2024年春闘、活発な賃上げは成功のカギ?各社の事例と今後の展望を探る!大手企業から中小企業まで、広がる賃上げの波
2024年春闘、賃上げラッシュ!JR九州、日本郵政、ヤマハなど、各社が過去最大級の賃上げを発表。人材確保と社員のモチベーション向上を目指し、活発な動きが加速。サッポロビールは過去最高のベアを実施。中小企業は課題も抱えつつ、賃上げの波に乗る。持続的な賃上げと企業成長のカギは、人材投資と市場変化への柔軟な対応。
💡 日本郵政グループがベースアップを実施。郵政民営化後最大の賃上げ。
💡 中小企業の約3分の2が賃上げを実施。社員のモチベーション向上を理由に。
💡 サッポロビールが過去最高のベアを実施。人材への投資を重視。
本日は、2024年の春闘における賃上げの動向について、詳しく見ていきましょう。
各社の具体的な事例を通して、その意義や今後の展望を探ります。
春闘の幕開けと広がる賃上げの波
2024年春闘、何がすごい? 賃上げラッシュ?
賃上げ活発! 過去最大や満額回答も!
2024年春闘は、活発な賃上げの動きで幕を開けました。
各企業が労使交渉の結果を発表し、賃上げに向けた動きが加速しています。
具体的な事例を見ていきましょう。
公開日:2024/03/15

✅ 日本郵政グループは2024年春闘で、正社員の月給を1.7%にあたる月5100円のベースアップを実施し、郵政民営化後最大だった前年の4800円を上回った。
✅ 特別一時金を支給し、定期昇給も含めると4.0%の賃金改善となる。一時金はゆうちょ銀行が4.4カ月分、日本郵政、日本郵便、かんぽ生命の3社は4.3カ月分。
✅ 今春闘で日本郵政は労組に対し、人事制度の大幅な見直しに向け、定期昇給の廃止も含めて労使間で協議していく考えを示している。
さらに読む ⇒朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/ASS3H4FJ3S3HULFA01N.html様々な企業で賃上げが実現しているのは、素晴らしいですね。
JR九州やヤマハのように、積極的に賃上げを実施している企業がある一方で、日本郵政グループは定期昇給の廃止も検討しているとは、興味深いですね。
2024年の春闘は、活発な賃上げの動きで幕を開けました。
3月12日から14日にかけて、JR九州、全労連、日本郵政グループ、九州電力、UAゼンセン、ヤマハ、すかいらーくHDなど、様々な企業や労働組合が相次いで交渉結果を発表し、賃上げの動きが加速しました。
JR九州は若年層に手厚いベアと一時金支給、日本郵政グループは民営化後最大のベア、ヤマハは過去最高の賃上げを実現するなど、各社様々な形で賃上げを実施しています。
すかいらーくHDは3年連続の満額回答という結果でした。
これらの動きは、労使交渉による賃上げが活発化し、賃上げの定着への期待を高めています。
素晴らしいですね!日本郵政グループの動きは、市場の変化に対応するための大きな一歩と言えるでしょう。賃上げは、企業の成長を加速させるエンジンですからね!
中小企業の賃上げ事情と懸念事項
中小企業の賃上げ、何割が実施?主な理由は?
正社員66%、人材確保!課題も。
中小企業の賃上げ事情はどうでしょうか。
エン・ジャパンの調査によると、約3分の2の企業が賃上げを実施しています。
その背景や課題、そして具体的な事例を見ていきましょう。

✅ エン・ジャパンの調査によると、2023年度以降に中小企業の約3分の2が賃上げを実施し、賃上げ幅のボリュームゾーンは5,000円~9,999円であった。
✅ 賃上げを実施した理由として最も多かったのは「社員のモチベーション向上」で、人材確保や物価上昇への対応も理由として挙げられた。
✅ 賃上げに関する課題として、採用難度の向上や対象外社員のモチベーション低下、利益率の減少などが挙げられている。
さらに読む ⇒HRプロ - 日本最大級の人事ポータル出典/画像元: https://www.hrpro.co.jp/trend_news.php?news_no=3426中小企業でも賃上げが進んでいるのは良いことですが、様々な課題があるのは気になりますね。
特に、人材確保競争が激化している中で、いかに優秀な人材を確保し、定着させるかが重要になってきますね。
エン・ジャパンによる中小企業を対象とした調査では、2023年4月以降、正社員の66%、アルバイト・パートの51%が賃上げを実施したことが明らかになりました。
正社員の賃上げ額は月給5000円~9999円が多く、アルバイト・パートでは時給70円以上が最多でした。
賃上げの主な理由は、社員のモチベーション向上と人材確保・採用です。
一方で、同業他社の賃上げによる採用難易度の上昇、賃上げ対象外の社員のモチベーション低下、価格転嫁の難しさによる利益率の減少など、中小企業は賃上げに関する様々な課題を抱えています。
あー、でもね、中小企業って大変よね。賃上げしても、価格転嫁できなくて利益減っちゃうとか、よく聞く話だし。でも社員のモチベーション上げるために頑張ってるんでしょ?応援したいわ。
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サッポロビール、過去最高の6.4%賃上げで労使妥結!月1.5万円ベア、初任給もUP。人材投資で持続的成長へ。活発な春闘、企業の活性化に期待。