を実施。再発防止のため、スイッチから配線を外す対応を決定した。

✅ 今回のトラブルでJR東日本は謝罪し、再発防止に向けてメーカーと協力して対策を講じるとしている。この影響で東北新幹線は一時全線で運転を見合わせ、約4万5000人に影響が出た。

さらに読む ⇒時事ドットコム:時事通信社が運営するニュースサイト出典/画像元: https://www.jiji.com/jc/article?k=2024092600904&g=soc

金属片が見つかったものの、原因は特定されず、根本的な解決には至っていません。

安全確保のため、更なる対策が求められます。

最初の事故の原因は、金属くずによるものとされましたが、その後の調査で電気信号を送る基板が共通していたことが判明しました。

JR東日本は、当面の対策として運転室内の空気管開閉器のレバーを金具で固定する措置を講じましたが、これは人的ミスを誘発する可能性も指摘されています。

運輸安全委員会とJR東日本内の専門調査委員会が原因調査を進めていますが、根本原因の特定には至っていません。

あら〜、また原因が特定されんとは、困ったもんだねぇ。金属片見つけたくらいじゃ、ダメなんだね〜。早く原因を突き止めて、安心して乗れるようにしてほしいもんだ。

次のページを読む ⇒

JR東日本、新幹線安全対策強化!異常信号による連結分離を阻止する新システム導入へ。信頼回復に向け、原因究明と二重系統化も検討。